私にふさわしいホテルのレビュー・感想・評価
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イノセンスをのんに女に押しつけるな~!
滝藤賢一とのんの組み合わせだから見ようと思った。のん出演の作品はそもそも初めて見た。驚きと新鮮のダブル・サプライズだった。演技上手いし躍動感あり自意識過剰でない。身体能力高く滑舌よくスタイルよくて顔も美しくて可愛い(目玉に特に笑えた。目がとてもきれい)。とっかえひっかえの衣装とヘアメイクと小物類全てに笑えた。ダサい靴下&靴からメイドからトナカイからぶりっ子風から微妙な帽子からシャープな黒ドレスから着物からシャネル風スーツまで!全部着こなして自分のものにしていた。才能だ。
大学の部活が演劇部という設定がよかった。だからあの手この手も説得力あるし大学卒業後の部活の先輩後輩の関係性がリアルで共感できた。なんか残るこの「恨み~!」のんも忘れるな~!コメディができる俳優は素晴らしい!とりわけコメディエンヌ!これからもがんばれ~、のん!
おまけ
田中圭も滝藤賢一も抑えた大人の演技だったので、策士「のん」とのバランスがとれていました
一流のシチュエーションコメディA Top-Notch Sitcom
本当に笑った。
久々に振り切った、のんさんを観た思い。
彼女は一流のコメディエンヌだなあと
改めて実感した。
滝藤賢一さんのとやりとりは秀逸で
実際にあったらアウトなやり取りも
チャップリンのコメディのように
魅せてくれる。
二人の派手なやり取りは
それでいて創作の源泉とは?
みたいなこともさり気なく入ってくるし、
失礼極まりない振る舞いも、
実は尊敬の裏返しだったり。
振り切った邪悪さは
あそこまで行くと無邪気。
「あまちゃん」のブラックなアキ
荒巻プロデューサーに食ってかかる
あの懐かしい感じが
指数関数的に強力になっていて
笑わずにはいられなかった。
堤監督の演出かあ。
仲間由紀恵さんと阿部寛さんのやり取りを
それこそ何百倍にもした感じに仕上がっていた。
田中圭さんの
敵だか味方だかフワフワしている
立ち位置も秀逸だった。
書店員役でユイちゃん(橋本愛さん)も出てきて
脇が豪華すぎてもうお腹いっぱいだ。
冬休みに観るべき
オススメの一本です。
I laughed so hard.
It’s been a while since I’ve seen Nōn go all out like this.
Watching her made me realize once again that she’s truly a first-rate comedienne.
Her interactions with Kenichi Takitō were outstanding, delivering Chaplin-esque comedy that made even scenes that would normally be unacceptable seem utterly charming.
Their bold exchanges also subtly explore themes like, “What is the source of creativity?”
And though their behavior is outrageously disrespectful on the surface, it often turns out to be a form of respect in disguise.
The sheer audacity of their antics is so extreme it loops back into innocence.
It reminded me of the darker side of Aki from Amachan—the way she fiercely took on Producer Aramaki—but now, that energy has been amplified exponentially, and I couldn’t stop laughing.
This must be the work of Director Tsutsumi.
The interplay between Yukie Nakama and Hiroshi Abe has been cranked up hundreds of times over into this masterpiece.
Kei Tanaka’s character, with his ambiguous stance—enemy or ally?—was also brilliantly portrayed.
And then there’s Yui-chan (Ai Hashimoto) appearing as a bookstore clerk—what an extravagant supporting cast! I felt completely satisfied.
This is one film you absolutely need to watch over the winter break. Highly recommended!
舞台を観ているようだ
映画なんだけど、まるで舞台を観ているような展開の仕方で、ちょっと臭い感じだったり、先の展開が読めて、笑う準備をしたりが逆に最高に面白い映画にしている。
映画館では笑いをこらえないといけないような感情が働いてしまうが、思わず笑ってしまうような事もあり、エンターテインメントとして素晴らしい映画だと思う。
あと原作を読んで感じた世界観と完璧に一致していた。
これ程原作と世界観が一致した映画は今までなかった。
小説家が小説家の世界を皮肉たっぷりに書いた原作だけど、回りに持ち上げられて書くことの情熱を忘れてしまった大御所が初心を思い出す事で下克上を果たす最後のオチは感動すらした。
終始のんさんと滝藤賢一さんの二人のハチャメチャなシーンばかりだが、それだけでは成立していなくて、そこにごく普通(褒めてます)の編集者役の田中圭さんがこの映画を締めている。
あと、のんさんの衣装が七変化でみんな似合っていて素晴らしかった。
これをのんさん以外がやるとファンサービスのファッションショー映画になってしまいそうだが、根っからのコメディエンヌなのか才能なのか、のんさんだから成り立つんだろうなと思う。
パート2もいいけど、同じ演者で舞台でこの作品を観たい。
そして遠慮なくみんなで大笑いしたい。
人間『能年玲奈』の生き様
MOVIX亀有で鑑賞🎥
#のん(#能年玲奈)さん主演
#私にふさわしいホテル
老若男女問わずスカッと笑える大傑作😂
体感30分‼️
堤幸彦監督作品はtrickが一番大好きでしたが
個人的にはtrick超える大傑作でした。
のんさんの演技力が、荒唐無稽なストーリーに
リアリティを持たせ、
主人公の魅力に惹き込まれます。
加えて人間『能年玲奈』の生き様が重なり
「腐った文学界をぶっ壊してくれる」
と強く信じさせてくれる説得力がありました。
文学界に限らず芸能界も、いや日本中至る所
理不尽、忖度、不条理でガチガチに凝り固まっているこの世界を
純粋な無尽蔵のチカラでぶっ壊していく
痛快コメディ、絶対にオススメです。
新年を迎えるにあたって是非観てほしい。
最後に
のんさん、芸能村に染まらず荒野に独り立ち続けけくれて
演技を続けてくれて本当にありがとう。
なにこれ
(以下は、映画そのものへの評価ではなく、あくまで私の趣味嗜好、つまるところ「好き嫌い」について書いていますので、あまりお気になさらず。)
「のん」という俳優を見る時、作品によってすごく魅力的に見えることもあれば、最後まで馴染めないこともあり、本作はまさに後者だった。
エンドロールまでまったく私は彼女に共感できないどころか、嫌悪感さえ感じていた。
自分の書いた小説が大御所作家にけなされて鳴かず飛ばずなのを僻んで、その作家の部屋に上がり込んで原稿を汚すとか、同じくプロとしてどーなのよ。
もちろんコメディなのは分かる。
それでも、登場から彼女は自分のことしか考えてなくて、まわりがそれに振り回されるっていう構図が、私にはどうにも「オモシロ」として受け入れられないし、これに類する身勝手な大人って現実社会にはたくさんいるワケで、もちろんその人に対する時そこに「オモシロ」の要素は皆無。
で、この映画の中で何か彼女が葛藤したり成長したりするかと言えば、決してそういう話でもない。
映画の流れとしても、登場人物がシーンごとに自分で「しゃべる」ことで話を説明していくので、台詞がとても多い。
細かなお芝居的な演出も感じなかったし、せっかく有名俳優が名を連ねてるのに全然生きてない。
マジで最後まで観てるの辛かった。
ということで2024年最後の劇場観賞はこれで終わり。
来年もよろしくお願いいたします。
なんか違和感が面白い
ドタバタエンタメ
堤幸彦監督の作品は、
どんな内容でも
完璧なエンタメに仕上げてくれるのだと
改めて尊敬です。
主人公の売れない作家·加代子さんの
(それ以前に本が出せない…)
パワフルかつ周囲の人たちを容赦なく
巻き込む猪突猛進な態度は
正直、若干引く所もありましたが…
そんな加代子を見捨てず、
時には本人も楽しみながら
結局面倒を見てしまう
エリート編集者の遠藤さんや
加代子と犬猿の仲にもかかわらず
まんまと経略に乗せられてしまう
大作家の東十条さんなキャラクターは
とても良かった!!!
さらに、歴代の名だたる作家さんが
好んで宿泊した
「山の上ホテル」の素晴らしさも
垣間見れたので
(エンディングのシーンは必見)
そちらもプラス要素でした☆
ありがとうございました。
私にふさわしいホテル
番宣を見て、原作を読み、楽しみにしていました。ちよっとだけ原作を飛ばしたとこがあったような気がしますが、山の上ホテルの室内、調度品、ロッカーキー、電話、のんさんの帽子に衣装、昭和レトロ満載でした。スーツケースのコロコロを引かず、いつも、手でもってるのは、何か意図があったのでしょうか?
野暮(望み)の為に、あれだけのことを真面目に言えて、演技できる!さすが演劇部。
三人とも、めんどくさいやつ!って思いながら、かかわらずにはいられない、コミカルでこんなことありえないよ!と思いながらも、世の中の出来レースにほくそ笑む人、嘆く人、いろいろですが、はちゃめちゃながらもすべてを前向きに行動して、手中におさめる、のんさんの演技に勇気をもらえました。
舞台挨拶に行きました。
ピリ辛風味で愉しめました。 舞台挨拶は何故かあまちゃんの二人の時だけ良い席が購入出来たりします。不思議🤔🧐🤣 柚木麻子さん原作の作品で能年玲奈さん・主演 橋本愛さん・友情出演 三月に公開される同じく柚木麻子さん原作の「早乙女カナコの場合は」では 橋本愛さん・主演 能年玲奈さん・友情出演 配給元が同じなので可能だったのでしょう。 主人公の設定がそれぞれ小説家や編集者なので姉妹の様な?映画ですね。面白そうな企画😆🥰 ふたりの共演する場面に接すると微笑ましく感じます。 追記 日常に疲れたら映画鑑賞ですが早くも次で4回目に為ります。このままいくと橋本愛さん主演「熱のあとに」の6回を超えそうです。映画館 キネカ大森は名画座の側面を持っています。今でも記憶に残る姉妹の様な2本立ては「四月の永い夢」と「パンとバスと2度目のハツコイ」 , 「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」と「少女邂逅」ですね。是非とも最後の締めは「私にふさわしいホテル」「早乙女カナコの場合は」共にこちらで再上映して欲しいです。そしてチケットのもぎりは当館の名物でもある 女優 片桐はいりさんにお願いしたいです。そんな事があればその日は1日楽しく過ごせるかも知れません。
⭐︎3.8 / 5.0
新人作家とベテラン作家のバトルが繰り広がる終始笑える作品。 本年度ベスト級。
想像していたのとちょっと違っててコメディー映画を観た感じ(笑)
笑いのあるシーンが多めで楽しかった!
のんサン演じる新人作家の加代子。
滝藤賢一さん演じるベテラン作家の東十条。
この2人に加え田中圭さん演じる編集者の遠藤が加わり笑えるバトルが繰り広がれるストーリー。
新人賞を獲得した加代子の作品を東十条が酷評したことで加代子の本が売れず東十条を恨む加代子。
加代子がホテルで随筆する中、東十条も同じホテルで明日締め切りの小説の邪魔をしようと企てる展開。
メッチャ笑える作戦に笑いが止まらない。
飲み屋(クラブ)のシーンも面白い!
加代子が予想外にお酒が強いのにも笑えた。
酒代が一晩で80万円とはビックリ(笑)
加代子と遠藤が同じ大学の先輩と後輩の仲なんだけど、入っていたサークルに大爆笑。
ナルホドのサークルだった(笑)
加代子と東十条が時々仲良くするシーンも良かった。
実はお互い相手の事を尊敬している感じが印象に残る。
昭和時代の設定が懐かしい。
黒電話や仕事場で吸うタバコとか、あの時代の事を思い出す。
ラストもハッピーエンドな感じで、予想以上に楽しめた作品だった。
銀座千疋屋のフルーツサンドが食べたくなりました( ´∀`)
絶妙な喜劇&ファンタジー
日本映画専門チャンネルで特別宣伝番組も放送された、この作品。
とても良かった!!
「編集者とバチバチ意見をぶつけ合って、業界で成り上がっていく」といった内容の作品も、私は好き。
だけど、この作品のように「実際はそんなわけない喜劇大半のファンタジー性がありながら、心にも響く要素もある」も素晴らしいかった。
見ているこっちが恥ずかしくなりそうなくらいのドタバタコメディにも、トンデモな笑いからくる安いコントにもならない、テンポや演技力。
『こち亀』の両津勘吉のように奇妙奇天烈ともいえる策を次々と投げ込んでくる主人公なので、ストーリーのツッコミどころも多いのだろうけど、それを感じさせない、観終わった後の清々しさ。
私は、のん(能年玲奈)さんの大ファンだけど、滝藤賢一さんに何かの賞を......と思ってしまった。
『さかなのこ』を観た時のように、自分にとって最高ともいえる作品だからと、他人にススメるかは別。
それでも、この作品も観終わった後に純粋に楽しくなれるものだったと思う。
のんの魅力全開。東十条(滝藤賢一さん)との戦いが面白い。新人作家の境遇が能念玲奈の不遇と重ならなくもない、かも? 途中で橋本愛さんが突然出てきたのでグッときた。「あまちゃん」は見てないけど。
のんちゃん演じる新人作家がエネルギッシュで良い。
中島加代子(のん)は言う 「満たされない悔しさが、力、 エネルギーの源泉」。
僕は、能念玲奈が橋本愛と共演するとなんとなく嬉しい。「あまちゃん」後にブレイクした俳優では有村選手が出世頭だけど、のんちゃんも事務所とのゴタゴタが無ければ有村架純と人気を2分していたハズだと勝手に思っている。
まあ,とにかく3人とも大好きである♪ヽ(´▽`)/
加代子が自費でホテルに缶詰め中、大学の先輩で大手出版社の編集者·遠藤(田中 圭さん)が訪ねてくる。上の階に因縁の作家·東十条がいることを知った加代子が、東十条の部屋に正体を隠して乗り込みバトルが勃発。加代子と東十条はそのあと何度も対峙するのだが、そのたびに加代子は名前を変えていて、あくまでも別人だと言い張る。もちろん東十条にバレバレなのが笑える。
東十条の家族も取り込んで、夕食の鍋までつつきだしたのが一番笑えた。「ベイビーワルキューレ」から高石あかりさんが参戦してた。
最後には加代子が作家として賞を取れたり、遠藤がかつての遠藤に復活するのも良いと思った。
序盤で遠藤が東十条に差し入れしたフルーツサンドを、終盤に加代子の差し入れとして持ってくる場面もなかなか良いです。
(僕もセンビキヤのフルーツサンド食べたいよう。たぶん2千円ぐらいしそうな気がする ^٥^···)
東十条クラスになると名入れの専用原稿用紙を使うんだなというのが発見だった。
(追記)
千疋屋のフルーツサンドイッチ
・日本橋本店 2310円(税込) ← 「ヒェ~」 ( ゚Д゚)
・麻布台ヒルズ店 2200円(税込)
・その他店舗 2090円(税込)
・テイクアウト 1836円(税込)
ところで、僕はこういうクリエーターが主人公の作品を見ると、クリエーターにとっての才能と努力と運について考えたりする。それについての正解はないと思っているが、みんなそれぞれ一家言あるのだろうな、などと思ったりする。
オシマイ (^^)。
のんちゃん劇場
深い意味なく面白い。
主観タイトル
上質な軽快さ
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