「軽快に痛快、爽快、ラストはガッツポーズ(内心)」アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 0k0さんの映画レビュー(感想・評価)
軽快に痛快、爽快、ラストはガッツポーズ(内心)
元々コンフィデンスマンJPが大好きなので、詐欺師ものだ〜!と楽しみにしておりました。
軽快にテンポ良く話が進み、橘や署長へのフラストレーションが溜まっていってからのラストのかっさらっていくサマは観ていて気持ちよかった〜。
橘が負けに気付いた瞬間は本当に気持ちよかった。でもそれだけではなく、ラストに熊沢さんが橘のところへ行って、負け(過ち)を認めさせる過程も良かった。安心した。あそこまでやる熊沢はいなかった…。ただ、そう思わせる程の怒りを伝えられたのは良かった。高校時代に気に入らない教員の胸ぐらを掴んでいた熊沢は死んでいなかった。
望月は正しいんだが、ずっと観ていてヒヤヒヤしてた。
でもやっぱ人として、誰が正しいか見極めた結果が署長の尾行なのは嬉しかったなぁ。
氷室の母親についてその後の言及がないので何でだ?と思ってはいたけど、もしや、と気付いたのは終盤の氷室が橘に殴られた時に止めに入ったとこだなぁ。よく止めに入ったな?流石に見てられなかったってこと…?弁護士なら行政書士の資格も取れるなそりゃ…!と思ってたら案の定。
最初っから橘は負けてたのだと思うと気分が良いです。
ネタバラシ、種明かしが大好きなので、橘が負けに気付いてからはずっと気持ちよかった〜
「家族3人でご飯に行こうよ」も氷室が暖かい熊沢家を思いつつ言ったんだろうな…と思うと…良い…。「今何時?」もとてもよかった。それを熊沢に聞いたのも良かった。
警察に連行されるところは、警察官の着てるチョッキが薄くて軽くてビックリした。それは詐欺師だから?まじもん?
あと熊沢家に危害がなくて本当に良かった…娘が傷つけられたら話が変わる。
そういえばオープニングの入りも良かったなぁ。格好良かった。
あのチームで一番いいやつなのは村井。絶対村井。
いや全員詐欺師だわ、騙されたらダメだわ。