劇場公開日 2025年10月10日

ホウセンカのレビュー・感想・評価

全111件中、81~100件目を表示

2.5美談にしようとしてるが冷静に考えるとかなりバカな男のストーリー

2025年10月12日
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鑑賞方法:映画館

"恋愛はバカにならないとできない。頭で考えてはダメ。"
これはよく聞く言葉ではあるが、
まさにこの映画の主人公はバカすぎて、その行動が故に素晴らしい恋愛を成し遂げて愛を貫いたとは思う。

他人の子どものために自分の残りの人生を棒に振るうとはかなりバカでないとできない事だろう。
その子どもに何か自分が人生において救われたとか、そういった描写もあれば何となくは分かるが、いやそれでもよその男との間にできた子どもの為に人生を賭けて救おうとは普通は思わんだろう。

たまに連れ子ごと愛する、そういう人達は世の中にいるとは思うが、ホウセンカの言う通り、生物学的には理解ができないには納得がいく。冷たいかもしれんが。
自分がそういった立場になれば分かる境地かもしれんが、
正直本質を見ないようにして、ただ愛がどうたらと言って正当化しているだけな気がする。
ただ愛するのは勝手だろう?と言われるかもしれんが
この映画の主人公のように、いくら惚れた女とはいえ、よその男との子どもをぶらさげてまるごと受け入れてもらおうとしている烏滸がましい人のために全てを犠牲にするのはただのバカだとは思う。

しかしながら男としては、一途な愛を貫くのはなかなか普通の男にはできない事で、素晴らしい恋愛をみせてくれた。
浮気性なしょーもない男が蔓延してるこの世の中で、彼のような真の漢はおそらくアニメの世界にくらいにしか存在しないだろう。いたとしたら誇ってもいいくらいだ。
最後のシーンはなかなか素敵である。

そしてホウセンカがなかなか人間に対して的確な言葉を放つので、人間の在り方について考えさせられる。

同じ場所での人間と土地の変化から月日の早さも感じ、映画のストーリーのように人生はあっという間に過ぎていくのだろう。
今は未来から巻き戻して来た過去だと思い、今だったら若くて自由に何だってできる精神で即行動するしかない。
この映画のように人生に詰んだ老人を見るといつもそう思う。

盤上では詰んでるように見えるが、オセロをひっくり返せば大逆転できる。
人生いつだってsilver liningがあるのだ。

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Oliver

3.5⭐︎3.8 / 5.0

2025年10月12日
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鑑賞方法:映画館

10月12日(日) @映画館
ホウセンカ
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これぞ映画!「ホウセンカとヤクザ」で見終わった後に涙が流れるのが凄い🥹ラストはまさしく「大逆転」想いは常に「そばにいて」
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まー。

3.5ハードルを超えた良作だった

2025年10月12日
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鑑賞方法:映画館

公開直前までノーマークだったが、オッドタクシーのクリエイターチームの作品とのことで期待のハードルを上げ気味での鑑賞。結論としては上げたハードルを軽々飛び越えた良作だった。

血縁の仲間と意識を共有し、喋るホウセンカ(口が悪い)、特異な空間把握能力を持つ主人公、と言った設定の巧妙さとそれに基づくいろいろな仕掛けがきれいに回収されて収束するエンディングは好みの作りでした。

ストーリー的には実写+VFXでも成立させられるだろうがホウセンカを喋らせる設定で、アニメとの親和性が高い。

エンドクレジットで有名俳優らが声優参加していたのを知ったが、特にどの役の喋りにも違和感なく作品に没入できた。

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ばとー

4.0ホウセンカのセリフがいちいち刺さる!

2025年10月12日
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最後の展開がありきたりでなくて憎い
これ実写で観たくなる。キャストはできればそのままで!

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ドラゴンの父

3.5大逆転

2025年10月12日
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灼熱のアッザム・リーダー

4.0人生を賭けた、温かくも切ない大逆転

2025年10月12日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

幸せ

■ 作品情報
監督は木下麦。主要キャストは小林薫、戸塚純貴、満島ひかり、宮崎美子、ピエール瀧、安元洋貴、斉藤壮馬、村田秀亮、中山功太など。脚本は此元和津也。企画・制作はCLAP。

■ ストーリー
独房で孤独な死を迎えようとする無期懲役囚の老人、阿久津実が、言葉を話すホウセンカとの対話を通じて自身の過去を振り返る物語。1987年の夏、阿久津はしがないヤクザとして、パートナーである永田那奈と彼女の息子、健介と共にホウセンカの咲くアパートで慎ましくも幸せな日々を送っていた。しかし、ある日突然、大金を工面する必要に迫られた阿久津は、兄貴分である堤と共に組の金庫に眠る3億円を強奪する計画を企てる。物語は、過去の出来事が現在の阿久津にどう繋がり、その人生がどのように「大逆転」へと向かうのかを描き出す。

■ 感想
予告で観たやわらかい絵柄と温かい雰囲気に惹かれ、公開初日に劇場へ足を運びました。とても素敵な作品で、期待を超える感動を味わってきました。

物語は、ごく平凡ながらも幸せな日常から、突然の波乱へと展開します。純朴で優しく、どこか不器用な阿久津が、人生の全てを賭けて愛する家族を守り抜こうとする姿に、深く心を打たれます。

特に驚かされたのは、阿久津の並外れた賢さです。法律に関する深い知識、兄貴への巧みな対処、そして手紙に仕掛けられた暗号など、彼の切れ者ぶりには目を見張るものがあります。むしろこれほどの知恵をもつ男が、なぜヤクザの世界に身を置いているのかと、ある種の疑問すら感じるほどです。

また、序盤から実に丁寧に伏線が張り巡らされており、それが物語の進行とともに見事に回収されていく脚本の秀逸さには、ただただ感嘆するばかりです。まさに人生を賭けた温かくも切ない大逆転劇であり、その強い思いが那奈にしっかりと伝わるラストシーンには、熱いものが込み上げてきます。

一見すると冴えないキャラクターデザインも、阿久津やホウセンカのキャラクター設定と絶妙にマッチしており、物語に深く浸るにつれて、その味わいを深く感じるようになります。劇場には10人程度の観客しかいなかったのが残念で、もっと多くの方にこの素晴らしい作品を観てほしいと強く感じます。しかし、本音を言えば、一人でじっくりと作品世界に浸り、周囲を気にすることなく心ゆくまで涙を流したかったです。

エンドロールで、ホウセンカの声がピエール瀧さんだと知り、その意外性とすばらしい演技に驚きました。一方で、一部で気になる演技が見受けられたのは、惜しまれる点です。やはり、メインキャストには本職の方々を起用するのが望ましいのではないかと感じます。

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おじゃる

3.0ラストにじんわり涙腺崩壊

2025年10月12日
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ひでちゃぴん

5.0薄味だけど、よかった。

2025年10月12日
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普通にヤクザ映画でした。

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犬塚恭介

3.5見る予定無かったけど

2025年10月11日
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泣ける

癒される

時間が空いたので見ることにしました。
独房で最後の時を迎えようとしている主人公の囚人と言葉を話す花ホウセンカの会話を通して主人公の過去を振り返っていく物語。

無期懲役で病も患っている身では大逆転などあり得ない。
主人公の言う大逆転とは何を意味するのか?
自分には最後まで分からなかった。

これは私が勝手に想像することだがこの話は主人公が死に際に見た夢なのではないか。
ホウセンカは外の出来事を知る手段として考えたもので外で起こっている出来事はすべて想像で夢の世界なのではないかと。
惚れた女とその息子には幸せでいてほしいという願望を込めて。。。

90分の時間はちょうど良かった。
派手さもなく悲哀のあるストーリーだが心に染みる作品だった。

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sazanami

3.0既視感のあるなつかしさ

2025年10月11日
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クロイワツクツク

5.0Stand By Me

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

なかなか面白い良作。!ホッコリした中に、時代の厳しさも合わさって、いい味出てます。愛の深さとホウセンカの滑稽さが、愛おしい。

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DnaH

3.0ホウセンカと

2025年10月11日
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語り合って、半生を振り返る囚人の話。ヤクザでありながら惚れた子連れの女性との暮らしを送り、その後は事件を起こして収監される。自分でも納得した上ではあるけど、悲しい人生。彼女達と連絡が取れると良いけど。

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ごっとん

3.0極めて普通作品 🈶有料パンフ差額制度

2025年10月11日
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幸せ

有料パンフ🈶は普通に@1,400円で高い 普通のパンフ 内容的にも

デジタル特典付き,シリアルコード付き だと@2,400円❗️購入でも まだデジタル特典
➕@1,000かかると 特典でない気もするが・・気のせいか
観ていない 今後 追記。鑑賞日10月11日土曜日。
まあ上映回数絞ってるから そこそこお客様あり。

本作みたいの 良いところは 上映前に 話すような 未熟な男女 男女カップルが皆無のこと。
カップルも居たが 皆 大人の対応で 話さず。
古い例え だが 名曲喫茶 というか ジャズ喫茶  と言うか ルノワール【こちらは健在❗️】

まあ普通の 作品ですよ。テレビアニメ とか コミック背景ないから 逆に良いグッド👍
懐かしい感じもあるけど普通。

俳優は声優やると よくわからない

『オッド・タクシー』との比較で言えば 圧倒的にわかりやすい

90分を短いと見るか 適切と見るかは あなた次第。
私的には ちょうど良い長さのアニメでした。
ストーリーも中庸で たまにはこう言うのもイイでしょ的

【このあと デジタル特典見たあと追加・・・・】
うーん🧐なんんとも アニメプロ志向向き ジジイの俺的には❓❓❓だった。申し訳ないこれなら➕@500円でイイと思う。

まあお客様ハナから期待できない作品だから 本価格かぁ という意味では納得した。
正確なら➕@300が正解✅@1,000プラスは高過ぎ。元が高いのだから

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満塁本塁打

3.5キャラデザインに思い入れができなかったが

2025年10月11日
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しみじみとした余韻を残す
馬鹿なヤクザの哀しさはしようもなく
今際の際、人を小馬鹿にしたホウセンカとの会話が、受け入れた女と子どもへの情愛を浮かび上がらせる
頭のマス目の大逆転はナカナカだが、兄貴の執念深さがStand by meの束の間の幸せを壊さなければいいのだが

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すぅ

4.0ヤクザと家族 The name of the flower is Impatiens

2025年10月11日
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2025年劇場鑑賞77本目 優秀作 73点

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サスペンス西島

3.5象徴的な花火

2025年10月11日
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泣ける

家から見えたはずの花火が中盤では建物に遮られて見えなくなる。
直接的では無いのかもしれないが、彼が行ってきた行為の延長線ではあるといえる。
ヤクザなので幸せにはなれない事は本人たちも承知の上だったけど、やっぱり慎ましくても良かったので添い遂げて欲しかったなぁ

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だっちょ

3.5大逆転

2025年10月10日
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人生は、最後の一手まで分からない。好きの証明でひっくり返せる。正直言ってクサい(=ハマらないと鼻につく)語り口・ストーリーテリングだけど、それも本作のテーマなどを考えた際には必要なのだろうと思った。裏目裏目に出たほうが、最後の最後まで勝負は分からない、一発大逆転の価値があるってもんだ。まだそんな夢みたいなこと言ってんのかよ、バーカ。ボイスキャストがいい。
不器用だけど、すべて引き受けて愛し抜く一途な愛。この"終わった"貧乏な衰退途上国で、日本らしいアニメによって、バブルが弾ける前から描く日本らしい題材と空気感。頭の中に方眼紙が浮かんでいる阿久津と、オセロが強いナナ。日常のささやかな幸せを噛み締めるような、花火とスタンド・バイ・ミーのシーンは必見!最後は、まぁそうなるよねと。けど、冷静に考えたら危なくない?愛してる。
ヤクザ者一世一代の花火を打ち上げる。熟した実を軽く触ると、パンと花火みたいに種をはじき飛ばすホウセンカ。そして、上から見るとただの草なのに、横から見るときれいな花を咲かせている。それってまるで主人公達の人生みたいじゃないか。タイトルに込められた意味を考えるとエモい。意識のチャンネルを合わせると見えてくる脈々と繋がる命の輪、記憶。

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とぽとぽ

4.0とても静かで切なく緊張感にあふれた大逆転

2025年10月10日
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泣ける

興奮

知的

モチーフと言葉の選び方がほんと上手い
バブルに花火にホウセンカとみんなはじけるものばかりじゃないか
インテリヤクザの台頭とか懐かしい話よ

中盤終盤にかけてつぎつぎと
「え?そこがそうつながるの?」という気づきと驚きに満ち
静かな緊張感漂うクライマックスの
せつなくもほっこりとした温かさが何ともさわやかだ

「大逆転」の示すもの
牢獄で一人孤独にその人生を閉じようという主人公に
一体どんな大逆転の目があるというのか

「俺には学がない」という主人公の
機転と知性を感じさせる仕掛けには驚かされるばっかりである

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破雲泥

4.0不器用に愛に生きた男の大逆転

2025年10月10日
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大袈裟なわざとらしい泣きポイントみたいなのがなくて良かった

なんともしみじみと沁みる話だった

物語の構成も見事

最後のスタンドバイミーが流れ出した所は
不覚にもちょっとウルっと来たよ

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龍神

4.0蒲田行進曲

2025年10月10日
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バブルの頃のお話、全て懐かしい、そして地面師みたいなことやってんのかな?と思っていたら...人間は愛情が絡むので確かに生存戦略変わっているかもですね ホウセンカの役どころが全然大人しくなくて斜に構えているところなんかは面白かった
とてもハートウォーミングなお話でした 供養ぐらいしてあげてほしいなぁ

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ゆう