ザ・バイクライダーズのレビュー・感想・評価
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Legendary Bikers
トム・ハーディー×オースティン・バトラーの共演作品として期待通りの作品でした!
個人的にこういう映画が見たかった!と思える映画でよかったです。👏🏻✨
バイカー全盛期だったアメリカ当時の雰囲気が再現されていて、彼らにとってバイクやファミリーは神聖な物・かけがえのない存在であることが伝わってきました。
過去に起きた出来事を振り返ったような描写もわかりやすかったので、没入感が高く余韻も残る映画でした。
ジョニーはトム・ハーディでなければいけない。 ベニーはオースティン...
ジョニーはトム・ハーディでなければいけない。
ベニーはオースティン・バトラーでなければいけない。
ソニーはやっぱりノーマン・リーダスだし、
ジプコはマイケル・シャノンで決まり。
完璧なキャスティングでさらに狂気と狂気がぶつかり絡み合う。
もう今年はこれで一丁あがりだな。
なんか久しぶりのバイカー映画
なんか久しぶりなバイカー映画で、こういうバイカー映画って最近なくないですか?
昔は結構あったイメージだけど…
それこそ劇中で触れられる『乱暴者』や『イージー・ライダー』は別にしても、
『ストリート・オブ・ファイヤー』『ストーン・コールド』『キング・オブ・ハーレー』などなど。
昔は、こういうアメリカンでロック的な映画が大好きで、寝る間も惜しんで映画を観てたけど、その頃を思いだし懐かしかったです。
1965~73年のシカゴのバイクライダーの日常が撮影された写真集に着想を得て作られたそうで、
映画もバイカークラブの日常を描いていて、バイカーファッションがカッコイイ。
音楽も良くて、ロカビリーやブルース、ガールズポップスのシャングリラスなど、当時のオールドな曲が映画を彩ります。
個人的には、大好きな「Baby, Please Don't Go」やストゥージズの「Down On The Street」が1番テンション上がった。
自分の趣味嗜好に合い、少し甘めの80点。
アメリカンバイクに乗ってる人はマストでしょ(笑)
次は、イギリスのバイカー集団ロッカーズを収めた写真集『ROCKERS!』を基に、ロッカーズの映画を作って、お願い!(笑)
ロッカーズの映画メッチャ観たい!(笑)
オースティン・バトラーを愛でる
ジョディ・カマーの語りでオースティン・バトラーを愛でる映画。そして、トムハとジョディ・カマーがオースティン・バトラーを取り合い、ジョディ・カマーがほくそ笑む映画。
撮影も演出も良く、バイク乗りたちが実に美しく映されるが、登場人物たちにはビタイチ共感できない。バイクや酒や暴力や、特に徒党の力に陶酔して万能感を感じたがる連中は大っ嫌いだからの…
それでもベニーに惹かれるキャシーの気持ちは分からんではないし、そここそがこの物語の肝なんだよな…
ジョディ・カマー、良い!オースティン・バトラー、超良い!トムハ、いつも通り!ノーマン・リーダス、狙い過ぎ!
ってことで、「エルヴィス」以上のオースティン・バトラーのプロモーション映画なのでした…
しかし、思ってたのと違ってかなりポップな演出だし、レポーター・カメラマンが「チャレンジャーズ」の彼なのも良かった…
見応えのある大好きな空気感に大満足 アメリカ・シカゴに実在した暴走族とその家族をモデルにメンバーの栄枯盛衰を描く一級の骨太ドラマ
時代設定が1960〜70年代、そして暴走族組織の幹部とその家族が織りなす組織内でのファミリー愛や他組織との抗争など組織の栄枯盛衰を描くストーリーライン、そして重厚でレトロな美しい映像、という所が大好きなマーティン・スコセッシ監督作品『グッドフェローズ』『カジノ』『アイリッシュマン』などに通じる雰囲気があり、メチャクチャ楽しめました
主役の1人ベニーを演じるオースティン・バトラーさん、やっぱりメチャクチャかっこいいですね、背も高くて男前で細マッチョで、確かにあんなのいたら妻になるキャシーの様に同居中の恋人がいても一目惚れするかもなと思っちゃいます
そんなもう一人の主役 妻キャシーを演じるジョディ・カマーさん、とっても綺麗で気丈な女性を力強く演じ素晴らしかったです、決してスタイルは良さそうではありませんが全身から滲み出る色気が最高にセクシーでした
そして暴走族のボス ジョニーを演じるトム・ハーディさん、とても人気のある方ですがヴェノムの時もそうだけど私には彼は合わなさそう、イマイチにしか見えませんでした
声がしゃがれていてそれが高い声なので違和感がめちゃくちゃあるのと、ちょっと姿勢が悪いですね、立ち居振る舞いがとてもカッコ悪くて・・・
ファンの方に怒られそうですが、なんか迫力があって今作の役もメチャクチャかっこいい、なんて言われてますが、どこが・・・という感じでした
とは言うものの、総じて◎
作品全体に漂う空気感が大好きで、またお気に入り作品が1つ増えました
一つの時代の終わりとバイクライダーという生き方
カラーズ。それはいつでも戻ってこれて安心できる居場所とアイデンティティ。誰にも何も頼らないし頼られたくない自由。社会のルール規則しがらみから逃れたはみ出し者たちの溜まり場から、ただ風のように仲間たちと走りたかった、それだけ…だったはずが。
ピクニック。仲間"家族"から格好良くてアツくてみたいな憧れ性と止められない形骸化。古き良き時代からのどうしようもなく否が応でも迫ってくる時の流れと移り変わりは止められない。
ニューガイズ。気づけば当初の志などは流行らず廃れては全く別物に成り下がっている。ヘルズ・エンジェルス等だろうかヤバい新世代の台頭。いつからか思う、最初目指して・必死に築き守ってきたこんなものじゃなかったはずだろ、と。
目を見開いて早口で捲し立てる語り部であり、『最後の決闘裁判』に続き周囲の男どものせいで苦労の絶えない当時の女性を体現するジョディ・カマー ✕ 切れ味抜群で格好良すぎるオースティン・バトラー ✕ 流石の安定感で文句無しに腕っぷしも頼れるトム・ハーディはじめマイク・ファイスト、マイケル・シャノン、ボイド・ホルブルック、トビー・ウォレス、ノーマン・リーダスなど才能豊かな豪華キャスト共演によるバイクムービー。
好きな監督ジェフ・ニコルズがバイクカルチャーを描いたら?その答えがこれ。音から先に入って、映像が後から切り替わる編集の多さが印象的だった。途中から始まる構成に、野郎どものクラブに染まっていく女性に、終盤の残酷さなどスコセッシ映画っぽさもある。何かすごく新鮮な視点・着眼点が見られるわけではなく至極真っ当な作りで、期待値が高った分正直それを超えてくるということはなかったが、撮影に空気ともに監督らしい情緒たっぷりでドシッと腰を据えたようなアメリカらしい安心感みたいなものも感じられた。
最後は、バイクライダーというものは決してファッションではなく生き方そのものだと感じるようなラストだった。庭でビールを飲むベビーの頭の中ではバイクのような音が流れては。
硬派過ぎるバイカー集団の栄枯盛衰
1960年代のアメリカのシカゴを舞台にバイクを愛するアウトローたちが集まるモーターサイクルクラブの変遷を描きだす。硬派過ぎるバイカー集団の栄枯盛衰。失われたサブカルチャーへの自由と終焉。破滅アウトローもの。世間の主流には属さない人たちのレクイエム的物語で、感傷的なそのアプローチも、観ているうちに胸中へ沁みてくる。またまさに『イージー・ライダー』(‘69)を連想。バイクに乗らなくても排気音など、男のロマンを想起させる要素が散りばめられてるのも哀愁味を感じさせる。バイク好きのトム・ハーディやノーマン・リーダスが好演してるのも題材との親和性を感じた。当時の地に足着いたアナログ的思想と現代のSNSデジタライゼーション的思想との対比で観るのもまた一興だ。
バイク乗りの黄金時代を描く
《試写会にて鑑賞》
1965年、アメリカ・シカゴ。
実在した伝説的バイク集団を基にした作品。
主人公、妻のインタビューで進んでいくストーリー。
グループ間での成長と破壊。
抗争、葛藤、苦悩、けじめ。
組織が大きくなるほど直面する問題。
そこにはバイカーたちの生き様がたくさん詰まっていました。
そしてラストの切なさ…。
とにかく俳優陣が超豪華!
オースティン・バトラー、トム・ハーディ、ノーマン・リーダスの絵になるライダー姿は必見。
当時のアメリカの空気感も
堪能することができて大満足です。
お土産ありがとうございました🏍️
50年以上前のアメリカの空気感
冒頭から音楽がカッコよく映像もとても綺麗でした
のっけから観るのがとても楽しみになります
1965〜1973年にかけて撮られた写真集にインスパイアされた映画だそうで、全てが真実という訳ではないみたいですが、何となく実際の空気感を感じる事が出来ます(その時代に生きてないけど何となく)
トム・ハーディが相変わらず迫力のある役で、主役のオースティンバトラーのカッコいい事。そしてジョディカマーは美人だし。
アングラ感がとても漂っていて、少しヒッピーなところもあるので、昔のアメリカに興味があったり、好きな方には刺さるかと思います。
それとウォーキングデッドでも有名なノーマンリーダスも明るい役で出られてるので、ノーマンファンも必見かも
男っていくつになっても子供な生き物
60年代のアメリカに実在したバイク集団「アウトローズ・モータサイクル・クラブ」の日常を架空のバイク集団「ヴァンダルズ」として映像化。
序盤こそ単なるバイク好きなヒャッハーで陽気な連中のパーソナリティな面を垣間見れるが、次第に道程が危うくなり人数が増えていくにつれて統率が取れなくなり、知らず知らずのうちに“道を踏み外して”しまう。「こんなはずじゃなかったのに…」と離れていくメンバーは、ベトナム戦争を機に社会への不満を爆発させる70年代以降の若者達を投影しているのかも。そのあたりは、メンバーの1人を演じるマイケル・シャノンがイイ味出してた。
ヴァンダルズのリーダー役のトム・ハーディもハマっていたが、何よりもオースティン・バトラー扮する喧嘩っ早い若者ベニーがギラギラしてた。そんなヒャッハーな男共に振り回されるのが、ベニーの恋人キャシーを筆頭とする女性達。口に出さずとも、「男っていくつになっても子供」な生物なのだ。
ちなみにエンドクレジットで流れる曲「Bikeriders」は、ベニーとキャシーの関係をそのまま表したもの。歌っているバンドであるルセーロのヴォーカルのベン・ニコルズは、本作の脚本兼監督であるジェフ・ニコルズの実兄。
全米3位4億制作費用
1965年、シカゴ。不良とは無縁の日々を送っていたキャシーは、ケンカ早くて無口なバイク乗りベニーと出会って5週間で結婚を決める。ベニーは地元の荒くれ者たちを束ねるジョニーの側近でありながら群れることを嫌い、狂気的な一面を持っていた。やがてジョニーの一味は「ヴァンダルズ」というモーターサイクルクラブに発展し、各地に支部ができるほど急速に拡大していく。その結果、クラブ内の治安は悪化し、敵対クラブとの抗争も勃発。暴力とバイクに明け暮れるベニーの危うさにキャシーが不安を覚えるなか、ヴァンダルズで最悪の事態が起こる。
「最後の決闘裁判」のジョディ・カマーがストーリーテラーとなるキャシー役を務め、バトラーがベニー、ハーディがジョニーを演じた。監督・脚本は「MUD マッド」「ラビング 愛という名前のふたり」のジェフ・ニコルズ。
2023年製作/116分/アメリカ
原題:The Bikeriders
配給:パルコ
劇場公開日:2024年秋
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