「100mは一瞬だが、人生は長い」ひゃくえむ。 nagare nineさんの映画レビュー(感想・評価)
100mは一瞬だが、人生は長い
魚豊さんということで公開後すぐに、漫画を読んでからの鑑賞。
内容は若干違うものの、原作に対するリスペクトが感じられる造りでした。
自分にとって一番響いたのは、主人公トガシでも小宮でもなく、海棠の人生観。
万年2位の海棠が走り続ける理由。
次のレースでは自分が勝つことを信じている。
そして「俺は俺を認める」という言葉。
その裏には積み上げられた努力があるのだろう。
諦める(明らかに見極める)こともできただろうに、それをしない。
45になる自分には痛いほどブッ刺さりました。
諦めかけていた事に目を向ける勇気をくれた作品でした。
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