「御当地映画?こんな景色あります!」男神 ちえべさんの映画レビュー(感想・評価)
御当地映画?こんな景色あります!
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ホラーでもなくミステリーでもなく、こんな景色ありますよ〜という映画。
さすがにコメディとしては見れませんが、ジャンル不明です。
お話しとしては、イザナギイザナミのお話しをファミリーにしてみましたという感じでしょうか。
製作側のやりたいことはなんとなくわかるけど、強いこだわりがあったのか、逆に突貫工事的な短時間の撮影だったのでしょうか。なかなかツッコミどころが多くて、途中で考えるのをやめました。
古事記日本書紀以前の神様を、いわゆる土着信仰というのを扱うにしたら、見る側の知識をかなり要求してるのではないかなと思います。
登場人物も見た目で説明している感じで、牧場のお兄さんも工事現場のお姉さんもそれはないだろみたいな感じで、さらにいつも同じ見た目なので、時間的な流れが分かりづらく思いました。
ラストに、男神を可視化すれば怪獣映画になってしまうかもしれないけれど、だからといって、スモークとカメラワークで見る側を納得させるにはかなりキツイような気がします。
岐阜県下呂市、愛知県日進市と、自然豊かなシーンが多いので、そこはありと思いますが、それでもどれだけCG補正をしているのか。スモークもどれだけ焚いたのでしょうか。
冒頭から出てくる白馬の意味はなんとなくわかりますが、同様に鉄塔群や高圧電線のシーンが挿入されるなど何の例えなのか分からないところもありました。
最期に、下世話な話ですが、主人公のお家はかなり高価なお家のように見えました。
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