劇場公開日 2025年9月19日

ひゃくえむ。のレビュー・感想・評価

全172件中、161~172件目を表示

4.0たかだか100m走だと思っていたが…

2025年9月19日
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鑑賞方法:映画館

興奮

驚く

ドキドキ

100メートル走をテーマにした映画。結論からいうと凄い面白くて引き込まれた。こういう挫折から復活して大舞台に立つみたいな映画は大好きです。日本人で9秒台を出すのがいかに凄いのかと桐生選手を見直した。学生時代の全国選手権のレース前の描写は鳥肌が立った。凄い作画だと思う。特に今は世界陸上が東京でやってるから余計に没入出来た。世界の陸上選手たちは地道な努力をひたすらして東京に来ているのだなと思わされた。これから口コミでもっと人気の出る映画だと思う。

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ケイゾク

4.0才能と努力、100メートルに挑む青春アニメーション

2025年9月19日
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陸上競技の世界で「100メートル走」という10秒のドラマに魅入られた者たちを描いたスポーツ漫画「ひゃくえむ。」のアニメーション映画化。
主人公は小宮かと思いきや、子どもの頃から全国一位の負け知らずだった天才トガシの物語。

足の速さに恵まれたトガシは、自分の最も得意とする100m走を自己承認の道具として考えていたが、そんな彼の価値観を覆す小宮に出会う。
現実逃避のためにだけ走っていた小宮も、トガシによって価値観を書き換えていく。
舞台は小学校から、高校、そして企業の陸上部員としての競技へ……。

走ることもモチベーションなんて、人それぞれ。
登場人物たちの小難しいセリフの意味は置いておいて。
比較の絶望、今後への不安、勝利の高揚、敗北の恐怖、そしてガチ勝負の興奮。
トガシ小宮だけでなく、短距離走に賭ける選手たちの心模様が描かれていた。

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kinako-cat

4.5「諦めの悪い男」が最後に手にしたものとは…+原作との比較

2025年9月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

「原作未読」勢です。
魚豊先生作品は「チ。〜地球の運動について〜」のみ漫画版読破しました。
(チ。のアニメ版は未視聴です)

いや〜面白かったです!
トガシという才ある人間が挫折と逃避を繰り返しながらその度に「走る事に魅入られた自分」を見つめ直し再起するという、
波乱に満ちた…でも誰もが彼の人生の一端は経験するであろう「敗北」の味をロトスコープ技法による映像でシビアに、リアルに、色濃く見せてくれます。

また、
「栄光を知りながらも何度も打ちのめされてきたトガシ」
と、
「トガシに見出され、財津という天才に答えを提示されたが故に走る事に取り憑かれてしまった小宮」
の対比や彼らが辿り着いた先の景色を見た時の表情、
脇を固める仁神、財津、海棠といった才人達が最終的に見出す「走る事の意味」や彼らが持つ「走りに対する哲学」も個性的で非常に胸を打たれるもの、「なるほど!そういう考え方もあるのね!」と膝を打つものと様々でした。

エンドロールで流れるOfficial髭男dismの「らしさ」もトガシ自身、あるいはトガシと小宮の対比というダブルミーニングにも取れる上手い塩梅の歌詞で目頭が熱くなる曲でした。

強いて言えば気になったのは染谷将太さんの演技でしょうか。
「走りに取り憑かれていくうちに段々と光を失っていく」という非常に難しいキャラではあるのですが、
彼が「語る場面」だと滑舌が気になりました。
染谷将太さんの実写映画での演技はわりとイロモノであっても「リアルなカジュアル感」が魅力だと思ってるので、
「ボソボソと喋る寡黙なキャラ」とは食い合わせは悪かったかもしれません。
ただ、所々で光る演技もあったので某恐竜映画の主演みたいな絶望的な棒読みとは無縁でした。

あとは原作読んだ人からすると「端折られてる名シーンも多い」と聞きます。
100分に収めるために仕方なかったのは分かるんですが、
欲を言えば「あのキャラとかこのキャラの活躍もっと見たかったかも」と私も思います。

総じてゴア表現や変な癖もない(強いて言えば小学生編以外はほぼロトスコープ技法ってとこかな?)作品なので、
予習も要らずにオススメできる一作でした。

2025年9月20日追記:
映画鑑賞後、原作漫画(新装版)を読んできました。
確かに結構端折られてるのですが、中盤に主人公2人が直面するとある「理不尽」な展開をオミットした事で、
走る動機が「走りに魅入られたから」一本に集約されて、
「2人が違う切り口から走る事にのめり込んでいってしまう」って物語の核に大きくフォーカスを当てて「先鋭化」してると思いました。

なので「真剣(ガチ)って言葉前半に仕込んでほしかったなぁ」とか、
「仁神の葛藤と活躍がもう少し見たかったなぁ」
とか細かい事は言えますが、
100分に収める為にかなり良いアプローチだったんじゃないかと思います。
心情描写とかも先鋭化した事で演技とアニメーション演出で省略しやすくなったしそこも成功してると感じます。
(漫画ならギリ許せるモノローグの長さはアニメだと冗長に感じたでしょうし)

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しーぷまん

5.0めっちゃ良かった。。

2025年9月19日
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楽しい

興奮

見終わった後の余韻がすごいです。
100mの経験はないですが、自分も自分なりに楽しみながら頑張ろうという気持ちにさせてくれました。
レースシーンがすごいのと、そこまでの持っていき方、主人公たちの描き方が良かったです。
音やアフレコがめっちゃよくて迫力ある映像にピッタリでした。静と動の表現がすごくて、見てるこちらもレース前の緊張感を感じました。

ぜひ映画館でいい音で見ることをおすすめします。

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あ

4.5ルックバックの対になる傑作 喜怒哀楽を10秒に生きる

2025年9月19日
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2025年劇場鑑賞68本目 傑作 79点

僕含め、ガキンチョの頃足が早くチヤホヤされある種存在意義を感じ、何者かなんじゃないかという幻想と次第に足るを知る表裏をひっくるめた現実逃避をしてきた全国の青少年には、もれなく心にざわつきを感じてならない

走る前の光景や走ってる最中の景色、スタート合図前の高揚感と緊張感を、当時みていた景色を思い起こさせる様なシーンと演出には、歳を取ったんだなとしみじみ思う

運動部と文化部と大きく分けるなら、今作が運動部のアニメーションの最高峰に対して、一世を風靡したルックバックがそれの対になるだろう

取り急ぎな為、また追記します

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サスペンス西島

4.5アニメの映像表現の可能性。

2025年9月19日
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知的

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外村

4.5極上の2時間を味わえ

2025年9月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ドキドキ

原作を読んでから観ましたが、中盤までの構成がかなり変わっているものの映像作品として上手く脚色されていると感じました。
陸上競技を知らなくても、何かに本気(マジ)になったことが人生で一度でもあるのなら観て損はしない映画だと思います。

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KGV

4.0現実逃避の扱い方

2025年9月19日
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くま

4.5100mに狂わされた人たちの物語

2025年9月19日
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パンダマン

4.0100メートル走のたった10秒に人生を賭けた男たちの物語に胸が熱くなる

2025年9月6日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

興奮

試写会にて一足先に鑑賞。「ひゃくえむ。」の面白さは、主人公のトガシと小宮が100メートル走にのめり込んでいく人生のすべてを描いている点です。彼らが成長し、悩み葛藤を抱え、それでも走り続ける姿に胸を打たれます。

最初はただ走ることが好きで走っていたはずなのに、いつの間にか1位を取ることが目的になり、自分より速い人が現れ1位が取れなくなったときに、何のために走っているのかわからなくなる。

夢中になっていたことの目的を見失う経験は多くの人にあるはずです。あの喪失感に深く共感できました。

原作を読んでいない状態で鑑賞しましたが、登場人物全員に個性があって、それぞれのキャラクターが魅力的だったので引き込まれました。

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三浦まさひろ

5.0鬼滅超えの迫力と面白さ

2025年9月5日
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鑑賞方法:試写会

興奮

知的

ドキドキ

映画『ひゃくえむ。』を試写会で見た。

チ。も好きだったけど、僕の好みは絶対こっち。最強の作画、音楽、演技、キャラ、ストーリー。

誰がなんと言おうと今年のアニメ映画一位です。

走ることへの一人一人の哲学がかっこよすぎてセリフで震えるし、その後の走るシーンでも震える。

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栗リン

3.5100mにかける情熱!速い!そして、深い!

2025年8月23日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

知的

「大抵のことは100mを誰よりも早く走れば解決する」

▼感想
アスミック・エースの招待により試写会に参加しました!
ありがとうございました!

「チ。」でお馴染みの魚豊の漫画を映画化。自分は漫画「チ。」が大好きで、同じ作者繋がりで「ひゃくえむ。」も読んでいたから映画化が気になっていた作品!

トガシと小宮を始めとした様々な選手が登場するが、全員が自分なりの哲学を持って走っているのが面白い!こういうところはやっぱり「チ。」の作者だなと思った!そんな選手たちがお互いに刺激し、変化していくのはこの作品の見所の一つ。登場人物のセリフも深く、特に海堂のセリフは深すぎて一度でかみ砕けなかったからもう一度聞きたい!

この作品の最大の見所はやはり100m走のシーン!100m走のシーンは作中に何本もあるけど、シーンごとにアングルや演出が違っていて毎回見入った。映像だけでなく、音にもこだわりを感じて地面を蹴る音がさらに臨場感を上げた。BGMもノリの良い曲で盛り上げたり、無音になって没入感に包まれたり...100m走のシーンはまさに極上の10秒間だった!

主題歌のOfficial髭男dismの曲「らしさ」もこの作品にすごく合っていて、全力で走り切った後のように気持ちよく余韻に浸れた。トガシ達選手が100mにかける情熱、恐怖、現実、狂気...是非映画館で!

▼お気に入りのシーン
高校の陸上大会で雨の中走るシーン!

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UUU
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