劇場公開日 2024年11月1日

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十一人の賊軍のレビュー・感想・評価

全428件中、61~80件目を表示

5.0昭和の時代はサラリーマン社会を重ねることで共感を呼びましたが、令和の今は単なる悪者にしか映らないのでしょうね。

2024年11月24日
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泣ける

悲しい

興奮

原案は『仁義なき戦い』『二百三高地』の名脚本家・笠原和夫氏。
氏の60年前に執筆した幻のプロット(脚本は消失)を白石和彌監督が令和の時代に蘇らせた『十三人の刺客』(1963)『十一人の侍』(1967)『十兵衛暗殺剣』(1964)『忍者狩り』(1964)など東映伝統の「集団抗争時代劇」の系譜を受け継ぐ作品。

戊辰戦争を題材とした映画には岡本喜八監督、三船敏郎氏主演『赤毛』(1969)や同じく岡本喜八監督の『吶喊』(1975)などありますが、幕末・王政復古の混沌した時代に諸大名は幕府か官軍のどちら側に付くか、いずれもドラマティック、悲劇的に描かれていますね。

『十三の刺客』『十一人の侍』もどんなに悪徳な藩主にも武士の一分として忠義を尽くす敵側の家老の悲哀が漂う姿が描かれていますが、本作でも家老溝口内匠(演:阿部サダヲ氏)が忠義を尽くし、藩を守るため深謀遠慮を巡らしますが、昭和の時代は会社の命令は絶対のサラリーマン社会を重ねることで大いに観客の共感を呼びましたが、たぶん令和の若い観客には単なる悪者にしか映らないのでしょうね。

罪人を集めた「賊軍」のプロットは望月三起也氏の『ワイルド7』のようですね。
本作品では10名の個性豊かな罪人たちが集められ、個々の素性は徐々に明かされていくかたちで、感情移入もクライマックスに向けてピークを迎えましたね。

令和の時代にこれだけ骨太な作品を観られたことに感謝ですね。

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矢萩久登

4.0人の性のエグい部分が最高に良いな!

2024年11月24日
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人の性のエグい部分が最高に良いな!
タイトルにも書きましたが、これが感想です。

『日本で一番悪い奴ら』『孤狼の血』『碁盤斬り』『十一人の賊軍』と白石監督の映画を全部観たわけじゃないのですが、究極状態になった時の人のそれぞれの性を、本当に面白く見せる監督だなと思いました。

生まれた時からそんな奴だったのか、仕事がそうさせているのか、もしくは身分なのか…

それぞれ違う立場の人間だからこそ、それぞれ違う矜持があって、それが最後にまとまって11人になるところが、めちゃくちゃかっこいい。
まぁ、最終的に考えれば結構重たい部分はあるのですが、それはそれこれはこれで、一大スペクタクル時代劇として、めちゃくちゃ楽しめました。

個人的に尾上右近の昭和の時代劇俳優みたいな台詞回しが、ツボでした。
歌舞伎調といえば歌舞伎調だけど、なんかそれとも違う 笑
あと、右近は踊りもキレキレでしたね。
歌舞伎役者の性か…

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きのこ

4.5爺っつあんの殺陣がかっこよすぎる

2024年11月24日
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怖い

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難しい

迫力、テンポ良かったので、155分、まぁ長く感じませんでした。太賀も最後、義理硬い男で感激しました。でも、一番かっこよかったのが、爺っつあんで、殺陣の立ち回り、惚れ惚れする日本刀の構え方、すごく良くて印象に残りました。初めて知ったのですが本山力と言う俳優で侍タイムスリッパーにも出てるらしいので、そちらも見たいと思います。最近の時代劇としては面白くて良かったと思います。

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ケンジ

1.0折角良いあらすじなのに残念

2024年11月24日
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黒だし番長

3.0画がきれいに見えました

2024年11月24日
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おかゆ

4.0国を治めるとは

2024年11月24日
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悲しい

当初、関心が無かったが、劇場公開後の評判が良く、山田孝之さん、仲野太賀さんらのキャストにも興味が湧き、見てみた。
冒頭はどんなオチなのか…退屈なまま終わってしまうかと不安になったが、同盟軍と官軍に板挟みになり、賊軍を結成した辺りから、加速的に面白くなった。
エンディングは期待(=清々しい、爽快な)したのに反し、物悲しいモノであったが、ご家老の策により、藩民は戦いに巻き込まれることなく、平穏に過ごせたという意味では良い手だったのか…。
平和な今を有難く思う…。

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PIXY

4.5山田孝之流石ー

2024年11月24日
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少し長く感じたかなぁ

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haitanio

3.5珍しい程感情移入も共感もできなかった。でも長さは感じず楽しめ

2024年11月23日
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珍しい程感情移入も共感もできなかった。でも長さは感じず楽しめた

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NAO

3.0『役者ナダル』を観ようと出かけた。

2024年11月23日
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単純

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街のカモメ

3.5もう少し

2024年11月23日
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興奮

難しい

新発田藩の裏切りの歴史などはほぼ知りませんが、戊辰戦争の官軍対賊軍ということで気持ちいい終わり方はしないだろうなと思いながら観させてもらいました。
罪人達は所詮罪人なので強くはなく(一人だけ指南役がいたが)勝てないのはわかっているので、あとは如何に官軍を手こずらせることができるかが見所となると思っていた。
各罪人の得意分野を生かして戦略を練って面白おかしくね。
そういう意味では物足りなかったかなぁ。
花火屋の息子だけかな。
結局各罪人にさほど特徴がなく感情移入が出来なかった感じ。

しかし序盤から首切りや惨殺などが多く見てるのが辛かったですね。
最後の主人公2人の死に様は見応えありましたけど。

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sazanami

4.5見応えあった

2024年11月23日
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しじみ

2.0なんだかな

2024年11月23日
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残念だけど、よく無かったですね
乱暴なシーン、爆音で続くだけだよな。なんでこうなるのかな

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keets

5.0みんな強すぎw

2024年11月23日
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怖い

興奮

犯罪者たちが無罪放免のために命じられたのは砦の死守!
時代劇あるあるとはいえ、修行を積んだ侍はともかく寄せ集めの犯罪者たちが敵兵をあれだけ斬り倒せるのはどういうわけなんだろう?w
足軽は大体農民らしいですし、そのせいですかね。
でもみんなもう少しちゃんとお話ししなよーと思うのはぬるま湯につかった現代人の発想なのでしょうか。

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黄金竹光

4.0官軍に挑んだ多士済々の11人の激闘群像劇

2024年11月22日
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みかずき

3.5和製スーサイドスクワッド

2024年11月22日
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U-3153

3.0侍版「ワイルドバンチ」?

2024年11月22日
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主役の 2人以外の 9人の背景や役割が曖昧なため、最後 官軍に立ち向かう時にカタルシスを感じられなかったのが残念。華を添えるためにメンバーに入っている女郎役の女優さんも残念。それ以外ではまあ楽しめた 映画でした。

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右曲がりのダンディー

3.5十一人目仲野太賀の殺陣が熱い

2024年11月21日
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楽しい

興奮

幸せ

ポスターのビジュアルから伝わってくるのは「七人の侍」への熱烈なオマージュで話は和製「スーサイドスクワッド」。大好きな白石和彌監督が「仁義なき戦い」の脚本家・笠原和夫のプロットを映画化したと聞いて期待値が上がりすぎないように用心していた。前作の「碁盤斬り」がちょっと肩透かしだったのだけれど最後に無理やり殺陣シーンを設けたのもこの企画の前哨戦、時代劇予行演習なんだろうと納得していたのである。千葉県鋸南町に砦や吊り橋の大規模なロケセットを作って官軍との攻防を撮影したのだという、予告編を何度も見せられるにつけこのインディージョーンズ的な制作手法がハリウッドの真似事で終わることを危惧したが白石監督にとってはより大きな予算を掛けて思いっきり遊べる現場を手に入れたということなのだろう、子どもの頃切り崩した山の斜面でやっていた戦争ごっこをこれだけの兵隊をそろえて遠慮なく合法的にできるのだから楽しくってしょうがないに違いない。晩年の黒澤明巨編のごとく大味になることを恐れたがそこは白石監督の手腕はさすができっちり面白く及第点にまとめて見せた。NHK大河のイメージが残る山田孝之のキャスティングが残念で綾野剛ならばと思ってしまうのだ。

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たあちゃん

4.0幕末スーサイドスクワッド

2024年11月21日
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長かったのかもしれないが、MARVEL系で慣れているせいか、そうでもなかった。血肉がリアル過ぎてPG12通り越してむしろR15レベル。新発田家臣に豪快な成敗を願って止まなかったが、まさかのじわり系。賊軍の人たちが一番武士道だった!?ま、ある意味定番ではあるが。戊辰戦争関連では新たな発見だった。

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印刷局員

4.0信念を貫くということ

2024年11月20日
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仲野太賀くん見たさに予備知識なしで鑑賞。
思いのほか流血&肉片飛び散りシーンが多くて、けっこうしんどかった。
あとから調べたら、そういうのが得意な監督さんなんですね…。

ともあれ、最初は自分のことしか考えていなかった罪人たちが、仲間を思い、生まれ育った故郷を思って変わっていくところは感動…。
一見無慈悲な家老も、守るべきものを守るための苦渋の決断…だったと信じたい。

きれいごとでは済まされない、【信念を貫く覚悟】を、たっぷり堪能しました。

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まみぃ

4.5あっという間に終わってしまった

2024年11月20日
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ずっと身体に力が入りっぱなし。
楽しかった〜

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ぴーかあちゃん