「勧善懲悪は物語の中だけなのだ」十一人の賊軍 ランタイガさんの映画レビュー(感想・評価)
勧善懲悪は物語の中だけなのだ
戊辰戦争の最中、小さな藩が藩と民を無事に守る為にどう渡り合えば良いか善も悪も無い、正解も答えも無い極限の選択
そりゃあそうなるわ。
奥羽越列藩同盟の圧が強すぎるだろ。主義主張は認められない周りに合わせる村社会。
罪人を捨て駒に、疫病の人を道具にしてまでも藩の立場を護る。
こうして御先祖様達は我が国日本を故郷を護り続けてきたのでしょう。
ラストに城下の民達が戦が無くて良かったと感謝し殿様のおかげだと家老が答える。
そう、知らなくて済むこともある。
若い役者達が時代劇で懸命に演じている姿を観て時代劇映画はまだまだ健在で先は明るいと安心しました。
エンドロールで丹波篠山の文字を見つけました。少なからず縁の有る土地なので嬉しかったです。
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