Good Dreamsのレビュー・感想・評価
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風鈴の奇跡くらいで、ちょうどいい
直感だけで足を運びましたが、期待以上の名作でした。
カメラワークも音楽も、ごくごくシンプルにまとめられていて、その分だけ、不確かさとか不安とか、人の持つ温かさとか優しさとか、生きていくうえでどうしようもないこととかがキラキラ輝いて見える、すべてがちょうどいい作品でした。
ちりんと鳴ってみせる風鈴。
吹く風くらいの奇跡くらいで、人間の一生はとてもドラマチックなんだなと思います。
もっとたくさんの方に観てもらってほしい作品でした。
ありがとうございました。
ありがとう!
GOOD DREAMS
キャラクターにハマる
先日、ふらっと見て来た。
夢を諦めず、迷いなくひたすらまっすぐに打ち込む
主役のりゅうちゃんの不器用で愛ある人間性に惚れた!!
(記事を読んだところによると主役の渡辺さんの実話?を含んでいるらしい・・・)
役者としても人としても魅力にあふれるりゅうちゃん。
効率重視のこの時代に不似合いなレトロなリーゼントのりゅうちゃんは
少し立ち止まって大切なことが何なのかを教えてくれる。
ちょっとはにかみながら、盲目のりんちゃんと並んで歩く
亀戸という趣きある下町がむちゃくちゃいい感じ。
商店街の人とりゅうちゃんとのかけあいは小気味良く
生活の音や匂いや感触が伝わってきてとにかく心地いい。
亀戸という町に行ってみたくなった。
生きること 愛すること 与え、与えられること
いろいろ考えさせられるストーリー。
切なさもあって涙した。(りゅうちゃん〜そうくるの?という展開も。。)
そして「人生に遅すぎるってのはないんだよ」は
やっぱどこまでもいいセリフ。
自身の中にも眠る熱い、気持ちを思い出させてくれる
もう一度、見たくなる映画。
徐楽のメニュー安過ぎです。
亀戸生まれ亀戸育ち、高校卒業以来俳優歴30年の売れない俳優瀧本隆二郎がみせる下町人情物語。
行きつけの中華料理屋の大将から姪を駅まで迎えに行く様に頼まれて巻き起こっていくストーリーで、17歳の時に事故で視力を失い光を感じる程度というりんちゃんを、何かと気にかける様になっていく。
後輩や町のみんなに愛される筋金入りリーゼントのおっさんが、仕事に体調にと不安を覚える出来事が重なる中で、覚悟を決める展開で、そこに至る隆ちゃんの話しも、りんちゃんの結末も、これはこれでありだとは思うけれど…一世一代の仕事はみせてくれないし、明確には語らないけれど時間経過からしてそれが原因ですよね?
これなら病気で良かったんじゃね?
ご都合主義でコッテコテにする展開を選べとは言わないけれど、折角の良い話しがなんかイマイチ盛り上がらなかった。
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