劇場公開日 2024年12月27日

「あえて作家論として見ると」私にふさわしいホテル かみさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5あえて作家論として見ると

2025年1月12日
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鑑賞方法:映画館
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かみ
かみさんのコメント
2025年1月13日

sow_miyaさん、ありがとうございました。
デビュー作と同じ気持ちを、単に初心に返るのではなく、高めのハードルを乗り越えた先の境地ととらえると、映画のラストも味わいが深まりますね。
それまでの経験を踏まえながら何度目かの初心に到達するというのは、最初の初心以上に難しいことでしょう。この映画の隠れたテーマかもしれません。

かみ
sow_miyaさんのコメント
2025年1月12日

フォローありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
自分は物書きではありませんが、絵を描きます。初期衝動のままに描いた作品が、展覧会に初出品で初受賞みたいなことがあると、自分で意識できていない分、どこが評価されたのか、これからどうすればいいのかわからなくなるという高校生作家の気持ちはよくわかりますし、多分、東十条も、どうしてもセルフコピーみたいな部分が生じているのではないかと想像します。なので、デビュー作と同じ気持ちになれるというのは、自分の実感とすると、結構高めのハードルを乗り越えた先の姿のように感じられましたが、確かに、作者の柚木さんは、どんな思いを込めたのか、聞いてみたいところですね。

sow_miya