「テクノロジーで補えないもの」本心 まっちゃまるさんの映画レビュー(感想・評価)
テクノロジーで補えないもの
すぐそこに来る未来のような、もう始まっているような世界。ただ、改めて感じたのは、技術が進歩しようが、AIが日常を運営しようとも、人の心に関する事は人にしか理解出来ない、また人が関わり続けなければならないことだという事。使う側使われる側、のような格差も描かれていて胸が痛む。
原作を読んで自ら映画化を望んだという池松壮亮の本人であるかのような演技、他全てのキャストが自然で、説得力のようなものを感じ入ってしまった。どんなに自動化やらAi運用やらが進んでも、人の心が大切であることは変わらないと実感出来る作品。
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