劇場公開日 2025年9月19日

「話も暗ければ画面も暗い……」男神 よしてさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0 話も暗ければ画面も暗い……

2025年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

設定や雰囲気については結構好きでした。
何度も登場する根の国のビジュアルも幻想的で気に入っています。

ただ、なんとも映像面や演出面はもう少し何とかならなかったんですかね……。
ラスト近くの男が身を封じ込めるためのクライマックスも沢田亜矢子さんや加藤雅也さんなど豪華なメンツが揃ったので盛り上がる展開を見せるかと思いきや、封印を作った後は、ドタバタして終わり……。
除霊フェスとも呼ばれた「来る」のクライマックスと比較するには予算的に厳しいでしょうが、「女神の継承」や「破墓」に匹敵するようなシーンは工夫次第で作れたのでは……。

また、序盤や中盤で異常に画面が暗く成るシーンが多く、演者の表情や画面の細部が全然わからない状態。たまたま見たスクリーンの映写機の不具合や意図的に暗い絵作りをしているのかと思ったら、終盤は普通の明るさだったので、このあたりもお粗末さを感じます。

あとどうでもいいですが牧場の女の子がフェードアウトして、ユンボ乗りの女の子と同一人物? とか思っていたのですが、ちゃんと別の俳優さんがクレジットされていますね。

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よして
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