「生まれ変われる」ナイトマン 夜の殺人者 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
生まれ変われる
空き家となった夫の実家に越してきた夫婦だが、その土地は過去にとんでもない秘密があり…といった物語。
序盤はマッタリとした静かな展開ながらも、アレックスの悪夢の話から双子と妖精の昔話、行方不明の老婆、ヤバそうな狩人たち…と中々に興味を惹かれる展開。
中盤からは夢遊病展開。
正気を失っているのはダミアン?実はアレックス!?
…な、何とも不穏な感じには惹きこまれたけどなぁ。
終盤からは何かと省かれている印象。事が大きく動き出して目が離せなくなるが、行方不明老婆等、上述の要素に時間を割きながらも…え、ポッと出のアンタが!?いきなり何!?
ここら辺は序盤の伏線が上手く活かされていないというか…。そしてどうやって天井裏まで運んだのだろう…。あれやこれやあったけど、結局食卓で話したことが全てなのね。凄く良い感じだった院の影が薄くなってないか!?
んで、結局アレックスの悪夢とかも何だったのか!?
ミステリー要素満載のヒューマンホラーと言った感じで、雰囲気も凄く良かっただけに、後半の端折り感とツッコミ所の印象が強く…毎年何だかんだでカリコレから1作は見つかる☆4.5の超掘り出し物になるポテンシャルはあったと思うのだが。。
そして最後産まれてくるのは絶対に双子だと思ったが(笑)
そういう意味で非常に惜しい作品だった。
とは言え、充分に面白くはありましたが。
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