「またアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートも劇場公開無し!」ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない! Mr.C.B.2さんの映画レビュー(感想・評価)
またアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートも劇場公開無し!
「ひつじのショーン UFOフィーバー!」以来5年ぶり、待望久しいアードマンのクレイアニメシリーズ最新作。前作の第78回アカデミー賞長編アニメーション賞受賞作「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」を娘と一緒に劇場に観に行ったのは20年前か!俺も歳を取る訳だ。
しかも今回劇場公開無しで、NETFLIX配信のみ。NETFLIX契約してないんだよな。
2月1日(土)
「ウォレスとグルミット 仕返しなんかコワくない!」を友人のライターSの家に映画仲間が集まりNETFLIXで一緒に鑑賞。
シリーズ第2作の第66回アカデミー賞短編アニメーション賞受賞作「ペンギンに気をつけろ!」に登場したキャラクター、ダイヤ泥棒のペンギン、フェザー・マッグロウが再登場する。
「ペンギンに気をつけろ!」でウォレスが発明したテクノズボンを利用してブルーダイヤモンドを盗んで捕まったペンギンは刑務所(動物園)にいた。壁には逮捕に貢献したウォレスとグルミットの新聞の切抜きが。仕返しの機会を伺っていたのだ。
ペンギンは、今回グルミットが発明したお手伝いロボットのノボットを看守のパソコンからリモート操作でモード変換し、自分のコントロール下で脱獄の手助けさせて(「Born Free」がかかった所は笑った)、展示中のブルーダイヤモンドを強奪する。
(ちゃんと「ペンギンに気をつけろ!」につながる仕込みがしてあるのが嬉しい)
そこで例によって忠犬グルミットが大活躍。オートバイに乗ってトム・クルーズばりのチェイスを展開する。そしてボートチェイスからの水路橋での宙吊りアクション。ホントにトム・クルーズだ!
グルミットの活躍でペンギンは御用となり、ブルーダイヤモンドも無事戻る。
オールクレイアニメーションではなく、一部にはCG合成も使われていたようだが、それは仕方がない事か。
「ひつじのショーン」の飼い主がワンカット特別出演していた。萩本欽一の吹替版で観たかったなぁ。