「ちょっと思ってたのと違った」本心 ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと思ってたのと違った
原作は「マチネの終わりに」「ある男」の平野啓一郎。今作は原作読めず😑鑑賞後、本来はどう描かれているのか読んでみたくなった。前者2作は読んで映画も良かったので、平野作品結構好きで今回も期待していた。
VF技術を駆使して会いたい人に会ったり、リアルアバターとして生計を立てる&依頼する人が珍しくない、今より少し未来が舞台。
母と二人で暮らしてきた主人公・朔也だが、ある日母が国に認められた自由死を選択実行する。母の本心を知るために彼女のVFを作成依頼し…という話。
最初はファンタジー?SF ?と思いながら見た。
途中、話の支障ないところで睡魔に襲われてしまったのもありますが...(+_+)
題材は面白いが、エピソードがいくつかあって、ややまとまりなく感じた。
母との事が主軸のわりに、岸本とか三好さんとかイフィーのそれぞれの話も同じレベルで描かれ、結局はラストの再生母とのやり取りが言いたいことなのだろうけど、とってつけたように感じてしまった。で、…本心は?
ただ、近い将来こんな世の中になるのかという点では興味深く、川縁に集まるリアルアバターバイト集団?はUberの人たちみたいだった。いい面ばかりではないので悪質なクライアントが描かれたのはよかったけど(酷すぎだが)、テクノロジーの進化は、益々人間をおかしくしているのではないだろうか。。
皆さん書かれてますが、窪田正孝君がどこに出てたのかわからなかった。思わず検索。
今年は三吉さん、江口さん、河合さんの胸を見せる場面が出てビックリが続いた年かも!
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