「太賀さんなまらかっこいいんですけど」十一人の賊軍 カルヴェロさんの映画レビュー(感想・評価)
太賀さんなまらかっこいいんですけど
テレビ番組の「ボクらの時代」を見て、コレは見なくちゃとまんまと番宣に乗っかってしまったんですが
なかなか面白かった
あまり内容を知らないままに見たのですが驚いてしまった
仲野太賀さんのも見たかったし
「虎に翼」で完全にやられてしまった私は嬉しい
私の古郷「新潟」が出てくるじゃないですか
おもに新発田という土地なのですが言葉は新潟弁
ほとんど変わりはないし懐かしかった
って言うか最近新潟弁をよく耳にします
先の「虎に翼」でも新潟編があったすけね
幕末は「勝てば官軍」などと、正義が曖昧な時代
まだ一つの国になっていなかった頃のお話
組織(新発田藩)の者は組織の言うことを聞かなきゃならない
しかし罪人達は何か自分達に得なことがなけりゃー動きもしない
価値観も考え方も違う
藩の家老がなまら悪い奴に思えてしまうんです
でも、彼の正義もそこには確かにある
真面目に正攻法でとうしていたらあの時代の日本はどうなっていたのだろう
隠された幾つもの罪の上に今があるのならこの世は手放しで喜んでいいのだろうか
罪人もヒーローになれる
それに比べて今の世はもっと怖い
一般市民が正義を振り回して人を落として行く
その様を野次馬のように多くの人が踏みつけて行く
人類総監視カメラ状態でドラマや映画よりも恐ろしい
今朝もNHKで「あなたからの投稿を待ってます」と言っていた
NHKさん、どうか分別のある投稿を選んで下さい。
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