「三つ星にこだわり続ける男、尾花夏樹」グランメゾン・パリ Yumさんの映画レビュー(感想・評価)
三つ星にこだわり続ける男、尾花夏樹
ドラマの大ファンなので、5年という月日を経て映画で戻ってきてくれたことは興奮でしかないです。
ミシュランの三つ星を取ることを決め、尾花(木村拓哉)が倫子(鈴木京香)や仲間と共にフレンチレストラン「グランメゾン・東京」をオープン。本作ではその後パリにもお店を構え、またしても三つ星を狙っていく物語を描く。
とにかく三つ星にこだわり続ける尾花は、一切妥協せず人にも厳しいので周りの人たちも距離が生まれてしまうのは相変わらず…でも根底には“最高のお料理とサービスを”という想いがきちんとあり、美味しい料理を作るために努力を重ねる姿はまさに日本人が持ってる職人気質そのもの。
自分がやってきたことを誰かが見ていてくれて、必要だと言ってくれる流れはドラマ同じで目頭が熱くなります。
少々無理矢理感のある展開もあり、ラストは駆け足になってしまった印象なので、もうちょっと余韻に浸りたかった…。
ですが目で見て美味しい、ワクワクする作品です🍴
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