「御國に逆らい奉り致す」十一人の賊軍 奇妙鳥さんの映画レビュー(感想・評価)
御國に逆らい奉り致す
予告編の印象で、現代同様に、国会権力の横暴さに耐えきれず、反逆するストーリーと捉えてたけど……。
前半から中盤にかけての組み立てが酷かった……。
随所にトンデモ感じてたが……、終盤に入ってからの個々の心情が視えてくると、面白く感じてきた。
御家老始め、意外に凄腕剣客がズラリ。もっと活かせる話を盛ってたらより愉しめた様な…。
ラスト、こうしならない様にするにはどうしたら良かったのか?……たしかにやりようが無かった様な氣もする。
衆院選を終えたこの時期、今後の日本の在り方を重ねて考えてしまう。考えさせられてしまう作品となった。
監督は冒頭で氣づいたが、原作が冲方さんなのはエンドロールで初めて氣づいた。面白いはずだ。
コメントする