「インド映画と勘違いした」ポライト・ソサエティ りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
インド映画と勘違いした
イギリス・ロンドンでパキスタン系移民の家庭に生まれた育った女子高生リア・カーンはスタントウーマンを目指してカンフーの修行に励んでいた。そんな彼女は両親から将来を心配されていたが、彼女の姉リーナだけは唯一の理解者で協力者だった。ある日、リーナが富豪の息子で医者のイケメンにみそめられ、恋に落ち、彼と結婚が決まった。しかし、彼に不信感を抱いたリアは結婚を邪魔しようと彼のことを調べてみると、リーナとの結婚の裏には母親のクローンを作るという陰謀が隠されていてリーナは単に子宮が元気だというだけの理由だとわかった。リアは大好きな姉を救うため、友人たちとともに結婚式場から姉を連れ出そうとする、という話。
まず、これインド映画かと勘違いしてダンスなども楽しみにしていたけど、RRRなどインド映画とは全くレベルが違うほどショボかった。
アクションもダンスもコメディ要素も有ったが全てレベチにショボい。
ストーリーも姉が好きで結婚式を邪魔するなら、もっと早く根拠を掴むべきで、最初は頭のおかしいイカレ女かと思った。
カンフー習ってて、スタントウーマンに成りたいのに、画家をやめた姉や、姉の恋人の母に負けたり、弱すぎて何なんだ、という感想。
パキスタン系のムスリムは酒飲んでもいいの?よくわからん。
あと、挿入歌で浅川マキの、ちっちゃな時から、がそのまま日本語で流れたのには驚いた。
リヤ役のプリヤ・カンサラは小池栄子似てたがイマイチ冴えないし、姉リーナも・・・。
エンディングで、エックスレイのidentityが聴けたのは良かった。
ま、いずれにせよ、ポリウッドではないし、インド映画のレベルに達しない、イギリスの駄作としか思えなかった。