「映画と漫画で1つの作品」ひゃくえむ。 Mmさんの映画レビュー(感想・評価)
映画と漫画で1つの作品
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私は原作から入ったひゃくえむ。ファンです。
やはり競走シーンは迫力満点で見応えがありました。BGMやロトスコープならではの生き生きとした表現が素晴らしかったです。5000点満点でした。しかし、原作勢からすると、幼少期のトガシに負ける事への恐怖の感情描写や、仁神とトガシの競走シーンなど、心理描写が足りてない所があり、そこは物凄く惜しいと思いました。特にトガシ、仁神が入部してくるシーンなど、映画版では非常にあっさりとしていたので、原作を読んでいない初見の気持ちで見ていると訳が分からなくなりました。なので全体的に原作と比べると浅い作品だと思います。さらに、いじめの描写が無くなったところもかなり大きいと思います。特に小宮は。
色々な意見はありますが、映画→漫画→映画の順で見ていくと作品の深みが増していくのではないでしょうか。まさに、映画と漫画の両方を見て、ひゃくえむ。という作品を理解できるようになると考えています。
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