「伝統の時代劇」十一人の賊軍 24歳社会人さんの映画レビュー(感想・評価)
伝統の時代劇
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七人の侍から伝統の、少数で多勢の悪と戦うという時代劇。
10人の罪人が時間稼ぎするために砦を守るという流れ。
よくある展開。
色んな罪で囚われているが罪人は思ったより悪い奴らではない。
山田孝之のやさぐれ感がなかなかいい。
今回の罪人達は個性があるようでその辺りの話は割愛されており、感情移入も特に出来ず、11人全員の見せ場もある訳ではない。
活躍する者しない者の差が激しくアクションシーンも悪くなかったがその点はずっと気になる。
せっかくの150分超えの上映時間なのに勿体無い。
それぞれ強みを活かした個性ある戦いを見せてくれたら尚よかった。
今回は悪役という悪役はいないが阿部サダヲがその役回り。
全編通して役者陣が素晴らしいが言うまでもなくMVPは仲野太賀。
最後の殺陣の迫力がすごかった。
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