劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵のレビュー・感想・評価
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映画版観て良かった
ストーリーとしては面白かった
ドラマよりおもしろかった!
テレビの続編です
得した気分
希望という名の欲望
原作未読ながらテレビドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」を観ていてたので、乗りかかった船ということで公開2日目の昼頃の上映回で鑑賞してきました。行きつけの劇場の全18スクリーン中最大の360人キャパのハコが割り当てられていましたが、観客はわずか3人!爆死を予感させる雰囲気に悪魔以上の恐怖を感じつつ鑑賞スタートです。
ストーリーは、99本集めるとこの世の全てを手に入れられるという“悪魔のカギ”を巡る人間たちが繰り広げるデスゲーム「アクマゲーム」に終止符を打つべく、全てのカギを集めて破壊するために世界中を旅していた織田照朝が、これまでのアクマゲームを通して得た仲間たちと協力して、カルト教団の黒田兄妹や父の仇・崩心との戦いに挑むというもの。
鑑賞後の率直な感想としては、テレビドラマから持ち越されていた物語の結末を見届けたという満足感は得られます。醜い欲望から生まれる愚かであさましい人間の行動を、悪魔たちが高みから眺めて嘲笑うという構図は、やはりおもしろいです。懐かしいところでは「DEATH NOTE」にも通じるものがあり、人知を超えた力をめぐって人間の本性が露わになるという点もよく似ています。
その中で本作が、悪魔の力を私利私欲に使うのか、世界や人類のために使うのか、またその使い方として人類滅亡か救済のどちらを選択するのか等、それぞれの抱く正義や大義が大きく異なることをテーマとして掲げている点も悪くないです。主人公の照朝に感化された仲間が集い、互いを信じて最後まで人間を諦めない姿には熱いものがあります。人間の可能性を信じ続けたいというそんな思いを指して、「希望という名の欲望」とする言葉が印象的です。
ただ、本作の最大のポイントである絶大な“悪魔の力”を、映像で感じさせるものがないのはひたすら残念です。鍵がそろわないから発動しないと言えばそれまでですが、人類滅亡の脅威や恐怖が伝わってこないのは物足りないです。劇場版になってそのあたりの迫力が増すかと思いきや、それほどでもなかったです。一応、東南アジアあたりでのロケは行われていたようですが、ワールドワイドな広がりを感じさせるまでには至っていない気がします。新種の悪魔も登場するものの、冒頭でのチラ見せ程度で、ストーリーに深く絡んでこないのももったいないです。新キャラの教祖兄妹も、カルト教団そのものに大きな力を感じないので、その設定があまり生きてないような気がします。
とはいえ、細かい点を除けばストーリーは概ね理解できますし、アクマゲームそのものはストーリーに関係なく楽しめますので、興味のある方は劇場でご覧ください。まあ、劇場でしか味わえないほどの映像美があるわけでもないので、そこまで興味がなければ配信を待ってもいいかもしれません。
主演は間宮祥太朗さんで、照朝を熱演しています。他に、田中樹さん、古川琴音さん、竜星涼さん、嵐莉菜さん、小澤征悦さん、橋下じゅんさんらテレビドラマキャストに加え、金子ノブアキさん、志田未来さんらが脇を固めます。中でも、クライマックスで魅せる金子ノブアキさんの演技が涙を誘います。
めちゃ良かった!好き!
ドラマ版と比べて主要登場人物も絞られてるしゲームも分かりやすいし、幼馴染み3人の友情と絆というテーマもハッキリしていて本当に良い内容だった!初くんのシーンは予告でフラグが立ってたけど、やっぱりウルウルきてしまった...。アクマゲーム劇場版でこんなに泣くとは思わなかった!笑
緊迫感がもっとあれば。。。
ドラマより面白かった
好きな声優と俳優が出るということでドラマを見ていたら、続きは劇場版で!的なことになったので鑑賞。
ゲーム自体はドラマよりも派手に、かつ分かりやすさを重視した感じで良かった。映画は、どちらかというとゲームの面白さがメインというよりは、3人の幼馴染や仲間たちの絆、人間の欲望や愚かさについての話がメインなのかな。
主演の間宮さんの力が大きい。多少強引な展開もあるにはあるけど、彼の芝居による説得力でなんとかなる。
映画で新起用の声優陣は思ったより出番少なめ。
でも各声優の特色を活かした感じで、その少ない出番で強烈な印象を残していった。さすが声のプロ。
ドラマを見ていなくてもなんとなく説明しながら話を進めてくれる親切設計だけど、ドラマに出てきたキャラクターも色んなところで出てくるから、ドラマを見ているとより楽しめるやつ。
結末については「予想通りでつまらない」と感じる人もいるかもしれないが、私は「後味が良い」と感じた。最近、モヤっとして終わる作品も多い中で、こういう結末は個人的には好印象。
エンドロール後のちょっと気になる終わり方も良い!
俳優陣も若手からベテランまで実力派揃いで、音楽も良かったけど、あともう一歩面白くなりそうな感じがしたので星4つ。
面白かった!
THE少年マンガ
週刊少年マガジンの原作とテレビドラマ、いずれも未読・未鑑賞で本作を鑑賞しました。
THE少年マンガなつくりあがりで、原作の再現度がどの程度なのか私にはわかりませんが
間宮祥太朗が少年マンガっぽく演じていて好感が持てました。
加えて若手俳優陣も良い演技でしたね。
古川琴音は本作でもピアノを弾いていますが、『言えない秘密』の経験も活きてるのかな?と思いました。
素晴らしかったです。
ガドとの最終決戦は盛り上がりはしましたものの、ある意味、戦略で勝つようなバトルなので
アクションはほとんどないところが、私としては残念でしたが、そもそも原作がそうなら頭脳戦が基本ですよねー。
前日に『八犬伝』を観たので、どこかで期待していたのかもしれません。
ラストも実に少年マンガらしい終い方で、鑑賞後感はすごく良いですね。
私の席の同列で鑑賞されいた女性客が結構泣いていらっしゃっていて、すごいなと思いました。
俳優なのか原作なのかの大ファンなのでしょうね。
こうやってフィジカルにエンターテインしている方がいる回で観れて良かったかなと思いました。
アクマゲーム、どれも面白かった
全部集めると何でも手に入れる事が出来る99個の悪魔の鍵をかけて、人間が悪魔の能力を駆使して戦うアクマゲームで、織田照朝は、悪魔の鍵をすべて破壊する目的で85個まで鍵を集めていた。そんな彼は、カルト教団を運営する黒田兄妹を倒し、13個の鍵を受け取り98個まで集め、残り1個の鍵を持つ父の仇・崩心と爆発物を積んだ車に乗り、落下真偽心眼、で対決した。そこでは過去に戻る能力を使われて負けたが、悪魔の鍵の発祥の地である古代遺跡での悪魔との対決では、冥王剣闘士、というアクマゲームでの対決となった。結果は如何に、という話。
少年マガジンの原作は未読、テレビドラマも未鑑賞での鑑賞。
だけど、ストーリーは頭に入って来たし、アクマゲームもそれなりに面白かった。
ただし、小澤征悦が使ったゲームの途中に時間を戻すのは反則だよな、って思った。
照朝役の間宮祥太朗や古川琴音は良かったし、嵐梨菜はマイスモールランドの時と変わらず綺麗で可愛かった。
胸熱な展開に前のめりで見入ってしまいました!
ドラマ未視聴。原作漫画既読。
映画館で予告が流れた瞬間観ることにしていた本作。そこから漫画を読んで予習。後から知ったのですが、テレビドラマの続きなんですね。最近「沈黙の艦隊」や「ゴールデンカムイ」など、続きはドラマで!ってパターンが増えたなぁと思っていたら逆パターンでしたね。これはこれできついぞ(笑)
原作漫画を読破(めっちゃ面白かった!)し、ドラマ版のストーリーもチェックし、いざ映画館へ!
いやー!面白かったです!原作と設定は異なっていましたが、命の大切さなどの本質的なメッセージはしっかりと受け継がれていました。後半に進むにつれ緊張感が増すストーリー、ゲームパートだけでなくドラマパートもしっかり描き、登場人物の過去のエピソードを絡めつつ盛り上げていく展開は非常に胸が熱くなりました。
なんと言っても俳優陣の素晴らしさよ。間宮祥太朗は言わずもがな、竜星涼もキャラクターをしっかり体現してて見入ってしまいました。あと、金子ノブアキ。かなり重要な役柄でしたが、本当にハマっていたし、引き込まれました。
そして音楽は菅野祐悟。アニメ、映画、あらゆる映像作品を音楽で支えてきた菅野祐悟です。(ジョルノ・ジョバァーナの処刑用BGMといえばわかるかな?)今作においてもその才能を遺憾なく発揮し、各シーンの魅力を最大限に引き出してくれました。
ただし、一つ難点が。やはりドラマの続編ということもあり、一見さんには厳しい内容だったかもしれません。「アクマゲーム」にまつわる細かい設定が、作中では十分に説明がされていなかったのと、この世界観についてこれるかどうかというところ。そこだけ、一本の映画として考えた上で減点しました。
本当に胸熱で泣いちゃいました(´;ω;`)間宮は最高だし!原作ファンやドラマのファンの方にはぜひ観て欲しい作品です!
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