劇場公開日 2024年11月1日

「ヨメはんが新発田出身なもので😰」十一人の賊軍 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ヨメはんが新発田出身なもので😰

2024年11月11日
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鑑賞方法:映画館

峠のサムライ(長岡藩の河井継之助:役所広司主演)で知った奥羽越列藩同盟。そして、新発田藩が奥羽越列藩同盟を裏切ったという事実をそのとき調べて知った。ヨメはんが新発田出身なもので、「こんどさぁ、列藩同盟を裏切った新発田藩が舞台の映画やるってさ」って言ってしまった。シマッタとおもったが遅かった。
この映画に阿部サダヲと西田尚美の娘役、野村周平の妻役で出ている木竜麻生は正真正銘の新発田市出身。ヨメの親戚には木竜麻生にちょっと似ていた同い年の美人の従姉がいたが、残念ながら当のご本人は全然似ていない。

有名な「菊水」は新発田のお酒。ずいぶん吞んだ。つい飲みすぎちゃう。映画のスポンサーになってた。鞘師里保がきれいな柄の大きな徳利でお酒をラッパ飲み。やさぐれ感がよかったなぁ。
さすが米どころ。松浦祐也が白飯を家族に腹いっぱい食わせてやりたかったと泣きながらどんぶり飯をかき込む。
とてもガタイのいい辻斬。太っているのに機敏な罪人役の小柳亮太が元力士の豊山だったとは。豊山というしこ名は時津風部屋に代々伝わる由緒あるしこ名で、イケメン大関豊山勝男以降、私の知る限り、3人全員が新潟の新発田出身でしかもダイコン踊りで有名な東京農大出身。縁故感半端ない。ヨメはんのおじいちゃんも当然豊山ファンで、地元のアマチュア横綱だった。
近くには有名な月岡温泉。
新発田の夏祭りにつきものなのは金魚台輪。映画でも最後にちっちゃい金魚のハリボテが出てきます。
長岡といえば花火。
新潟と言えば海底油田。
ガドリング砲は今回は出てきませんが、大砲の威力と効果音がすごかった。カズラで編んだ吊り橋は最後は切るんかい💢

仲野太賀が侍役にスリップしてきた今作。
来年のNHK大河は仲野太賀と池松壮亮だそうだ。
秀吉兄弟!
白石監督はたけしの「首」を今回意識し過ぎたような·····
浅野忠信と北野武が仲野太賀と池松壮亮になるらしい。時代は変わって行くんだなァ。
しかも、太賀は大河に合わせて、木竜麻生との結婚発表をしてくる公算が高いらしい。下剋上の始まりか❗

まずは身内から騙すのか。
新発田は。
今となってはもう手遅れかもしれないが、おいらもドカンと一発最後に打ち上げたい。

そして今作も東映剣会。
本山力が魅せてくれた。
さすが東映。

極悪女王が町娘の格好で官軍におにぎりを配るなんて💢
音尾琢真の退場が早すぎ💢

カールⅢ世