「時代劇はやっぱりエキストラの多さとセットの豪華さ」十一人の賊軍 su-zuさんの映画レビュー(感想・評価)
時代劇はやっぱりエキストラの多さとセットの豪華さ
時代劇映画がかかると、ほぼ観に行っています。
そのくらい時代劇好き。
映画館で予告を見た際に、劇団☆新感線っぽいのかなと勝手に思っていました。
(新感線が嫌いというのではなくて、衣裳やら音楽やらがデフォルメされている感じ)
でも、見たら予想をいい意味で裏切ってくれて、活劇感がとても良かったです。
特に、ラストの仲野太賀の大立ち回り。
新国劇を彷彿させるような、爽快感がありました。新国劇は生では見ていないんですけどね。
あんなに斬られたら死んでるだろー!って思えるような立ち回りも時代劇だからOK!って思えました。
あと、エキストラの多さと装置がちゃんと作り込んであるところ。おカネをかけているってことなのかな。
時代劇はエキストラが多いと、のめり込めて見られる気がします。
史実的には?ってことも、作り込んでいると、没入出来るっていうような?
背景を歩いている人とか、武者とか、細かく演技していて、うれしくなりました。
「八犬伝」の虚の部分が残念に思えたのは、やっぱりエキストラが少ないところなのかしら、ってこの映画を見て改めて思いました。
最後に。TOHOシネマズ上野で拝見したのですが、映画泥棒も終わって、映倫も終わって、すでに本編が始まったのに、ドアが閉められていなくて、外の音が結構、客席にも聞こえて来て、こりゃあダメだと思い、席を立ってドアを閉めに。
上野で、ドアを閉めに行くのはこれで2度目。
お仕事も大変でしょうが、ドアは閉めて欲しいなぁ。