「ホウセンカに語られる、不器用な男の最期の人生録」ホウセンカ むさんの映画レビュー(感想・評価)
ホウセンカに語られる、不器用な男の最期の人生録
独房で死を迎えようとしている老人が、
なぜか人語を理解するホウセンカに向かって、静かに自分の過去を語りはじめる——。
その会話を通して明らかになるのは、
不器用ながらも家族を深く愛し、最後に“大逆転”を狙い続けたひとりのヤクザの人生でした。
その生き様が胸に刺さり、物語にぐいぐい引き込まれていきます。
観終わった今でも、頭の中ではまだ「スタンド・バイ・ミー」が流れ続けています。
本当に良い作品でした。
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