私にふさわしいホテルのレビュー・感想・評価
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あれれ、おもしろい
悲しいかな上映館少ないですねぇ。
かなりの良作だと思います。
良くできたお話です。
とっても良くできたお話なんですよ。
きっと予算がそんなに
なかったのでしょうかねぇ~
だからコメディタッチにするしか
なかったのかなぁ・・・?
(いやいや、山の上ホテルで撮影できてる
ことだけでも、すごい贅沢かもしれん・・・)
書きようによってはサスペンス、推理タッチも
盛り込めたかもしれません。ふくらませようと
思えばいくらでもできたよういな気がします。
それほどに面白いお話なんですよ。
今作のMVPは滝藤さんでしょうね。
滝藤さんがいてくれてよかったぁって
感じです。
能年さん・・・残念ながら「女優」として
踏んでいる場数が少なすぎる気がします。
ですから引き出しが少なくって、あれ?こんな
キャラ前も見た気がするなぁ~・・・な既視感に
襲われちゃうんですよね。(キ〇タク状態)
モデル業は安定的にやってらっしゃるので
ビジュアル変わるときはさすが!って感じ
なんですけど・・・。
高石あかりさん主演でみてみたいかなぁ~。
でも、面白かったですよ!
のんちゃん
のんちゃん!フルスイングを!
山の上ホテルって実在するんだ!
完全にハイテンションなのん、ミドルテンションの滝藤賢一、ローテーションの田中圭の3人の映画。
その他豪華な脇役陣は完全引き立て役!贅沢な使い方!!
ストーリーは面白かった☺何度も地味に吹き出しちゃうような笑い箇所があったり、ニヤニヤしちゃったり。
滝藤賢一って結構苦手な俳優さんなんだけど、ミドルテンションくらいだったら自分的に大丈夫だと判明。のんは初見。うるさいのかな?と心配したけど、想像していた通りのキャラでした。田中圭は情けない男性役を最近よく見ていたから、ドンと構える編集さんとかいいんぢゃない??
山の上ホテルって実在するんだ!しかも作中で言ってた通り神保町に!!そして本当に文豪たちに愛されてたんだ!!!(老朽化に伴い2024年2月からは休館中。そして土地建物の権利は明治大学が保有←すごっ)昔あったホテル西洋銀座を思い出したなー。古き良きホテルは取り壊さず是非とも残して欲しい。
映画予約しておいて助かった……
直前に試写会で観た某映画が個人的に酷いと感じたから、こっちが余計に面白く感じられて評価はちょっと甘めかも。
創作と現実と。
バットは振り切る!
経済アナリストの森永卓郎さんが日頃からラジオで発言している「バットは振り切れ!」、まさに本作ののんさん、見事に振り切った演技だと感じました。
いつもながらの、どこから見ても「のん」ではあるのですが、実年齢とほぼ同じ主人公を等身大でやり切る姿に清々しさを覚え、荒唐無稽に感じられるストーリーでありながら、最後までしっかりと観ることができました。
そういう彼女だからこそ、色々あったにせよ起用してみたい、一緒に作品を創りたいと思う人が次々と現れるのかなぁ、などとも思ったりして。
そして、ストーリーの重要な部分を占める舞台として、閉館してしまった「山の上ホテル」が登場し、若かった頃の自分を重ね合わせて感慨深くもあり、作品も場所もどちらも楽しめた良作でした。
悔しさがある限り
やったれのんさん!
ー のんさんも仕返しすることがあるんですね?
「仕返し癖があるかもしれないなと(笑)。今回演じてみて、
今後は加代子のように、ド派手にやりたいなあと思いました」
このインタビューのこの言葉に尽きるでしょう。
ふつう大手芸能事務所を敵に回して名前まで取り上げられたら(千と千尋の湯婆婆かと)皆んな知らない間に居なくなるのに、どっこい第一線に居座り続けてこうやって映画の主演を何本もこなして映画賞をかっさらい続け、声優さんやアーティスト、映画監督としてもしっかり爪痕を残し続けている。そんなのんが演じるからこその主人公加代子のリアリティってことでしょう。だって他の俳優さん思い浮かばないもの。
キャスティングも我らが高石あかりを筆頭に滝藤賢一、田中圭、田中みなみ、若村麻由美と実力派がずらり。来るかなー?と思ってた例の相方さんもしっかり出演しているのでニヤリとしてください。
残念なことに都内の上映館は少ないしスクリーンも小さめですが、齢を重ねた堤監督のグッと抑えた演出の良いところだけを集めた上質な98分。あと8分削れたらポンポさんもベタ褒めしてくれたハズです。こういう日本映画が増えると良いな、と観客みんなが思ってる、そんな心中が伝わってくるような終幕後の劇場の雰囲気が最高でしたね。あと、舞台となった山の上ホテルは解体の危機を脱して明治大学が歴史的建物を活かした新たなホテルとして開業を目指してるらしいけど改悪にならないように見守らないとですね。
ということで、わたしはのんさんがリアルな世界で繰り広げるド派手な復讐が1番楽しみです。
それではハバナイスムービー!
私にはふさわしくなかった作品
のんに尽きる
山の上ホテルのインテリアと、のんの衣装が素敵すぎる
気軽に楽しめるコメディ
原作は未読。
御茶ノ水にある山の上ホテルは文豪に好かれていたホテルとして有名だ。そのホテルを舞台にした、小説家と編集の物語。長編というより、短編集をまとめた感じの話だった。これはこれで好きな部類の話。
最初の設定が1984年なのもうまい。この時代ならこんな強引なこともアリだったかもなと思わせる。カラオケで歌うのが「真夜中のドア」だったりするのも現在の若い人が知ってそうな選曲で面白い。ただ、時代がそれなりに移り変わっていくのに演者たちの変化が、髪型と化粧と服装だけというのもわかりづらい。のんがそもそも年齢不詳なところがあるからこれで成り立つのかもしれないけど。
東十条先生の家族と加代子が絡むシーンは笑えた。髙石あかりと若村麻由美の演技が光るいい場面だった。他にも田中みな実や橋本愛といった俳優が短い時間で存在感を示したことも印象的だ。やはり短編連作的な作りは好きだ。
全体的にのんのオーバーな演技が少し鼻についたが、それも昭和の時代設定と考えればギリ受け入れられるか。田中圭と滝藤賢一の2人でうまくバランス取れていたから問題ではない。楽しいコメディ映画だった。
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