「内野と岡田の名タッグに拍手!」アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
内野と岡田の名タッグに拍手!
やっぱり上田監督の作品は面白い!カメラを止めるな!を観た時と同じような「やられた!」感がとても強くて、しばし呆然と余韻に浸っていました。悪党であるやり手の経営者(小澤)との攻防戦で、大ピンチに追い込まれたかと思った状況が、全部ひっくり返ったので「してやったり!見事!」と膝を叩きました。ということで、全く眠気が襲わず最後まで疾走拝見しました。脇で固める川栄と森川、私的には二人とも地味な女優と思っていたのですが、この映画ではめちゃくちゃ可愛く綺麗に見えたので、作品のイメージによって違うんだなと思いました。内野(公務員の役を見事に演じていたので100点満点です!)と岡田が組んで小澤から14億円を奪取するというのが粗筋ですが、内野の心の中にあった愛する同僚を失ったことに対する復讐心と、岡田の中にあった獄に繋がれた父親の仇討ちのエネルギーが爆発した大成功の詐欺に、我を忘れて応援していました(犯罪をしてる感の部分も多いのですが、警察や税務署のトップの癒着を考えると帳消し?)。先日テレビで積水ハウスが地面師にまんまと騙された話を観ていたので、この手の詐欺はすぐに理解できたので、予習が必要なくめちゃくちゃ楽しめました。現実生活においては絶対に詐欺にはひっかかりたくはないのですが、映画として観る分は罪はないと考え、これから映画館に出かける人は大いに楽しんで観ていただきたいです。最後に岡田と高畑のめでたい結婚に、幸あれと祝福したくなりました。
追記 みなさま、どうぞ詐欺にはひっからないで楽しい人生を送ってください。
やられましたね、7人目があの人とは。
ぶん殴りたいのを妄想で我慢したのはオトナだけど、頭からワイン掛けてやればよかったのに!
やり込めたが、後から怖い目に合わないと良いなと思いました。
犯罪すれすれというか、ほぼ犯罪でしたね。でも、楽しく見させていただきました。
改めて、内野さんすごいなあ、と思いました。
岡田さんも好きな役者です。幸せな家庭を築いて欲しいですね。