「頭の中の方眼紙で描き送るSecret Letter.」ホウセンカ SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
頭の中の方眼紙で描き送るSecret Letter.
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独房で死が間近のヤクザ阿久津実へ話しかける、枕元に置かれ空き缶に植えられるホウセンカの話。
30年前の1987年8月頃の自身を振り返り、一緒に生活をし愛する那奈、那奈のお腹いる血縁のない子供…後に名付けられる健介へ、独房から送る方眼紙メッセージ…。
口の悪いホウセンカにディスられながら過去の思い出と、あの時言えなかった事、出来なかった事の後悔を振り返り、ストーリーベースとなる兄貴分の堤との息子健介の為の金絡みを絡めながら。
阿久津の得意技、頭の中にある方眼紙を上手く使い見せる大逆転、あの時の地図と独房から送られた手紙が重なった時…あの時描かれていた“那奈の顔”…えんぴつで消されていても見えている“愛してる”に涙。
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