劇場公開日 2024年11月29日

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「オースティン・バトラーと音楽に痺れる」ザ・バイクライダーズ いけいさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 オースティン・バトラーと音楽に痺れる

2025年11月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

「テイク・シェルター」がとても印象的だったジェフ・ニコルズ監督作品ということと、「エルヴィス」で痺れさせてもらったオースティン・バトラー主演ということで期待して鑑賞。
期待通り、オースティン・バトラーにはまた痺れさせてもらったし、音楽も良い具合にざらついていてバイクの重低音や60年代の空気感にしっくりくる。
でも、結局それだけ。ジェフ・ニコルズ監督作品といえば映像がきれいな印象だったが、本作ではそれほどでもだし、なんとなく暴力と暗さばかりが先行して、結末の割には後味があまり良くない。個人的にトム・ハーディが男臭過ぎて少し苦手なせいもあるのかも知れない。全体的に不穏さ漂う空気感も、本監督作品「MUD-マッド-」のようであまり好きではない。
とはいえ、やっぱりバイクはカッコいい。久しぶりに風になりたくなった。

いけい
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