「越後のスーサイド・スクワッドが護った城下と己の意地」十一人の賊軍 スモーキー石井さんの映画レビュー(感想・評価)
越後のスーサイド・スクワッドが護った城下と己の意地
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本作は戊辰戦争の渦中にある新潟。
長岡城が落城し、いよいよ「旧幕府」か「新政府」かの二択を迫られた
小国・新発田藩。
進軍してくる新政府軍・出兵を迫る奥羽越列藩同盟
勢いに乗るニューリーダーか、調子に乗る地元の先輩たちか
家老を演じる阿部サダヲは窮地に立たされていた。
そこに白羽の矢を立てたのは道場主演じる仲野太賀
そして、新発田藩に恨みを持つ罪人演じる山田孝之含めた
死刑前の重罪人たち
彼ら11人の「士」はミッションを与えられる。
しかしそれは越後のアマンダ・ウォラーたる阿部サダヲの謀略とも知らず・・・
アクションとサウンドが特に印象的な本作。
終始かっこいい仲野大河と
コメディリリーフ全開の山田孝之の好演
大軍勢を出し抜く奇策の数々に、愛すべき個性豊かな「賊軍」たちの散り様
もはや彼らをただの「賊」だとは思わない。
ただでは死なない兵(つわもの)どもの
ジャイアントキリングに刮目せよ
頑張れニッポン!
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