「重くなく、軽くない。愛おしい」うぉっしゅ むむこさんの映画レビュー(感想・評価)
重くなく、軽くない。愛おしい
認知症の介護は、楽ではない。
仕事で、イラッとして、
心の中で意地悪にもなる。
そして、愛おしく、笑える時も。
この映画は、久しぶりに再会した、
認知症のおばあちゃんを、
ソープ嬢の孫が1週間、介護する。
2人を中心に、取り巻く人々が、
登場する。
研ナオコさんは、「磯貝紀江」さんだった。
演じているとは思えない、
認知症のおばあちゃんがいました。
加那役、中尾有伽さん、
可愛くて、じっくり、
お顔観察してしまいました。
お芝居も、良かったです。
お若いから、これからのご活躍、
楽しみ。
嫌な人は、出てこない。
同僚ソープ嬢たち、加那ちゃん宅のヘルパーさん、
ソープのマネージャー、お隣りさん。
セリフに、ハッとさせられることが、
幾つもあった。
監督、お若いのに、
センスがあるなぁと思った。
笑って、泣いて、
劇場を出る時は、清々しい気分だった。
認知症を重く描かず、
軽すぎる気もしない。
良い作品だよ。
観てみて。
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