「良作の一歩手前というところか、ただほんわかシーンは好き」ヴェノム ザ・ラストダンス シネマスターさんの映画レビュー(感想・評価)
良作の一歩手前というところか、ただほんわかシーンは好き
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ヴェノムの最期?と銘打ったこの作品。ぶっちゃけ物語全体的には薄味でした。具体的には①敵の親玉召喚されずアーミータイプのどこかで見たクリーチャーのみの戦闘②ヴェノムエディを狙う理由に後付け感ありあり③新キャラサイドの謎の回想場面④後半戦のフィールドの狭さ
まだ『ヴェノムラストダンスPart1』だったら納得はいくんですが危機の重要性レベルや集大成というにはかなり不完全燃焼。特にヴェノムエディを狙う理由について過去作中一度絶命したエディをヴェノムが繋いだことで今回の親玉ヌルが狙うキーパーツにしたこと。なんで他の星の幽閉解除条件がシンビオートが他星の宿主蘇生なのかマジで整合性が低い。その設定入れるのならヴェノムはエディから離れることができなくなり、今作見せ場でもある多種族寄生ができない状態じゃないとなんとなく腑に落ちないなー。
ちょっとラストとつけるには企画案が低過ぎる設定ではあったが地球生活を送るヴェノムの豊かな振る舞いや今回研究所で他シンビオートが多種出現し、なんとなくコミック表紙でみた個体が拝めたので見て損とは思いませんでした。
次作となるこのヴェノム関連アメコミ作品はこの状況どう整備してくるのか?
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