「白石監督史上、最高傑作」十一人の賊軍 じーたらさんの映画レビュー(感想・評価)
白石監督史上、最高傑作
久しぶりにこちらにレビュー投稿。
というのも、今作の素晴らしさをもっと世に伝えたい。
東映と白石監督はこれまでも『孤狼の血』があったが、やはりかねてから監督は時代劇制作を熱望していただけあって、東映との相性は抜群。おそらく制作費もこれまで監督が作った長編の中で一番あったのかな、と推測。
内容も戊辰戦争に着想を得て、そこにさまざまな人間模様が入り乱れ、それは決して受け入れられないような人間もいるが、それも生きる為の手段だったり、と面白くも切ない人間ばかりだった。
これまでの白石監督作品に出てきたようなキャラクターが多く、監督を線で追っている自分としてはそういうキャラクターが愛おしく、また圧倒的な殺陣技術や、かなりハイレベルな撮影技術に感動。最後は自然と涙が流れた。
もっと世界に売り出してほしい。
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