劇場公開日 2024年11月22日

「怒り」アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 新れいすけ(木村れい)さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0怒り

2024年12月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

アングリースグワッド良かった。

サラリーマンならわかるわかる、じゃないのかな。色々と感情移入しやすかった。絶対悪を懲らしめる作品は、一般的に感情移入しやすい。そして俺は、詐欺師ものがコメディタッチで、何か昔から好きなんですね。

道尾秀介さんの「カラスの親指」や
洋画の「オーシャンズ」シリーズ大好きだ。

税務署や警察署と癒着した起業家(小澤征悦)を相手に、税務署職員(内野聖陽)が詐欺師集団(岡田将生ら)とタッグを組んで、復讐する。具体的には、脱税したお金を取り戻す。そんなストーリーです。

小澤征悦の悪モンぶりが刺さる刺さる。冒頭のセリフ

「庶民が平穏に暮らすコツを知っているか?…それは、怒りという感情を持たないことだ」

 …主人公は、頭からワインを浴びせられ、笑って顔を上げろと言われる。

 あ〜、これ飼い慣らされた日本人にホントに痛い言葉だわ。このシーンは象徴的な屈辱的シーンだった。

 しかもその起業家は、主人公の同期の親友を自殺に追い込んでいることが後ほどわかるのである。

 怒りに火が付いて、タガが外れる公務員。詐欺師の誘いに乗っかっていく。

「詐欺はするが、モラルを持って詐欺をする」と主人公。

 詐欺という犯罪に加担する、妻と娘のいるサラリーマンの顛末は如何に?

 ヒヤヒヤする、真面目な公務員と詐欺師集団の奇妙な団結が、コメディタッチで描かれる。

 最後まで、目が離せない展開だ。非常にスリリングだ。ハラハラ、ドキドキ、ヒヤヒヤ。面白い。

 面白い映画って俳優がいい。

 内野聖陽さんはホントにいつも別人になりきるなと感心しきり。川栄李奈さんは昔からハマり役をもらうし、演技が上手い。印象的なのは、この二人だろうか。

 この映画は、いいです。

新れいすけ(木村れい)
seiyoさんのコメント
2024年12月16日

こんばんは〜。
コメントありがとうございます😊

seiyoはお察しの通り、内野聖陽様からです

大好きだったじきがありまして、そのときにつけました

そして、三郷のMOVIXで観ました
残念ですね。
跡地には何ができるでしょうか。

葛飾区住みです。
MOVIX亀有はわりとすぐ近くですが、ホームは越谷レイクタウンです。割と色々と他も行きますね

seiyo
seiyoさんのコメント
2024年12月16日

おはようございます。
フォローありがとうございます😊
宜しくお願いします

seiyo