劇場公開日 2024年10月11日

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2度目のはなればなれのレビュー・感想・評価

全79件中、21~40件目を表示

4.0思いのほか重い話でした。

2024年11月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

去年の「君を想い、バスに乗る」のようなハートウォーミングな作品かと思って鑑賞。

予想外に重たい話でした。

Ddayのトラウマに苦しんでる90歳ってことは、ほぼ一生苦しんできたというわけで、バーナードのことを思うと『プライベート・ライアン』が軽く思えてくる。

元ドイツ兵との無言の交流にも涙。

とはいえ、共に一秒も無駄にしないで生きることができた伴侶をもてたってことは、幸せな人生だったと言えるんじゃないかな。

マイケル・ケインはこれで引退するらしいです。

お疲れさまでした。

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バビ

4.5ターナーの海と険しくも美しい人生

2024年11月12日
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泣ける

幸せ

暗い海はターナーの絵画のよう。最近ランティモスや黒沢清を観ていたせいか、まっすぐ美しい画が目に心地よい。終わらない戦争の描き方はゴジラ-1.0よりも格段に大人。泣いてしまったが嗚咽してる人もいたので平気。自分の人生を彩れるのは自分自身とかけがえのないパートナー。原題が映画好きはニヤリとさせられるだけに邦題がちょっと残念。おさらばですMr.ケイン、グレンダ・ジャクソンR.I.P.

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くつむし

3.0大脱走(1963)と一字違い

2024年11月12日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

2014年のイギリス、ブライトン。老人ホームで暮らす老夫婦バーニーとレネは、互いに寄り添いながら人生最期の日々を過ごしていた。ある日、バーニーは誰にも言わずフランスのノルマンディーへひとりで向かった。ホームの人たちが周りを探しても見つからず、警察に届け、彼が行方不明という事がニュースとなり、テレビや新聞で大きく報道された。彼は1944年のノルマンディ上陸作戦に参加した退役軍人で、70周年のDディ記念式典に参列しようとしていたのだった。実は、バーニーとレネが離ればなれになるのは、今回が人生で2度目だった。2人が付き合うようになり、結婚し、レネがホームに入らないといけなくなったらバーニーも付いてきて、決して離れないと誓い、過ごしてきたのだったが、バーニーにはどうしてもフランスに行きやりたい事が有ったのだった。そんな実話に基づく話。

終活としてやり残した事が有ったんだなぁ、という事だね。
しかし、あの戦友から預かってた小箱は彼女に渡して欲しいと言われてたはずなんだけど、なぜ渡さずずっと持っていたのだろう?
それを本人の墓に返したかったのはわかったが、その前の、なぜ彼の頼みを果たさなかったのか、そこが疑問。
もしかして何か見落とした?
ホームの人たちに黙って行ったのは、反対されるからなんだろうけど、90歳の入所者が行方不明になったら騒動になるってわからなかったのだろうか?認知入ってるようには見えなかったが。
その2点の疑問が最後まで解決出来ず、モヤモヤが残った。
原題The Great Escaperって1963年のスティーブ・マックィーン主演映画・大脱走(The Great Escape)と一字違いだなぁ、って思った。もしかして、狙ったのかな?
イギリスでは2023年10月に公開されたが、公開前にレニ役のグレンダ・ジャクソンは他界し、ほんとに遺作になったそうで、彼女のご冥福をお祈りします。
また、バーニー役のマイケル・ケインも本作を引退作としたようで、2人の名優の最後を飾る作品となったようです。

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りあの

5.0引退作にふさわしい、静かで温かい映画

2024年11月10日
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泣ける

笑える

幸せ

名優二人の落ち着いた優しい演技が何よりも印象的。

戦場での命の儚さ、そしてどうしようもないトラウマを抱えていきる退役軍人の姿など、単なる戦争映画では描けない負の側面をしっかりと描き切っていた。

若い頃の描写は鮮やかで、それもまた鮮烈だった。
本当に見てよかった映画の1つ。

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Yossy

5.0老いてこそ輝く…黄金色の夕日の様に

2024年11月7日
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知的

幸せ

これが引退作のマイケル・ケイン&残念ながら遺作となってしまったグレンダ・ジャクソン
2人の名優が圧倒的な存在感で輝き優しく
実に味わい深い良作を届けてくれました

長い時間を連れ添った老夫婦の愛の物語を微笑ましく見届けながらも戦争という悲劇と愚かさ…命の大切さへのメッセージを受け止めるべき時間でもありました

夫が帰宅する知らせに念入りにメイクをする妻
ベッドに横たわりそっと唇を合わせる2人
そして夕日を静かに見つめる後ろ姿の2人
全てのシーンにエモ泣きのわたくしでした

心の真ん中にしまっておきたい今年1番大切な作品になりました⭐️

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ねもちゃん

4.5イギリス映画だ!素敵だね!(...字幕イマイチ)

2024年11月7日
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泣ける

笑える

知的

映画館で見て良かった。

字幕がところどころ変だった以外は最高
演技すげぇ。めっちゃ良かった。
めちゃくちゃ笑って深く悲しくなって生き方の希望も見せてくれる。爺さんかっこいいしかわいいし情けないしやっぱかっこいい。
繊細でユーモラス、重厚感も歴史も感じる流石イギリス。
割りと腹の内が読めないことが多いイギリス人をわかりやすくバランス崩さず優しく表現していた。
年寄りへの敬意ある目線も良い。こういうとこはヨーロッパの映画は安心できる(アメリカは年上への敬意がなさ過ぎるんだよなと余計なことを思った)
普段は考えない、こんなふうに年を取れたらなどと一瞬でも思わせてくれる映画。
それとイギリス人のことを以前より少しわかった気になれる映画(笑)

戦争シーンは普段見てるアメリカの映画と比べたらなんか微妙だったけど心理描写はイギリス映画が好きだ。ピカイチ。米仏ではなく。
無駄がなく安心して見てられる。
チャンスが有ればもう一度映画館で見たい。

余談
戦争シーンとドイツ人の描写だけは他の繊細さ比べて雑な気がした。個人的に。
生きてきた時代が自分と違うから一概には言えないが打ち明けた時のドイツ人の目に最初に浮かぶのは驚愕や怒りじゃないと思うんだよなー...
我々日本人から見たら大陸の人はおおむね強気で短気に見えるけど根は繊細であの強さの裏は傷つきやすい印象がある。なのであの目の反応の描写は自分とは解釈に違いがある。日本人やイギリス人の方が根が図太い気がするのは島国根性かもしれんなと思った。

イギリス人目線だと違うのか、それとも制作者側の意向や実際のやり取りがベースなのか、地方によっても性格違うしあのドイツ人がドイツ人を代表してるわけでもないが。普段そこまで気にしないが他がとても繊細な描写だので、何かしらの意図はあるはずと少々気になった。

あとはなんか翻訳が結構変じゃなかった?
ンッンー↑が全部ラッキーってなんだあれ...ほかにもいろいろあったけど忘れた

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ddd

5.0感無量

2024年11月4日
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鑑賞方法:映画館

89歳の退役軍人がノルマンディー上陸作戦70年記念式典に参加するために、
老人ホームを抜け出して、独りフランスまで向かうという実話をもとにしたお話。

感無量です。
今、感想を書こうとしても感情がブワッとなって涙が出てきます。

戦争が人々に残した心の傷の深さや、
お互いの気持ちを尊重し合う愛の強さや、若い者への感心や、
歳を重ねてもウィットさやキュートさ忘れずにいたり、
その他にも上手く言い表せないのですが、
いろいろな大切なことを教えて貰ったように思います。

こちらの作品で引退された
バーナード役のマイケル・ケインさんと、
昨年他界された奥様のレネ役のグレンダ・ジャクソンさんの
セリフを超えた年代を重ねた滲み出る奥深い演技が、
もう本当に素晴らしくて...
それぞれ最後の作品になられましたが、
今回、この作品を観ることができたことに感謝しかないです。

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hkr21

3.5こういうのを名作というのだろうけど

2024年11月3日
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2024年劇場鑑賞283本目。
マイケル・ケインの引退作ということで内容より映画史的な意味で鑑賞。
老人ホームから抜け出して記念式典に向かった老人の実話を映画化したとのことですが、どこまでが実話なんでしょう。老人が無茶な旅をしてSNSで大騒ぎになる話は
「君を想い、バスに乗る」がめちゃくちゃ良かったので、どうしても作品として比べてしまい、申し訳ないけど退屈だなと感じてしまいました。
後最後にこの映画の実際の後日談がテロップで出るのですが、心の中で不謹慎なツッコミをしてしまいました。

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ガゾーサ

4.5心と言葉と行動

2024年11月2日
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無遠慮で表面的で軽薄な現代社会を嗜めつつ、人生で何が大切なのかを考えさせてくれる作品。

高齢の主人公の前に自転車で割り込む若者のSorry。目的すら知らないのに、勝手に主人公の行動を見栄えだけの言葉で囃し立てるマスコミ。Ddayの式典も、ある意味においては同列にあるのかもしれない。身の回りに溢れかえる空虚な言葉に慣れてしまった自分に気付かされる。

揚陸艇で乗り合わせた若い戦車兵の記憶を抱えて再び渡るドーバー海峡。自分と同様に70年経っても癒えない傷を抱えた元爆撃機の搭乗員や元ドイツ兵達との邂逅。敵味方関係なく、70年経っても癒えない傷を抱え続けている。

それらを経て向ったDdayに亡くなった人達の墓地。式典で賑わう港町と対照的に全く人気がない。そんな墓地の無数の墓標の中で主人公が呟く「無駄な死だ」という一言。ここまでの過程が、この言葉に重みを与えている。

成すべき事を成し、妻の元に帰った主人公。ようやく70年前の事を妻に打ち明ける。内に秘めてきたものを晒す、まさに男のストリップ。そんな夫に妻が返す言葉には愛が溢れている。しかし同時に、その時間を得られなかった墓標の下の兵士とその家族、恋人達の事を想うと複雑な気持ちになる。

「次は一緒に」という言葉通りのラスト。最後まで心をともなった言葉に行動が重なる誠実な結婚生活。

マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソン、50年ぶりの共演にして70年寄り添ってきた夫婦役。年齢的に体は自由に動かない、表情から感情を読み取りにくい時もある。しかし、それを逆手に取るようにして、喜怒哀楽といった感情と愛嬌、ユーモアをたっぷりと見せてくれた。感情豊かな二人の瞳がとても印象的。

ドイツの人達は式典のパスをもらって嬉しかったのかなと疑問に思った

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komasa

4.0心の傷、忘れられない後悔ありますか?

2024年11月1日
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泣ける

悲しい

幸せ

主人公は、90歳。病を患う奥さんとともに過ごしている。若い頃の戦争での出来事、男の約束を果たすため、海を渡る最期の機会。でも、奥さんを連れて行くことは、できない。送り出す奥さんだったが、過去のフラッシュバック、思い出す戦争時の日々。
なぜ、「2度目のはなればなれ」なのか。老いた夫婦のそれぞれの気持ちに、感動してしまうのは仕方がないです。

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もりちゃん

4.5こういった予期せぬ出会いがあるから映画鑑賞はやめられない。

2024年10月31日
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ノルマンディ上陸作戦の70周年記念式典に1人参加するために旅に出た90歳の老人の話。

老人には70年連れ添った妻がいて、これがまたユーモラスで魅力的な人だった。

2人の掛け合いや慈愛に溢れたような眼差し、時に子供のような茶目っけある振る舞いや海を見る険しい眼を見て、なるほど。これが名優に成せる表現かと引き込まれた。

これは長く連れ添った夫婦の単なるラブストーリーではなく、自分の大切なものと向き合って1日1日を大切に生きようとする人生謳歌の者たちの話だと感じた。

この作品を鑑賞し終えて、自分の人生で大切な人たちの顔を思い出した。

もう今では会わなくなった人、会えなくなった人。

この作品を鑑賞できて心から良かったと思う。

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てつ

4.5ずるいよ、こんなの感動するに決まってるじゃん

2024年10月30日
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いや、予想はしてましたけどね。
非常に素晴らしい作品でした。

レネがいつもオシャレしてるのがカワイイし、バーニーが注目されて浮かれてしまうのもカワイイ。
元ドイツ兵との出会いも予想を超えた展開で、胸熱です。

あの手紙はどうなったんだろう……

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よして

3.5人は生き、人は死んでいく。As Time Goes By

2024年10月30日
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実際にあったのは1度しかないFB友に、
「リュウジさんの好みだと思うよ」と勧められた作品。

きっと観る人の年齢や性別、置かれた状況ごとに
「見方も受け取り方も全く異なるんだろう」な。
そんな懐の深い&受け手の考える余白がある映画でした。

大筋的にはお迎えが来る寸前の高齢ご夫婦の
一生涯【ラブ】ストーリー(なんでしょうけど)。
人生の終盤をどう生きるかを意識し始めた自分は
ヨボヨボのじーさまの思いに重ねてました
(例:自分は立ち戻って決着をつけるべきものはある?
いや、もう済ませてるわとか。
自分たち夫婦はどういう幕切れを迎えるんだろうか、とか)。

あと奥さん(というか女性)は強いわ。
「男はいつも待たせるだけで(待たせてしまう、か)」に対し
「女はいつも待ちくたびれて」ではない思いの強さ。
「またひとつ女の方が偉く思えてきた」でしたわ。

それと出会った元ドイツ兵の人の表情。あれは刺さりました。
「老人も老兵も死なず、ただ消え去るのみ」。

あと、字幕は戸田奈津子さん(おっ、久しぶりかも)。
奥さんのセリフのなかで「事実」と訳した部分。
ここがどうもしっくりこない。
ま、自分には思いつかないんだけどw
なんだろう?ここのピースをうまく嵌めたいのだが…。
(戸田さんは映画「プライベートライアン」で
トムハンクスが戦死する際の一言の訳もしっくりこず、
シネマノベライズの訳でようやく腑に落ちた経験持ち)

お隣はポップコーンのバケツを手に入ってきた
20歳前後の女性2人。
「なぜ、この映画を選んだんだろう」
「彼女たちにはどんな風にこの映画は映ったんだろう」と
そんな風なことも思いながら、鑑賞も終了。
帰りの電車&布団に入ってから、いろいろと考えたわ。
考える映画はいい映画。

ところでじーさまは初対面の戦友の“最後の願い”は
彼の奥さんの元にちゃんと届けたよね。
で、缶は「これはあなたに」ともらった解釈でOK?

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リュウジ

4.0一緒に年を重ねる相手がいる幸せ

2024年10月29日
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観るタイミングを逃して終了間近にやっと観れました
ほのぼのとしたストーリーかと思えば、心にズシリとくる作品でした
あらすじ通り夫婦愛がテーマでしたが、もうひとつ、戦争から帰れた人の心の重りもテーマだと思いました
無事帰れたからめでたしめでたしではなくて、生き残ったという罪悪感を抱えたまま生きる辛さ
悪いのは戦争で、生き残った人には何の責任もないのに
誰にも相談できず、その罪悪感から自分を解放できるのは自分自身で、だから何十年も罪悪感を抱えたままなのかもしれません
そして夫婦愛、バーニーとレネの夫婦愛が本当に心にきました
送り出して帰りを待つ妻、あの心の強さがすごい
「私達は結婚してから1秒も無駄にしていない」、そんな風に言えるって素晴らしすぎます
ごく自然に会話しているラストシーンがまた美しくて、もう涙ポロポロ
一緒に年を重ねる相手がいるって本当に幸せな事だとつくづく思いました
そして、やりたい事はやるべきなんです
これが実話だと後から出てきてさらに感動でした

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小町

4.024-114

2024年10月26日
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老夫婦の実話。
70年連れ添った2人の絆。
夫が戦争で負った心の傷。
妻がそっと心にしまった本音。

マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソン
名優2人の確かな演技に引き込まれました。

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佐阪航

3.0慈愛に満ちた作品

2024年10月26日
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戦争のトラウマというかやり残したことを
やり遂げる主人公バーニーと
その目的を黙っていてもわかり、帰りを待つ妻のレネ。

黙ってやり残したことをやり遂げるためにいなくなる夫を
妻はちゃんと理解しているのだろうと思うのですが、
その関係性と慈愛の深さに敬服するばかりでした。

やり残したことをやり遂げたからこそ
充足していた人生だったと思えるのでしょうね。
それを見守る妻も然りで。

ww2時と現在、2回にわたり夫を送り出す妻。
だから2度目のはなればなれ。
3回目は一緒に行くという妻。
行き先は、、、

バーニーを始めとする退役軍人の佇まいが
キリッとしていて好きです(特にバーニー)。
さらにはフランスで出会ったドイツ人の退役軍人との
やりとりにはグッときました。

自分自身、老後と言いましょうか、終い方を考えさせられ
ました。私事ですが今夏に亡くした母のことを思うにつれ
自分の死生観にも思いを馳せてしまう作品でした。

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ひでちゃぴん

4.0大戦から80年後の今だから描ける反戦映画のカタチ

2024年10月24日
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泣ける

笑える

怖い

ハートフルだけどシリアス。
イギリスらしいユーモアも効いていて洗練された語り口。

老名優が素晴らしい。

多くは語らず…

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Ninetendo

3.5優良(有料)老人ホームのオシドリ夫婦に癒やされる

2024年10月24日
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笑える

楽しい

幸せ

マイケル・ケイン(1933年3月14日生まれ)の引退主演作。
私が印象に残っているマイケル・ケインは2000年のサンドラブロック主演のデンジャラス・ビューティーのお〇まのメイクアッププロデューサーのベクター。
あのとろ~んとした目。下瞼のぷよぷよ感。やり手のオ◯マ感がスゴかった。
イケメンの若いころは全然存じあげません。すみません。

Dデイ。
うんっ、デイリーヤマザキのポイント5倍デーか?
予約するの忘れていたけど行ってみようかな?
アタシのことは大丈夫だから、行ってきなさいよとレネ(グレンダ・ジャクソン:同じく1933年生まれ)に背中を押され、早朝のドーバー行のバス停へ。
出勤してきた施設職員にどこに行くの?お散歩?などと話しかけられているうちにバスが行ってしまう。タクシーを飛ばしてフランスにわたるフェリーに乗る。真っ青のビニール袋と手押し歩行器だけ。ちょっとボケてる。計画性ゼロ。レネが長年面倒みてくれていたせいだね。イラク戦争で地雷で片足をなくした黒人のあんちゃん添乗員や寂しい元英国空軍兵のアーサーにとても親切にしてもらってホテルのツインルームに泊めてもらえたよ。PTSDについてのフラッシュバック描写。アーサーは何となく小堺一機にみたいな雰囲気の俳優さん。退役軍人たちの同窓会的な式典。オバマがオマハ・ビーチで演説したのは2014年の70周年の時。
サーベル・コースト。
戦車をのせた揚陸艇のチーフだったボーニー。戦車兵から恋人の写真と手紙の入ったタバコ?のブリキの小箱を突撃直前に託される。ボーニーの目の前で戦車兵は上陸してすぐに砲弾が当たって帰らぬ人に。過酷なノルマンディ上陸作戦。
リナ役のグレンダ・ジャクソンは公開直前に亡くなって、遺作になってしまいました。菅井きんさんや金さん銀さんを思い出していました。
リナはボーニー意外にも複数のイケメンと付き合っていたみたい。
部屋に散乱した古い写真がね。
警察も臨機応変にSNSを活用し、大脱走した バーニーは一躍時の人に。
テレビで観ていたリナ。
バーニーがいろいろ報告するんだけど、知ってるわよ❗
意外と素っ気ないところがリアル。
お金貯めよーっと。

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カールⅢ世

3.5邦題が…

2024年10月24日
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幸せ

主題は
「主人公はなぜ追悼式典に参加したいのか?」ということ。
この邦題はそれを無視し、「夫婦関係」にしてしまった。
(もちろん、夫婦関係も主題の一つではあるが、メインではない)

でも内容は良かった。
主演2人の出す「空気感」みたいなのが伝わってくるし、式典に行くよう命ずる奥さんは特に良い。
周囲のあたふた感というコメディと、長年の「心の棘」との対比、元ドイツ兵との交流…
シンプルながらいろんな見どころがある作品。

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みっく

4.5「新宿で」

2024年10月24日
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知的

幸せ

今年248本目。

TOHOシネマズ新宿で。チケット売り場まではありましたがスクリーンは初めて。初めての映画館はワクワクします。戦争から帰って来た時は本当に苦しんでいるのが分かった。固まっていて触れたらくだけそうだった。ここが一番印象に。任務をこなす老兵がいた、90歳でも自分もそう生きたい。

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ヨッシー
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