劇場版ドクターXのレビュー・感想・評価
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ナルシスティックな脚本
TVシリーズは見てない。
あまり興味はそそられなかったんだけど、西田さんを観れる最後かもなと思い鑑賞。
しっかり声量もあり、お元気な姿だった。
ど頭のエピソードからして、漫画よりも漫画っぽい話だなと萎える。
主役の登場時はブーツから映し出される。このピカピカに磨き上げられたブーツを見た時にこの映画は外れだと直感する。
リアルを撮る気はないんだなと。どっかの坑道に連れてこられて舗装されてる道でもないのに、砂で汚れてもいない…何を勘違いしとんだ、このボンクラどもは。
いきなり出てきた女が手術を乗っ取る。軍のフォローもなかったように思うので、予定調和満載だ。
初めましてなので、キャラも分からないし相関関係も分からない。
全編通して思うのは、コイツら調子乗ってんなだった。演出、プロデューサーは特に調子乗ってんなと思う。
まぁ、茶番の多い事多い事…。
ファン目線だと待ってましたなのかしら?
テンション上げ上げな大門がイタイんだけど…。
「御意?」と疑問を呈す研修医に全員身を乗り出して睨みつけるとか、バカなんじゃないの?
ラストの心臓移植に踏み切る台詞のやり取りとか、白々しいったらありゃしない。
それに大門と城之内以外なんで泣いてんの?むしろお前ら出てけよ。
大門さん、あなたに医者としての良心があるのなら、同罪にも問われそうな同僚達を退出させるくらいの配慮がないとダメなんじゃないの?
城之内くらいは残ってていいけども。
患者の足にへのへのもへじ書くとかさぁ…もう、後で動かす気満載じゃんよ?患者の足の裏とか普段から出てんのかよ?普通は布団の中にあるもんじゃないの?
ずうずずうしいという厚顔無恥というか、やってて恥ずかしくないのかな?
あれか?
演出家がこうって言ったら現場は「御意」って言ってんのか?腐ってると定義付けた医療業界の腐敗を地でやってんだな。
周年記念とかで予算はあるんだろうと思う。けどTVマンの悪しき風習というかノリというかを見せつけられた感じ。お茶の間に向けてやってくれよ。映画館でやったって思うような興行成績は上げられないって。
色々言いたりないけども、ナルシスティックな脚本に胃もたれしかしない。
完結に相応しい内容。
脚本が弱くて映画作品としては残念な一本
スクリーンで観るには、いささか(かなり?)寂しい作品でした。本作は、評価子には。
この手のドラマには欠かせない手術室のシーンも、肝心のその手術室にシズル感が乏しく、単に天上から無影灯を吊し、それらしく医療機器を据え付けただけのようにも見受けられました。
大学病院の閉鎖性、権力性の問題も、さもありなんの「焼き直し」の感が否めず、ありきたりの表現の範囲を超えていなかったと思います。
そして、けっきょく最後に多可人の新開発の人工心臓が用いられるのであれば、晶の心臓を比呂人に移植する必然性は感じられず、最初から件(くだん)の人工心臓を比呂人に使用すれば、晶に対する摘出手術はそもそもが必要がなかったのではないかと思うと、既にこの一点において、本作の脚本は破綻してしまっているのではないかとも、評論子には思われました。
そもそも工業的に製作された人工心臓に適合性の問題が出てくるとも思われませんが、百歩譲ってその点はさて措くとしても、比呂人には人工心臓の適応がなかったなとの脚本上の手当ては、何らなされていません。
その点に配慮がなかったのであれば、脚本として「底が浅い」といわなければなりませんし、せっかくの大門医師の臨機応変の措置も、物語(ストーリー)としては、まったく活きてこないと思います。
「見せ場」である手術シーンに注力するあまり、脚本の練り込みを怠ってしまったと評したら、それは指摘として厳しすぎるでしょうか。
反対に言えば、その点に脚本上の伏線がちゃんと敷かれていて、比呂人に対する晶の心臓の移植手術の施行に当たって、その伏線が見事に回収されていれば、ドラマとして、どれほど盛り上がったことでしょうか。
その点の演出が全くなっていなかった本作は、「ドクターX」という看板だけで、テレビドラマのファンを劇場に誘客するだけのことだったと評せざるを得ません。
実に、惜しまれると、評論子は思います。
以上のような次第で、本作の大門医師が、専門医としての自信にあふれ、その実績としても要人を含む多数の人命を救って来ており、その自負が(それは決して「傲慢さ」というものではなく)例の決めゼリフであることを最大限に加点したとしても、なお結局のところ、良作としての評価も難しく、残念な一本になってしまったと、評論子は思います。
(追記)
市井の病院は、言ってしまえば「営利企業」に過ぎないわけですからら、手のかかる患者・リスクの高い患者は、とかく大学病院に転送したがるとも聞き及びます。
治療の内容によって決まった診療報酬しか得られないので、そういう患者は(彼・彼女らも生身の人間であっても)「お荷物」でしかないからでしょう。
実際、医療機器やスタッフが充実している大学病院でなければ出来ない治療もあることは、紛れもない事実です。
そして、大学病院の経営の非効率さは、とかく問題にされがちですけれども。
しかし、私立であってもあまり採算ということを考えず、どんな患者でも転送されて来れば、ベッドが空いている限り、無差別に受け入れるという点では、それらの患者には「最後の砦」「最後の縁(よすが)」であることも、間違いがありません。
当の大学病院の医師たちも「近隣の病院から回されて来るのは、こんなクランケ(患者)ばっかだよ」と言葉ではボヤきつつも、その使命を、ちゃんと認識しているようでもあります。
せっかく、そういう大学病院が舞台となっていながら、単に「非効率で、思い切ったリストラが必要な組織」としてだけ描かれて、大学病院の別の一面を少しも窺うことができなかったことも、本作についての「一抹の寂しさ」でもあったと、評論子は思いました。
そんな背景にもお構いなしに、ただ只管(ひたすら)かの有名な決めゼリフに持っていくためだけかのような強引なストーリー展開にも、鼻白む思いがしました。
(追記)
往年のテレビドラマファンで、本作の公開を心待ちになさっていた方々にはたいへん申し訳のないレビューになってしまいましたけれども。
映画の評は自由ということに免じて、ご海容願えればと思います。
みちこさんを僕にください
西田敏行の遺作になってしまった😭
12年にわたり、シーズン7まで作られたテレビ朝日の人気医療ドラマ。
その幕引きの劇場版ファイナル。
東帝大学理事長の蛭間役の西田敏行が神原(岸部一徳)に
「みちこさんを僕にください」
「先生には奥さまがいらっしゃるじゃないですか」
釣りバカ日誌のハマちゃんの奥さんも、そういや、みちこさんだった。
遺作の名(迷)セリフなってしまった。
さよなら〜😭 ハマちゃ~ん😭
大門未知子は広島県の呉出身。
田中圭が銚子あたりの港で釣りしてるところにゴムボートから上陸。ゴジラは昼から生ビール
あんたがたタフマンの伊東四朗は釣り堀で釣り。
ヒキガエルのカラダの粘液には毒があります。内臓には寄生虫がいるので、小学生が解剖実習するのはとてもリスキー。麻酔のクロロフォルムにも発がん性があるし。
昔、小学校でフナの解剖をした記憶があります。すでにお亡くなりになっていました。クロロホルムの匂いがきつかったですね。給食の前はやめてほしかった。
ウミガメじゃないんだから、ヒキガエルは海岸の砂浜ではなく、山の方に逃がしてあげてね
一卵性双生児の比呂人と多加人の秘密。
神原晶(岸部一徳)が30年前に外人医師らと子宮内胎児手術をしていた。一卵性双生児で一つの胎盤を共有している場合は双胎間輸血症候群が生じるので、胎児鏡下胎盤吻合血管レーザー凝固術 をしていた。
一卵性双生児なので、片方だけに重症の心臓奇形が起こるのは考えにくい。
朝鮮戦争時には米軍兵の遺体の修復バイトを日本の軍医や医学生がしていたらしいが、神原晶は大門未知子と南米の内戦状態の野戦病院で実践技術向上の特訓をしていた。
師弟関係。努力家。
ちょっとカリスマ性がダウン。
大門未知子のように権威に逆らい、群れず、フリーランスの外科医として飄々と世間を渡る姿は垂涎モノの抜群のスタイルと真っ赤なピンヒールと合わせて、このドラマのキモ。
しかしながら、手術は高度になるほどチームワークなしには成り立たない。月に200件の執刀で年収8000万。大リーガーの方が楽じゃ。
24時間体制の手術室運営で真っ先に破綻するのは外科医ではなくて麻酔科医。過労がたたり、病院の個室トイレで自分で薬を打って自殺する方が続出した時期がありました。内田有紀ひとりではどうにもならない。女子会よろしく、銭湯で仲良く入浴する余裕なんてありません。
あのレトロな銭湯はまさに都会のオアシス。ほっとします。
ウオーターフロントのガラス張りの大病院。きれいな手術室はおおかたCGでしょう。
機械出しの看護師役は今田美桜ちゃん。
目のぱっちりした美人さんはマスクをするとみんなクレオパトラになります。
手術室マジック🤩
生々しい血をみながらのお仕事がエロい妄想をより掻き立てます。
手術器具は必要最低限で、鑷子(ピンセット)、ケリー、メッツェン(鋏)、ブルドック鉗子ぐらいでした。手術場面はかなり安っぽかった。目力はすごかったけど、手を動かしてないけど、あのハサミの持ち方は只者ではありません。
肝裂傷で肝移植。止血して縫えばいいのに。3日たった死体の色の悪〜い肝臓やめて〜
ジャンボ鶴田も大門未知子がいたら助かったのにって思いましたわ。
三池監督の初恋で転がった染谷将太のクビもつなげてよ〜
医療ドラマで、一匹狼モノとしてとてもよかったのは、天才病理医役の長瀬智也のフラジャイルでしょうか。なんで長瀬智也やめちゃったんでしょうね。
外科医の誰もが「私、失敗しないので」と自己暗示をかけながら、日々研鑽し、お仕事に臨んでらっしゃるんでしょうが、なかにはこのドラマの影響で、勘違いしておられているのかわかりませんが、ハードルをどんどん下げて、下手の横好きのレベルから一向に進歩しないままの残念な方もいらっしゃいます。なかには本物のサイコパスで、わざと失敗して雪だるま式に診療報酬を増やそうとされる方もおられます。診療報酬制度に手術の成功報酬は含まれていません。
大門未知子は希望の星です。
キモの座り方がちがいます。
米倉涼子と内田有紀のセットで3万円はありえませんけど、お水にタダのガムシロをドバドバ入れて頑張る未知子さんってコスパさいこー。
正露丸野郎(勝村政信)はどさくさに紛れて、なにぶっこいてんのかって思いましたわ💢
ドクターX初観賞
また染谷かぁ
ドラマは好きだったからこその辛口の点で。
失敗しないけど人工の心臓使っちゃうのはねぇ。
ちょっと無理やりすぎるし、ドラマの後半もそうだったけど、医療ドラマとしてのネタが枯渇してただの人情ドラマ化してる?
染谷は嫌いじゃなかったんだけど出過ぎてる感と染谷を演じてる染谷なんだわな。
映画でも悪くは無かったが…
ある意味いつも通りで安心できる作品でした
伏線も普段はそう言うの全然気が付かない私でも
オチまで読めるレベルのわかりやすい作りでしたし
それはそれで良かった
ただ…やはり連続ドラマで1クール使ってやって欲しかったかな
時間が限られているから、神津さんへの感情移入が
どうしても軽い感じなんですよね
対立するキャラとの遺恨があまり無かったと言うか
それだけに最後神津さんの未知子への感謝が重く感じないというか
晶さんへの憎しみも、刺さりきらない感じで
連続ドラマならもっと深掘りできたと思うんですよ
数少ない未知子が認めた医者でもあったし
キャラは良いのにもったいないと思う
それだけ、この作品が好きだったと言う事かもですが
ただ西田さんの件もあったし、色々現実的では無かったんでしょうね
過去作の映像も流れて、毒島さんも出てきて
満足感はありましたが、喪失感の方があるかもです
映画という期間限定イベントはテレビより一体感がある
まさに集大成!
本当に感動しました。ボロボロ泣きました。私が小さいときから好きなドラマはドクターXで、今回ファイナルということで普段映画館にあまり行かないのですが、絶対行こう!と決めていました。これまでの敵の中で一番手強く、冷酷な相手でしたが、エピソードが進む中で、その相手なりの苦労や感情が感じとれ、ずっと心が揺さぶられていました。大門未知子の最後の選択は大門未知子にしかできないものであり、だからこそかっこいい、失敗しない憧れの大門未知子なのだなと思いました。これからもきっとかっこいい、素敵な女性で活躍し続けるのだと思います。素晴らしい作品をありがとうございました!
かっこよかった✨✨
大好物なこのシリーズも終了は残念
死なない気がする
米倉涼子があんまり好きじゃないからという理由で今の今まで食わず嫌いしてきたんだけど、これはすごい。医療ものも好んで見ないから暇つぶしの気持ちで見たのに、面白すぎて驚き。こんなにも見応えある作品なのか。こりゃ10年以上も愛されるわけだ。
豪華キャストでみんな個性的。一瞬たりとも絵が退屈しないし、医療ものだけどシリアスになりすぎず、いい塩梅でギャグも入れてくれる。こういう時の遠藤憲一はホント頼りになる。おかげで満足感がすごいのよ...。
ドラマ未鑑賞でも全然オッケー。無論、見ていた方が久々に登場するキャラだとか大門未知子の過去だとかにワクワクするんだろうけど、これ1本で十分楽しめる。完結編でありながらもこの設計は素晴らしい。しかも、この映画を見たらドラマシリーズも見たくなっちゃうんだからすごい。
どうやらテラサで全話配信しているらしく、奇遇にもバラエティ好きの自分は加入していたので、せっかくならこの機会に見ようかな。と、思えるくらいに面白い。映画鑑賞者に配っているテラサの宣伝は大成功でしょう。加入継続確定。
ドラマシリーズからの継続キャラが抜群の安定感を放っているのは納得できるんだけど、この映画から突如として参入した染谷将太が新参者の雰囲気を漂わせながらも作品にガッチリハマっているのは、流石だなぁと思わず感心してしまった。今年引っ張りだこだもんね。12月に至っては本作だけでなく、「はたらく細胞」「聖☆おにいさん」と3本も大作に出演しているんだからハンパない。感情の吹き出し方がとんでもなく上手かった。
映画からの初参戦といえば、綾野剛もまたいい。チョイ役なのになんでこんなにインパクトがあるんだ。というか、「ラストマイル」「本心」に続いてこんな役だな。映画に出演しているとなんだかテンション上がっちゃう俳優ナンバーワン。主演もいいけど、脇役もいいのよねぇ笑
ストーリー、そして医療シーンは結構フィクション感が強くてリアリティはあんまりないんだけど、それでも緊張感はあるし演出がよく出来ているおかげでつい涙が溢れ出しそうになる。ドラマ観てなくてもこんなにも楽しめるんだから、観たらどうなるんだよ...。フリからのオチがホント上手だし、それが笑いになったり感動になったりと色んな形に変化するから、多少のツッコミどころがあっても全然許容できる。
愛があればあるほどラストシーンは心に染みるだろうし、初見でもグッとくるものがあった。誰もが知る医療ドラマの金字塔はやっぱり格が違う。直近で「はたらく細胞」を見たから、もう解剖学や医学に興味津々だよ。
Finalと謳いながらもまだまだ続きは作れそうだし、綺麗ではあるけどこれで終わりはちょっと物足りない。でも、西田敏行が亡くなったことは大きいかもね...。劇中の言葉に胸が痛くなる。惜しい人を亡くしてしまった。遺作としては素晴らしい作品でした。今まで沢山の笑いと感動をありがとうございました!
約束は一人だけの物じゃない
ドラマシリーズ見てないですが映画そこそこヒットしてるし西田敏行さんの姿を見ておこうと思い見に行きました
最初の洞窟のシーンは凄い惹き込まれるのと同時にいやいやそんなことありえないだろwって思いファンタジー系ということで見てたのでツッコミをせずに見てました!(笑)
中盤から少し中だるみしてるか?と思いましたが最後に向けて怒涛の展開でしたね🙃
オチは早い段階で分かってしまいました…
オッサン三人衆が良い味出してますねー
程よくダメな感じが良い!
大門先生のルーツとか過去の話は良かったです
でも恩師の教えだけじゃなくて約束みたいなのあればなーなんて思ったり
ドラマファンならお決まりの流れも多そうで満足できるかと!
終わりにはしたけど続きはできそうですかな?
エンドロールは過去作の振り返りでしたが出てくるゲスト俳優すごい人ばかりでこのドラマの歴史を感じました
日曜劇場アベンジャーズやん…
最後の最後西田さんへのメッセージウルッときました ありがとうございました
テレビドラマはちょくちょく観ていた、毎シーズン安定の面白さだったか...
終わりか〜⁉️
このTVシリーズ リアタイではなく、再放送で、ハマって…シーズン始まるたびに、楽しみで、最初は、言い方悪いかもですが、米倉涼子さん、の手術のシーンで、めをぎゃ〜と開くの苦手でしたが、それだけ、術野⁉️拡げたいのかな〜と……w。
大門未知子の、過去がそこ⁉️😳
あきらさんとの、出会いそこ…⁉️😳
TVシリーズ、知ってるワタシからしたら、色々、教えていただきありがとうございました🙇
映画、観て🏡帰って TVのSP 観ました。
何か、大門未知子&あきらさんの、観たくてw
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