「曲と同調する音と気配」ボレロ 永遠の旋律 ケンチさんの映画レビュー(感想・評価)
曲と同調する音と気配
ボレロは大好きだけどラヴェルのことはほとんど知らない素人です。
赤裸々な性的表現がなくてもつたわるエロチシズム、時計や目覚まし、貧乏ゆすりで暗示させられるボレロの旋律。
流行歌などに示唆を得ながらもなかなか形にならないメロディー。
私も書面を書く仕事なので,産みの苦しみを思い出して苦しくなりました。
映像だけでは拾えなくても音と想像力で物語を紡げます。
終わり方はボレロの曲そのもの。
名作だと思います。
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