「余韻の残る不思議な映画」男神 ももかさんの映画レビュー(感想・評価)
余韻の残る不思議な映画
なんだか久しぶりに“余韻の残る不思議な映画”に出会えた気がしました。
派手な演出やわかりやすい展開ではないのに、静かに心の奥に染み込んでくるような作品で、観終わったあともしばらくぼんやりと考えてしまいました。
主演の遠藤さんの演技が本当に印象的で、特に言葉よりも目で語るような場面が多く、そのたびにハッとさせられました。どこか孤独や葛藤を感じさせる表情に、人間らしさがあってすごく惹かれました。
キャラクターも個性的で物語は決して派手ではないけれど、映像の美しさや音楽の響きも相まって、全体的にとても品のある作品だと思います。
正直、完璧に理解できたかというとそうでもないのですが、それが逆に心地よくて、「またもう一度観たい」と思わせる不思議な魅力がありました。
大きな感動というよりは、静かな余韻が長く続く――そんな、大人のための変わった映画でした。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
