「最高だった」十一人の賊軍 サリーさんの映画レビュー(感想・評価)
最高だった
悲しくて、切なくて、悔しくて、優しくて、無様で、愚かで。ズルくて、賢くて、深い
怖くて、勇ましくて、何とも言えない悔しさもあり、
全てを味あわせてくれる
やはり時代劇は最高だ
侍タイムスリッパーより、私は大好きだ
それぞれの個性が強く、入り交じり、トラブル
そんな複雑に交差するヒューマンドラマが大好きだ
山田孝之は、育ちの良い武士にはない雰囲気があって、セコい奴のあのテンポも、マジでよかった
仲野太賀は、剣も強くて、あの死に様には飲み込まれた
今日から俺はとかのお笑いキャラとは全然違った
本山力は、年老いてもなお強く、死に様もカッコいい武士らしかった
尾上右近は、オモロイことをちょくちょく言う歌舞伎野郎だった
さすが歌舞伎役者!!声も、踊りもやっぱりいい
みんな、はまりやく!方言も良かった
阿部サダヲは冷酷で残酷なやつだと思ったが
最後は市民に感謝されてまわる
そうだ、彼は、いずれ処刑される予定の人間をそこに送ったのだ
歴史は色んな側面で解釈されるとは、こういうことなんだなと、じわじわ響いた
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