「旋律誕生の瞬間」ボレロ 永遠の旋律 sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
旋律誕生の瞬間
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1928年、狂乱のパリ。ダンサーのイダの依頼で、ラヴェルはバレエ音楽を作曲するが、スランプで苦しんでいた。しかし、戦争や母など自らの過去に思いを巡らせ、名曲「ボレロ」を完成させる。作曲家として名声を得た彼だったが。
「ボレロ」が好きです。きっかけは映画「テン」のサントラを聴いたこと。その後、曲が15分くらいあり、作曲がラヴェルと知りました。ちなみに「テン」はまだ観ていませんが、様々な映画で使用されてきました。映画のオープニングでは、ダンスミュージックやレゲエなど多ジャンルの音楽でカバーされています。意外とどのバージョンも違和感ないです。今も世界で15分に一回演奏されているそう。
あの旋律が生まれる瞬間は感動的、「ボヘミアン・ラプソディ」の曲が生まれる瞬間に似ていると思いました。しかし、ラヴェルの晩年は認知症のようになり、自分の傑作もわからなくなってしまったことが悲しい。62歳で没、残念です。
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