「官軍のアイツの存在感が良くも悪くもある作品」十一人の賊軍 フクメンさんの映画レビュー(感想・評価)
官軍のアイツの存在感が良くも悪くもある作品
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普段髪もないのに出てくるなり赤髪の被り物というキャラクター。良く幕末もので見る赤だったり白だったりするアレですね。
まぁそれはともかく、たった十数人で敵軍を足止めするとかいう、死にに行くのが見えている展開ゆえに、そりゃハッピーエンドという結末はありません。ひとりまたひとりと死んでいき、結果として主要人物は誰一人幸せになってないという切ない映画。
映像が激しく動く上に夜闇の中で動き回るシーンは正直何が起きてるのか分かりにくかった。あとはノロがあれだけ長時間心肺停止状態だったのに、勝手に蘇生されたのは意味不明。でもまぁそれなりしっかり作り込んであって見応えのある作品ではありました。
阿部サダヲも憎まれ役とは言え、藩のために覚悟を決めてアレだけやったのに、最後報われなかったなぁ。それでもあんまり同情もせんなぁ。
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