私にふさわしいホテルのレビュー・感想・評価
全212件中、41~60件目を表示
のんちゃん!フルスイングを!
どんな阿漕な手を使ってでも文壇で生き残ろうとする若手小説家のドタバタ劇。のんちゃんが古い文学界の因襲を切り裂く痛快さを期待したのだが、大騒動はあるものの、バットのフルスイングをためらって半端にボールに当てに言った様な中途半端さがもどかしかった。一体何が足りなかったのかな? のんちゃん推しとしては少し口惜しいところ。
山の上ホテルって実在するんだ!
完全にハイテンションなのん、ミドルテンションの滝藤賢一、ローテーションの田中圭の3人の映画。
その他豪華な脇役陣は完全引き立て役!贅沢な使い方!!
ストーリーは面白かった☺何度も地味に吹き出しちゃうような笑い箇所があったり、ニヤニヤしちゃったり。
滝藤賢一って結構苦手な俳優さんなんだけど、ミドルテンションくらいだったら自分的に大丈夫だと判明。のんは初見。うるさいのかな?と心配したけど、想像していた通りのキャラでした。田中圭は情けない男性役を最近よく見ていたから、ドンと構える編集さんとかいいんぢゃない??
山の上ホテルって実在するんだ!しかも作中で言ってた通り神保町に!!そして本当に文豪たちに愛されてたんだ!!!(老朽化に伴い2024年2月からは休館中。そして土地建物の権利は明治大学が保有←すごっ)昔あったホテル西洋銀座を思い出したなー。古き良きホテルは取り壊さず是非とも残して欲しい。
映画予約しておいて助かった……
直前に試写会で観た某映画が個人的に酷いと感じたから、こっちが余計に面白く感じられて評価はちょっと甘めかも。
創作と現実と。
バットは振り切る!
経済アナリストの森永卓郎さんが日頃からラジオで発言している「バットは振り切れ!」、まさに本作ののんさん、見事に振り切った演技だと感じました。
いつもながらの、どこから見ても「のん」ではあるのですが、実年齢とほぼ同じ主人公を等身大でやり切る姿に清々しさを覚え、荒唐無稽に感じられるストーリーでありながら、最後までしっかりと観ることができました。
そういう彼女だからこそ、色々あったにせよ起用してみたい、一緒に作品を創りたいと思う人が次々と現れるのかなぁ、などとも思ったりして。
そして、ストーリーの重要な部分を占める舞台として、閉館してしまった「山の上ホテル」が登場し、若かった頃の自分を重ね合わせて感慨深くもあり、作品も場所もどちらも楽しめた良作でした。
悔しさがある限り
やったれのんさん!
ー のんさんも仕返しすることがあるんですね?
「仕返し癖があるかもしれないなと(笑)。今回演じてみて、
今後は加代子のように、ド派手にやりたいなあと思いました」
このインタビューのこの言葉に尽きるでしょう。
ふつう大手芸能事務所を敵に回して名前まで取り上げられたら(千と千尋の湯婆婆かと)皆んな知らない間に居なくなるのに、どっこい第一線に居座り続けてこうやって映画の主演を何本もこなして映画賞をかっさらい続け、声優さんやアーティスト、映画監督としてもしっかり爪痕を残し続けている。そんなのんが演じるからこその主人公加代子のリアリティってことでしょう。だって他の俳優さん思い浮かばないもの。
キャスティングも我らが高石あかりを筆頭に滝藤賢一、田中圭、田中みなみ、若村麻由美と実力派がずらり。来るかなー?と思ってた例の相方さんもしっかり出演しているのでニヤリとしてください。
残念なことに都内の上映館は少ないしスクリーンも小さめですが、齢を重ねた堤監督のグッと抑えた演出の良いところだけを集めた上質な98分。あと8分削れたらポンポさんもベタ褒めしてくれたハズです。こういう日本映画が増えると良いな、と観客みんなが思ってる、そんな心中が伝わってくるような終幕後の劇場の雰囲気が最高でしたね。あと、舞台となった山の上ホテルは解体の危機を脱して明治大学が歴史的建物を活かした新たなホテルとして開業を目指してるらしいけど改悪にならないように見守らないとですね。
ということで、わたしはのんさんがリアルな世界で繰り広げるド派手な復讐が1番楽しみです。
それではハバナイスムービー!
私にはふさわしくなかった作品
のんに尽きる
山の上ホテルのインテリアと、のんの衣装が素敵すぎる
気軽に楽しめるコメディ
原作は未読。
御茶ノ水にある山の上ホテルは文豪に好かれていたホテルとして有名だ。そのホテルを舞台にした、小説家と編集の物語。長編というより、短編集をまとめた感じの話だった。これはこれで好きな部類の話。
最初の設定が1984年なのもうまい。この時代ならこんな強引なこともアリだったかもなと思わせる。カラオケで歌うのが「真夜中のドア」だったりするのも現在の若い人が知ってそうな選曲で面白い。ただ、時代がそれなりに移り変わっていくのに演者たちの変化が、髪型と化粧と服装だけというのもわかりづらい。のんがそもそも年齢不詳なところがあるからこれで成り立つのかもしれないけど。
東十条先生の家族と加代子が絡むシーンは笑えた。髙石あかりと若村麻由美の演技が光るいい場面だった。他にも田中みな実や橋本愛といった俳優が短い時間で存在感を示したことも印象的だ。やはり短編連作的な作りは好きだ。
全体的にのんのオーバーな演技が少し鼻についたが、それも昭和の時代設定と考えればギリ受け入れられるか。田中圭と滝藤賢一の2人でうまくバランス取れていたから問題ではない。楽しいコメディ映画だった。
のんさんの演技力
楽しく切なく美しく考えさせられる映画 観るべし!
のんちゃんがオードリーヘプバーンのよう。
唯一無二の不思議な魅力にガッツリ引き込まれます。
日本であるようでどこか別の世界線のようでもあり、どこかレトロでおしゃれな雰囲気も素敵。山の上ホテルの魅力的なこと!いつか行ってみたい。
コメディタッチで楽しいけれどリアルな生きづらさや不条理な苦しみ、大きな力に抗う強さとたくましさ、女性同士の連帯などの側面もしっかり描かれていて、お見事です!
ラストシーンは胸が熱くなりました。。
のん滝藤賢一田中圭の三つどもえの演技合戦も見ごたえあり。
登場時間は短いものの華やかな脇役陣の皆さんの演技も素晴らしかったです。
特に書店員の橋本愛&のん!もっとずっと観ていたかった。。橋本愛さん主演の次回作にのんちゃんが出演するとのことなのでそちらも楽しみです!
奇妙礼太郎の主題歌「夢暴ダンス」も映画の世界観にぴったり、ソウル&ポップのさじ加減がナイス♬素敵な曲でした。
堤監督の新境地、小粒ながらしゃれていてウェルメイドの良作です。ぜひ観てほしい!
もちのロン、爆笑いでした(^^)
良い感じのコメディでした。
のんは良いですねー。
雰囲気も好きな感じの映画でした。
舞台は1984年の東京。
予告にあったホテルで大御所作家の邪魔をするというのは序盤の話で、その後の話がメイン。
てっきり、ホテルで邪魔をするドタバタがずっと最後まで続くと思ったら違かった。
滝藤賢一との掛け合いが楽しかったし、のんのコメディエンヌの魅力が爆発してました(^-^)
のん、31歳なんですね。
画面で見ても、あまちゃんの時と比べて大人の女性になったなと感じた。
日本でトップクラスのコメディエンヌだと思います。
さかなのこ以来に彼女の映画を映画館で見た。
もっと彼女のコメディエンヌとしての映画見たいですね。
堤監督の笑いは控えめで好きです。
先日見た聖☆おにいさんの福田監督の強引な笑いよりは好きかな。
全212件中、41~60件目を表示