「太い紐」十一人の賊軍 sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
太い紐
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戊辰戦争で進撃を続ける官軍に対し、奥羽越列藩同盟に属する新発田藩は、密かに官軍への寝返りを画策していた。しかし同盟軍と官軍がほぼ同時に到着し、藩内で戦闘が起きかねない状況に。そこで藩は、無罪放免を条件に、罪人10人に官軍の進軍阻止を命じる。彼らは賊軍として、官軍を相手に。
コレラや石油も取り上げて、最後の報いまで一本の太い紐のように練り込まれた物語。痛快な泥臭さ感じさせつつ、迎えた結末が悲しい。惚れ惚れする強さのじっつぁんが、まさかの長州人だったとは。
ただ、芸人の配役は正直不要と思いました。
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