劇場公開日 2025年9月19日

ひゃくえむ。のレビュー・感想・評価

全382件中、181~200件目を表示

3.5何のために走るのか

2025年9月28日
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鑑賞方法:映画館

たしかに、何のために100mを走るのかっていうのは言われてみないと分からない。
それに人生をかける人達の狂気はすごい。
100mを駆け抜けた先にある幸福感のある表情はラストとしてとても良かった。

走る前の印象的な音楽と構図が良い。あんだけ溜めて、100mはたった10秒の世界。

特に好きなのは高校時代の4×200リレー。練習シーンから王道の展開でとても良かった。

心理描写をかなりカットしてポンポン進んでいた印象がある。3時間の映画にしてもいいからもっと登場人物の心情が語られても良い。

何のために走るのか、それは人それぞれ。それぞれの正解がある。たぶんどんな仕事でもそう。自分が納得できる正解をもっていれば、それで良い。

そして最後に全部持っていった感のあるヒゲダン。
やっぱりヒゲダンはすごい。

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ABCD

3.5好きじゃないところはなかったです。

2025年9月28日
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鑑賞方法:映画館

小宮が暗すぎて⋯
暗さの理由が描かれていなかったので、
闇深さに恐怖すら感じてしまいましたが⋯

画も最初は苦手に思えたけど慣れるのですね。

財津、海棠のセリフが理屈っぽすぎて、
不自然すぎて、だんだん笑えてきました。
いい意味で、うざっ!

トータル的には面白かったです。

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hkr21

4.5いいねー!

2025年9月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ドキドキ

予備知識ゼロ、陸上もあんまり知らないけど、ポスターが好きな感じだったので見ちゃいました。真面目なアニメですごいよかったです。走ってる映像や地面蹴ってる音とかもリアルで迫力ある。帰り走りたくなっちゃいました。ガチでやる、ってしんどいよね。現実直視しなきゃいけないのとか辛いし自分を余計に弱らせそうだけど、それができるのが強さでもあるよね。つら。それでも前を向いて全力で走り抜けるの、かっこいいな。エンディングの髭男もいい。

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菓子

4.0走る哲学者たち

2025年9月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

斬新

小学生の時から禅問答を繰り返す主人公たち。
「たいていの問題は100mだけ誰よりも速ければ全部解決する」
このシンプルな真理を友人に語れる小学生はすごいです。
作画が斬新です。
ワンカットの長尺で描く雨中のレース。
空を見せて足音だけでスタートからゴールを描くレース。
世界をリードしてきた日本のアニメが立ち止まることなく、更なる進化を見せていることはうれしい限りです。
クライマックスのレースで医者に止められながらも出場を強行する主人公と東京世界陸上に出場した北口選手を重ねてしまいました。北口選手もケガ明けで本当は出場できるような状態ではなかったでしょうに、スポンサーを多く抱えてしまうと欠場も簡単にできなくなってしまうんですね。
トップアスリートに憧れていましたが、こういうのを見てしまうと自分はスポーツ選手になれなくてよかったなと思います。
この濃密なストーリーにハマってしまったので、原作も読み始めました。

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KAZddo

4.0楽しめました

2025年9月28日
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鑑賞方法:映画館

知的

癒される

レビューを読んでなんか面白そうだな?となり、急いで原作を読んでから観に行きました。
原作とは寄り添っているけど別な話として楽しめました。
原作の重さはそれはそれでいいんだけどその中の良い部分、令和の今に一番通じる部分を抜き出して映画にしてくれています。
原作とても好きですが、映画は映画で良い。
2時間、引き込まれました。アニメだけどアニメっぽくないです。
主役が声優さんじゃなくて俳優さん2人なのも最初は懸念でしたが、全く違和感なくむしろとても良かったです。
狭いシアターでしたが満席でした。

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狸子

4.0"走る"ことを通して形成される彼らの価値観

2025年9月28日
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泣ける

興奮

知的

個々人の大切な価値観の形成過程を"走る"ことを通して描く物語。
個人的に、勝利を積み重ねることにより執念と呼んでも差し替えない"情熱"が"空虚"なものに変わっていくのはとても印象的で、これを軸として2人の主人公が前後対照的に描かれるのはかなり見応えがあった😊

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シャルコー_Charcot

4.0もうこれで終わってもいい…

2025年9月28日
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チ。や、ようこそFACTへの魚豊。これがデビュー作なのかというくらいおもしろい、ひゃくえむを映画化。バクマンを観てマンガ家になったというから、若い人ですね。
原作を改変して106分に仕立てあげたのはいい判断。アスリートの活躍できる時間は短い。特にメジャーではない競技はより華々しさは一瞬だ。それを100m走を題材にすることによって、その儚さがより際立つ。10秒足らずで世界が決定づけられるから。
音楽演出もとても良く、走っている時、観てるこちらちも疾走感が駆け抜けてゆく。アニメでは珍しくスポーツメーカーの協賛もあるところもプロデューサーががんばったのかな
ラストのキレは最高でした。松坂桃李くん、めちゃうまいな

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うっか

4.5 最近映画にハマっています。アニメは見ないのですが、陸上競技や箱根...

2025年9月28日
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興奮

斬新

ドキドキ

 最近映画にハマっています。アニメは見ないのですが、陸上競技や箱根駅伝が好きなので、9月東京開催の世界陸上をきっかけにこの映画を観たいと思いました。事前のレビューでただのスポーツ漫画ではなく、人生を考えさせたり、登場人物が発する言葉の重みがなかなか感慨深いと書いてあったので、早速見に行きました。日曜日の昼で若い人で満席でした。陸上好きには必見の映画でした。登場人物が、現在頑張っている実在の100メートルの数名の選手と重なってしまいました。人生は一筋縄ではいかないとつくづく思いました。
 エンディングで流れる髭男の「らしさ」の歌詞がストーリーと重なり、余韻をさらに高めてくれました。走るのは10秒ですが、人生の長さに匹敵する長さでした。

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イトミミ

5.094点/☆4.4

2025年9月28日
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鑑賞方法:映画館

『チ。―地球の運動について―』で鮮烈な印象を残した魚豊の連載デビュー作『ひゃくえむ。』がアニメ映画化。

あまりに評判が良く、終了前に観なければと衝動に駆られた。

 陸上競技の王者・100メートル走に全てを懸ける若者たちの狂気と情熱が、スクリーンで炸裂する。この映画は、たった10秒のレースに人生の喜び、苦しみ、希望を詰め込んだ、魂を揺さぶるスポーツドラマだ。観終わった後、思わずトラックを走り出したくなるような高揚感に襲われた。

物語の中心は、天才ランナーのトガシと、過酷な現実から逃れるように走る転校生の小宮。
生まれつき足が速く、友達も人気も当たり前に手に入れてきたトガシは、小宮に走る技術を教え、放課後のグラウンドで汗と笑顔を分かち合う。
ライバルであり、親友でもある二人の絆は長い年月を掛け描かれる。その姿は観る者の胸を熱くする。

この映画の最大の衝撃は、映像の革命的な美しさ。ロトスコープ技術と、AIの魔法すら感じさせるアニメーションは、まるで生きているかのよう。
光がきらめき、風が髪を揺らし、空気が選手の息づかいとともに震える。すべてのカットがヌルヌルと動き「これ実写じゃん!」と叫びたくなるほど。

従来のアニメの「見せ場だけ動く」枠を超え、全編が息をのむような躍動感で溢れている。
それでいて、アニメならではの誇張や感情の爆発が、100m走の「一瞬の全て」を鮮烈に描き出す。特にラストレースは圧巻。
選手の筋肉の動き、汗の一滴、観客の歓声まで、まるで自分がトラックに立っているかのような臨場感に全身が震えた。

物語は、トガシと小宮の成長と挫折を軸に、群像劇の要素を織り交ぜる。原作の長編を2時間に凝縮したため、脇役の掘り下げがやや駆け足に感じる瞬間はある。

だが、そんな小さな欠点を吹き飛ばすのが、二人の魂のぶつかり合い。出会い、別れ、再会のたびに、彼らの顔つきや信念が研ぎ澄まされていく様子に心を奪われる。100mという「たった10秒」に、人生の喜び、恐怖、闘争心を詰め込む二人の情熱は、観る者の心を鷲づかみにする。

94点/☆4.4

特に忘れられないのは、ラストの日本選手権。勝ち続けるプレッシャーに押しつぶされ、挫折を味わったトガシが、走る喜びを思い出し、全盛期の輝きを取り戻す瞬間。

怪我の恐怖に縛られ、限界を超えることに怯えていた小宮が成長し、走る意味を見出し、無我の境地でゴールを目指す姿。

二人が全てを懸けてトラックを駆け抜けるシーンは、まるで時間が止まったかのよう。勝敗を超え、自分を超えた瞬間、彼らの目には新たな世界が広がる。

この高揚感は、観客席にいる我々も一緒に走っている錯覚を覚えるほど。エンドロールが流れる中、顔が熱くなり頬が濡れる。

確かに、100m走でなくとも描けるテーマかもしれない。だが、この作品は「100m」だからこその疾走感と緊張感を見事に捉えている。

たった10秒に人生を賭けるシンプルさが、情熱や人間の脆さをこれほど鮮やかに浮き彫りにする。
苦難を乗り越え、等身大の自分を受け入れ、前に突き進む二人の姿は、私たちの心を奮い立たせる。走ることは喜びであり、苦しみであり、生きることそのもの。

アニメの新境地を切り開く映像美と、魂を燃やす物語で、心を完全に奪った。
二人の走りを見たら、きっとあなたも人生を駆け抜けたくなる!

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映画感想ドリーチャンネル

2.0原作見てると…

2025年9月28日
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知的

斬新

作画や演出はめちゃいいし声優もすごくいいんだけど原作知ってると「そこ改変しちゃうの!?」と思う点が多かったです、特に小学生時代の改変がかなり多くて原作の熱くなれる要素という所が少しだけ薄まってしまったのが悲しいです

ですが原作を知らずに見る方はとても楽しめると思うのでぜひみてください

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けーご

2.5原作を知っているからつまらない

2025年9月28日
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原作を知っている人は楽しめるのか疑問
重要な部分を飛ばすし書き換えるし
そのくせオリジナルキャラ出す時間はある
短い時間にまとめるのは大変でしょうがこのまとめ方は如何なものか?
多分原作を読んでない人は楽しめるだろうけど、読んでない人はそんなに長くないので是非原作を読んで欲しい

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アラヂン

4.5狂気が足りない、(微ネタバレ)

2025年9月28日
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知的

斬新

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ネクろむ

3.0原作すきだと少し物足りないっていうのは我儘言ってる自覚あるけど

2025年9月28日
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興奮

知的

原作読んだ時はコマ割りの迫力とか
変わったキャラの強烈な印象と信念や考え方を表現するセリフの面白さ(魚豊先生の作品のここがすき!)に
すごく引き込まれたけど

ストーリーを知ってるからか、映像表現になったからか、
なんだか引いた目線で冷静に鑑賞する感じになった

主人公たちは当然競技に全てをかけてるんだけど
指導者とか裏方とかもそれぞれ奥が深い仕事だし
現役選手でいる事が全てではないけどなぁとか思ってしまい
すごく入り込んで観る感じにはならなかった
私が現実主義すぎるのかも笑

でも何かに夢中になる事って、
100mが全てだというある意味思い込みや視野が狭くなる事と同義で
それが平常な状態では辿り着けない境地に行ける条件だと改めて思った

思い込みや視野狭窄って普通はあんまり良い意味で使われなかったりするけど
人生って時にはそういう状態になってこそ豊かになると思う
でも社会で生きてるとそうなってばかりもいられないし
小学生だろうと社会人だろうとそことの折り合いが大変なのが描写されてて、共感できた

とにかく人生は一度でも何かに夢中になったもん勝ち!

でもこのテーマは結局映画でも漫画でも誰かの人生を語るなら
必ず表現する事だと思うからあんま新鮮味はなかったかな

あと映画になるとリアリティが増す分
全員隠キャすぎるのが不自然に見えたかも

ただ映像の演出とかセリフのない競技中の描写さいこう
とにかくサントラと音が良い
地面を蹴る音が映画館だと大迫力!!!

感情的には凄まじいけどそれをエモすぎない描写に抑えてるのが原作もアニメもすきな所

まとめると
内容が好きな作品なだけに少し物足りなさを感じる映画だったけど、それは個人的なワガママ笑
好きな所や心に残る場面も沢山あって
表現の工夫が詰まっていてとても良い映画だった!

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リコピン大王

4.0ロトスコープの採用は大成功

2025年9月28日
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alfred

3.5ラストがね?

2025年9月28日
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単純

ラストが??
エンドロール後に何かあったらよかったのに

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サモン

4.5陸上競技やスポーツに関わりない人にこそ見てほしい作品

2025年9月27日
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知的

驚く

斬新

「チ。」の原作者さんのコミックの映画化ということで、良い作品に違いないはずと鑑賞を決めていました。

「ひゃくえむ。」というタイトルのとおり、100メートル走をテーマとしていますが、陸上競技(短距離走)に関わりがなければ理解できない内容ではありません。スポーツ選手向けの作品という範囲も超え、人生というレースの選手ともいうべき私たち誰にもに向けた作品であると思いました。

これからの人生(先の将来ではなく、映画館から出た直後からの人生)で、自分の力でできることやできないこと、考えておかなければならないことや考えなくても良いこと、そのようなことを改めて認識・考えさせられました。人生において大事なメッセージが詰まっています。

この作品を見た人ひとりひとりで違ってくるとは思いますが、必ず何か響くものを受け取ることができるはずです。1人でも多くの人に見てもらいたいですし、見ないでしまうのは何ともともったいなさすぎる作品です。

(2025年10月14日追記)
原作コミックを読み終えました。すさまじいと思って鑑賞した映画版ですが、原作コミックに比べればこれでもまだマイルドに抑えられていたのだとわかり、再び驚く次第でした。

(2025年11月1日追記)
その後2回ほど映画を見直しました。評価を★4から★4.5に変更します。

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Bigcat

4.0わずか10秒の競技に凝縮された物語

2025年9月27日
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斬新

小学生ながら数々の大会で100m走全国優勝を果たし、体育では誰も相手にならないほど速いトガシ。ある日転入したばかりの小宮が転んでボロボロになりながら走る姿を目撃し思わず声をかける。互いの走る理由を打ち明け、彼らは練習を共にするようになって――

『チ。―地球の運動について―』で知られるマンガ家魚豊のデビュー作。
100mを誰よりも速く走る、という単純な競技ながらそれぞれが抱く思いや覚悟といった言わば100m走に対する多種多様な哲学が興味深い。
100m走の競技の描写も張り詰めた緊迫感に思わず息を飲んでしまうほどだった。
ストーリーも一本調子ではなく要所に盛り上がれる山場がありなかなか面白かった。
「チ。」とはまた違った方向性でしたが、良い作品でした。

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映画ファンさすせそ

4.5100mは一瞬だが、人生は長い

2025年9月27日
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魚豊さんということで公開後すぐに、漫画を読んでからの鑑賞。

内容は若干違うものの、原作に対するリスペクトが感じられる造りでした。

自分にとって一番響いたのは、主人公トガシでも小宮でもなく、海棠の人生観。

万年2位の海棠が走り続ける理由。

次のレースでは自分が勝つことを信じている。

そして「俺は俺を認める」という言葉。

その裏には積み上げられた努力があるのだろう。

諦める(明らかに見極める)こともできただろうに、それをしない。

45になる自分には痛いほどブッ刺さりました。

諦めかけていた事に目を向ける勇気をくれた作品でした。

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nagare nine

4.5原作は知らない。

2025年9月27日
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チ。作者のデビュー作だから観てみたいと思って観に行った。「観たい人が観に行く映画」だと思っていたけど自分が好きな系統の映画でしっかり楽しめた。最後は知りたかったような、でもこの終わり方が良かったのもわかるような、という話で観終わった後に感想を言い合うのも含めて楽しかった。基本原作を読まずに映画をみているので違和感なく楽しめるのかもしれない。

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マッシュぽてと

3.5よーい、どんっ!

2025年9月27日
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で始まる、たった10秒の世界。「誰よりも速ければ、大体のことは解決する」。100mに懸ける男たちの、人生、哲学が詰まった作品。桜木花道ではないけれど、「俺は今なんすよ」。これを言える人生に、少し憧れる。過去も未来もない。見えているのは今だけ。今走れれば、過去も未来も全て引き受ける。そんな覚悟はやっぱりかっこいいって思っちゃう。富樫と小宮、ふたりのライバルの話がメインかと思ったけれど、意外とキャラ多め。映画の尺では難しいとは思うけれど、もう少しキャラの深掘りが欲しかった。絵は、ロトスコープを用いたリアルな動きと、絵画的な描写で、心理的な状況を描くのを使い分けてて、実写とアニメの良いとこ取りみたいな感じだった。

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ともや