「原作未読。 スポーツアニメだけど、「なぜ走るのか?」「どう生きるの...」ひゃくえむ。 るか吉さんの映画レビュー(感想・評価)
原作未読。 スポーツアニメだけど、「なぜ走るのか?」「どう生きるの...
原作未読。
スポーツアニメだけど、「なぜ走るのか?」「どう生きるのか?」みたいな哲学的映画だった。
陸上に興味なかった私でも、ロトスコープで描いた競技シーンとその時の音はすごく良くて、この臨場感は映画館だからこそだなと思った!
私も地面を蹴って走り出したくなる。
原作者の魚豊先生が朝井リョウとの対談で「真理を追求する人でありたい」みたいな話をしてたけど、チ。と題材は違えどそういう作風なんだなと思った。
でも原作勢の感想をみると競技をモノローグではなくアニメーションで見せてたり、内容の改変もあるらしく、原作既読だとそこをどう感じるかが変わりそう。
確かにモノローグがない分受け手によって感じ方も違いそうだし、淡々と進んでるように見える部分もあるかもしれない。
あと、ロトスコープで大量に描くのはアニメーターさんはめちゃくちゃ大変だったろうと思うけど、大画面で観てるから会話シーンとかは人物の動きがない分、作画は少し気になってしまった。
でもそんなことはどうでも良くなるほど陸上競技シーンが良かったな。
アニメ、映画にする意義を感じる。
雨のシーンが特に印象的だった。
原作も読んでみようかな。
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