「「お母さん!」池松荘亮と三吉彩花の熱演が光る傑作」本心 ゆきとうさんの映画レビュー(感想・評価)
「お母さん!」池松荘亮と三吉彩花の熱演が光る傑作
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原作は読んでいませんが、やはり平野啓一郎は、非凡な才能の持ち主であると感じました。
個人的な感想です。
ポイントは主人公の朔也が前科持ちで、就職や結婚に障壁があったことだと思います。この状況から秋子が朔也に望む本心は、普遍的なものに帰着していたのでしょう。ラストは涙なしでは見ることができませんでした。
池松さんのセリフの一言一言が強烈に心に残り、三吉さんの演技も次第に引き込まれていきました。
本作はVF(ヴァーチャル・フィギュア)やリアル・アバター以外にも自由死の制度にも触れており、2025年問題が迫っている今、タイムリーで注目すべき映画だと思います。
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