お嬢と番犬くんのレビュー・感想・評価
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実写化としては配役成功
原作未読ですがアニメを観ていました。
内容としてはキュンキュンするポイントを映画枠に凝縮した印象です。
ただし元々が日常な高校生活を描いおり、初めから2人は好きが混じり合う話なのでストーリーとしては人間関係がわからなくなるほどの端折りはなかったように感じます。
以下、配役について個人的推しポイントです
・実写化の中では配役は成功だと思いました。
特にジェシーさんは少女漫画の世界にある長身イケメンをそのまま現実世界に連れてきたようなお姿、26歳役なので違和感なく楽しめました。(これが本当の高校生役なら無理がありますが)
スーツ姿が本当に様になるし、香織さんと並ぶ姿、タバコを吸う色気は本当に目の保養でした。
恐らく私自身が歳を重ねたゆえにこの色気がたまらなかったのだと思います
ここまでの過保護な役はこれからないと思うので、本人のファンが羨ましいくらいでした。
個人的には今後もう少し感情がのった役やアクション姿も見てみたいです。
・福本莉子さんは本当に可愛らしい。
ヤクザの娘ではなくお嬢様という肩書きだけでも通ずる透明さがありました。
透明すぎて口が悪くなる一咲ちゃんに少し違和感は感じましたが(かと言って他の適任がパッと出るわけではないですが)デートしている姿や啓弥に守られている姿を見て概ねしっくりきていました。
身バレしそうな時にメンチ切ってる姿が一番のツボです。
・櫻井海音くんはとにかく演技が光っていました。
推しの子から知るようになり見ていましたが、田貫役本当に良かったです。
最後まで気怠そうで救いのない悪役を演じ切ってくれたと思います。それでいてこの人をもう少し見ていたいかもと思わせてくれる演技でした。
この映画自体は2人の激甘な日常が主なので田貫登場により一気に物語が動き出すところ、引き締まるところを感じ田貫あってこその映画だと個人的には思います。(だからこそ番犬の溺愛姿や一咲ちゃんの透明さ芯の強さが際立だだと思います)
・佐々木希さんは本当お綺麗です。着物姿も素敵。
香織さんはもう少しママの風貌があってもいい気がしましたがチャーミングな顔立ちなのでこれはこれで良かったと思います。
ジェシーさんと並んだ時の美男美女感は誰が見ても立ち止まってしまうくらい良かったです。
福本莉子さんと佐々木希さんというジャンルも年齢層も違う美女たちの画は眼福でした。
演技については全体的にもう少し感情がのってもいいのではと思いましたが、前半の何者なのか喰えない役である点を考慮すれば概ね良かったのだと思います。
個人的には実写配役成功というところで評価をつけていますが、
ストーリーについてはキュンキュンするポイントを除いて可もなく不可もなくです。
映画がだからというよりこのお話自体がきゅんがメインな気がするのでこれ以上ストーリーへの期待が難しいのだと思います。
また、公開日から考えてもう少し興行やランキングも伸びていい気がしていますが
ティーンズ映画であるもののリアリティに欠ける設定が最初からはっきりとしていて
高校生同士の青春恋愛がメインでもないため
俳優ファン以上のティーンズ層への大きな取り込みが悩ましいのかなと感じました。
ワイルドな忠犬
好き。
福本さんにキュンキュンする。
今まで小難しい役ばっかりやってた印象のある彼女だけれど、おそるおそる見上げる上目使いにキュンが止まらない。
相手役のジェシー氏も好感触。
口数は少ないながらも不器用な番犬を好演してた。
なんかテンポも良くて、ラブコメはこうでなくっちゃと感心する。ニヤニヤするシチュエーションと台詞が矢継ぎ早に降り注ぐ。
つき指を治療してる時の全景とか愛おしくて…マニアックだと思うけど、福本さんの組んでる足が健気というかいじらしいというか…。
まぁ、なんせヒロインが可愛いっ!
コミュ症な感じなのにケイヤにだけは強気でとか、強面の家系の影響で芯の強さがあるのも素敵。
ケイヤからのアプローチに戸惑う様子とかずっと見ていたいと思う。
屋上のキスシーンとか、ケイヤの腕の中で目を閉じるお顔の美しさったら格別だ。
ただまぁ、考えてみたらヒロインは15.6歳で、およそ10歳差なわけで、冷静に考えりゃヤバい部類な恋愛にもなるし、ケイヤの行動はストーカーと大差がない。グイグイ来るも、親分のお嬢さんってポジションがいい感じのセフティロックになっててもどかしさが積もりまくるのだ。
1番楽しい時期の恋愛をずっと見せられてる感じ。
いやぁー、心が洗われる。
福本さんに癒されたーー
タレ目の友達役の子がドストライクで可愛かったなあー。
キュンを超えてギュン!
普段、若者向けの胸キュンアイドル映画はほとんど見ないのですが、友達が原作ファンでオススメされたので鑑賞。原作未読。
物語は女子高生と極道という非常に漫画チックな設定です。女子高生の一咲を守るために若頭の啓弥が裏口入学してクラスメイトになるのですが、ジェシーの制服姿はそこまで違和感もなく、カッコいい!また極道のスーツ姿もカッコいい!
福本莉子ちゃんも可愛くて、キュンを超えてギュンとハートを鷲掴みにされました。
この際、演技がどうとか、設定がどうとかは野暮ってもんです。
昔憧れた少女漫画をそのまま実写化したような作品なので、その世界観に浸ってほしい。
特にジェシーや福本莉子ちゃんが気になっている人は是非ともみてほしい。絶対後悔させません。
まっすぐで愛がいっぱい
悩みながらもまっすぐな一咲ちゃん、不器用ちょっと鈍感だけどひたすらまっすぐな啓弥。
可愛いしかっこいいし最高でした。
テンポも展開も良くて、ずっと楽しい時間でした。幸せな気持ちに包まれるから、またすぐ観たくなります。
映画館で観てよかった
学生向けのアイドル映画(超ライトな恋愛映画)
「推しの子」で知った櫻井海音さんが出演されているということで観に行きました。
幼い頃に両親を亡くし、ヤクザの祖父に育てられる一咲が高校に合格し、ヤクザの家柄を隠し、普通の高校生活を楽しもうと目論む。しかしジェシー演じるヤクザのケイヤが心配のあまりに年齢や経歴を誤魔化して裏口入学してしまう。はたして一咲は楽しい高校生活を送ることができるのか、ケイヤとの関係はどうなるのか…とてもライトなラブコメディ。
原作未読。アニメ未視聴。
主役のお二人のこともあまり存じ上げず、テレビ等でチラッと拝見した程度の知識で鑑賞いたしました。
結論から言うと…出演している俳優のビジュアルに興味の無い方、原作のファンでは無い方は見る価値がほとんど無い内容でした。
脚本家さんや監督さんのコメント等を少し拝見すると、原作リスペクトで作品作りされたようで…非現実な漫画的設定、漫画的展開はそのまま、名場面を盛り込んだ作品とのことでした。
評価がとても高いですが、、きっとファンの方の意見がほとんどなのだと思います。
一咲もケイヤもとても素敵なビジュアルですよ。
ただ、ケイヤは何を考えているのかわからないまるでロボットのようでした。カッコイイんですけどね…
一咲さんも可愛いのはわかりましたが…ちょっと言動に説得力が無くて感情移入できませんでした。
ヒールの田貫は若くてお茶目で寂しそうなので悪いことはしなさそうで、2人をかき乱すキャラクターとしては魅力的ですが、物語のハラハラドキドキを担う程ではない役どころでした。
櫻井海音さんの演技には惹かれました。次の作品も追いたいと思いました。
主役のお二人に興味が無い私にとっては…「何を見せられているのだろう…」と思ってしまう映画でした。
実写化希望
ロミオとーーーー
瀬名垣一咲は瀬名垣組組長の祖父の元で育ったことから、同級生たちから孤立し友達も少なかった。
高校入学を機に普通の生活を手に入れて、普通の青春をしようと張り切る一咲だったが、幼い頃からボディガード的存在の若頭、宇藤啓弥がなんとクラスメイトとして入学してくる。
過保護すぎる啓弥の行動に飽き飽きしながら一咲は普通の青春を謳歌しようとするのだが……
今年もやって参りました!
春、そう!青春キラキラ映画の季節です!
なんだかんだ毎年一本は観ているこのジャンルだけど結構好きで、恋愛してない時に観るとかなり良いところに刺さるんですよね。
それで本作はというと、最高でした。
小林啓一監督、政池洋佑脚本、福本莉子ヒロインって時点で私的には勝ち確だったんですけど、想像以上に良かった。キュンキュンした。
王道で大衆的ではあるけど、どこか切なくて最高純度に尊い。
今後おっさんになっていこうともこういう美しい映画は絶対映画館に観に行くから。
まあ何が一番良かったかって主演のお二人の圧倒的国宝感ですよね。
自分は福本莉子目当てで行ったんだけど、ジェシーに完全にやられてしまったわ。
演技も良かったし、あのカッコ良さはもう才能としか。
啓弥、ズルいですよ。
最初は過保護っぷりが本当にウザい。
でもカッコいいんだよな。それで可愛くもあるんだよな。
冷酷な感じの悪カッコいいを見せてたかと思ったら次の瞬間には犬になってるのよ。
あんなん男でも惚れちゃうよ。
イケメンキャラで役者をカッコいいと思ったのかなり久しぶりな気がする。
そしてもちろん福本莉子も素晴らしかった。
あんなにお姫様感のある女優さん、私は今の日本映画界で彼女以外知らない。
キミスイの時の浜辺美波をずっと持続させてる感じ。
正真正銘、東宝シンデレラ。
マジでそろそろ国が保護するべき。
あの透明感だけでもなんとかして。
動物園デートの時なんか、あれモネの絵だろ。
ポンコツ演技もまた味があってよし。
叫ぶところとかめちゃくちゃ棒で面白いんだけど、決めるところはしっかり決めてくるから信頼してる。
ラストの屋上シーン、声出そうになった。
小林啓一天才かっ!!
あと、佐々木希改めて本当にすごい。
あんな色んなことがあったのにあの人のそばに居続けて、今もこんな圧倒的な色気と美でスクリーンに生きてる。
年齢調べたら37だってさ。
尊敬。
流石は絵作りも綺麗。
小林啓一監督作品ってどこかに和の美しさがあって、日本家屋とか日本の夏みたいなのがとても似合う。
この手の映画には珍しいシンプルエンドロール&エンドロール後の映像なしってところにこだわりを感じる。
音楽も良かった。
設定ガバガバなとことか極道の描き方とかツッコミどころはあるけれど、その方が逆に少女マンガ感あっていいかもしれない。
ただ、杉本哲太がおじいちゃんなのはビックリしたわ。
冒頭の説明ちゃんと聞いてなくて一咲の親くらいなんだと思ってたら、あらすじ書く時に祖父と知って衝撃。
まあ物語に支障は全くないからいいけど。
唐突ぐんぴぃには笑った。
ロミジュリ練習中に割って入ってくる啓弥も面白かったな。
出会いと別れの季節。
この春から社会人になる自分だけど、過保護なところが嫌だった親の存在を少し重ねてしまったかも。
一番近くにいる人を大切にして、伝えられる時に思いを伝えて、どんな運命が待ち受けようと、今この瞬間を大切にしなくちゃ。
それは恋愛にもそれ以外にも言えること。
あーーもーー恋愛したいっ!
※こういうレビューは深夜テンションでするに限るぜ。
車ナンバー139
極道の孫娘を守る為、同じ学校に入学した
ボディーガード。何故か同じクラス。
26歳の若頭が刺青もありつつ学級委員長。
大胆な設定である。
車のナンバーが139は笑う。
あと『イケメンがイケメンを壁ドンしてる』も。
櫻井海音さんが出てきてからのピリついた感じる
位からが良い。この俳優さんはチャラい感じが
似合う。今後どのような役者さんになっていくのか
楽しみ。
歳の差、両想い。
ストーリーが王道なロマンチックコメディでした。
少女漫画系実写化の成功作品
映画『お嬢と番犬くん』、観てきました!
これ、少女漫画の実写化としてかなり成功してるんじゃないでしょうか?
まず、ジェシーさん演じる啓弥が、本当に漫画から飛び出してきたみたいで、そのビジュアルに圧倒されました。特に目の演技が凄くて、一咲(福本莉子さん)に向ける優しい眼差しと、極道の冷徹な目のギャップに、完全に心を奪われました!
福本莉子さん演じる一咲も、ただ守られているだけのヒロインじゃなくて、芯の強い女の子で魅力的でした。二人の関係性が少しずつ変わっていく様子も丁寧に描かれていて、原作の良いところがギュッと詰まっている感じがしました。
ストーリーも面白くて、胸キュンシーンだけでなくアクションシーンも満載で、観終わった後、何度も観たくなっちゃいました!少女漫画好きな方だけでなくどの世代でも楽しめるたまらない作品だと思います!
まぁ、いつもの枠だと思えば何とか。
今年90本目(合計1,632本目/今月(2025年3月度)24本目)。
まぁ、この辺のいわゆる胸キュン系はちぎら君にせよ何にせよ毎年どこかにあるし、その一種とも言えますね。ストーリーも大体似ているといえばその通りですが、こちらはちょっとひねっているのが特徴といったところでしょうか。
原作を知っていればある程度理解に有利なのでしょうが、知らなくても理解はできるし、ストーリーに関して知らないと分からないということはないので(自己紹介パートも存在します)、そこは気にしなくても良いかな、といったところです。
ただ、個人的には別の問題が山積しており、こちらが気になったところではあります。ただ、そのことを厳密に突っ込んでも仕方がないし(この手の映画で気になる点を全部あげていたら文字数が尽きる)、仕方がないかなぁといったところも多々あります。
総じていえば、今週は「教皇選挙」一択論点になっており(どこも席が取れないっていったい…)、ほかが対抗以下に来ているのがどうかなといったところですが、この作品も悪くはないといったところです。なお、特殊な設定を持つ作品ではありますが、一般指定ですので(PG12でさえない)配慮はあります。
採点に関してはちょっと気になった点まであげておきます。
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(減点0.3/裏口入学の設定が雑に過ぎる)
入学許可も一種の行政処分にあたるので(処分は法律用語で、「国民に義務を課したり権利を付与したりするような、国民の権利や義務に直接具体的に影響を及ぼすことが法律的に認められているもの」です)、そこに詐欺などの行為が絡むと職権取消し等の論点になるところその話が一切出てこないのは、展開を優先したものと思いますが、それもそれでどうかとは思うものの原作がそうらしいので…。まぁこの点、「真似しちゃダメよ」はある程度真似するような恐れのある描写にはエンディングにおいて書かれますが、およそ真似する人がいないので出てこない扱いです。まぁそりゃそうですが…。
※ もっとも、その取消しを(合格者の)第三者が求められるかというと微妙(行政訴訟は原則として本人に関連のない取消訴訟等を起こせない(原告適格がない)ため。ただ、裏口入学によって不合格となったものがいるのであればその人は原告適格を満たすと思われます)。ただこれらの話題は「訴えの利益」「原告適格」といった行政法ワードに飛びまくるので完全にスルーされたものと思います。
(減点0.3/勝手に他人を(学級委員として)推薦したりする行為)
心裡留保(93条)や、状況によっては通謀虚偽(94条)や錯誤(95条)にあたるような状況ですが(疑似的に単なる(通常の)無権代理のようにも見える)、その話もマニアックなところがあり、完全にすっ飛ばされている模様です。このあたり、資格持ちは解釈をごまかすことはできないので…。
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(減点なし/参考/映画館で流されるCMが謎すぎる…)
まぁ、大阪市民は誰も気にしていないのではなかろうかと思える大阪万博はともかく、航空会社のCMを入れて「じゃ、飛行機に乗ろうか」ということにもなりませんでしょうし、チョイスされるCMが結構謎っぽいのがある意味気になりました(ある程度のCMはありだと思うのですが、私がみたときはCMタイムも含めて15分前後のうち半数「を超える」ものが映画の予告などと関係のないCMばかりで(航空会社はまぁ万博ネタとは言えるが、大阪市でやる以上、その飛行機で「来る方は」いても、(日本から)「行く人は」普通想定できない)、CMがつきたのか何なのか…といったところです。
原作未見でも心掴まれる、爽やかな一作
おばさんでも楽しめました
原作は未読。
入り込めなかったらどうしようと思いながら、鑑賞しましたが、ゲラゲラくすくす笑ってしまいました。
もう、いい年齢ですけど、きっと私は「青春映画」が好きなんだろうな。
アイドル映画と、ホラー映画と、ポルノ映画で監督と俳優は鍛えられ、そして、若い観客も映画館に足を運ぶきっかけになるんじゃないのかなと私は思っているので、完成度の高いアイドル映画は大歓迎。
仕事終わりに映画館に行って1本目が早く終わったので、何の気無しに見た映画でしたが、思いの外、楽しく、好感度も高く良い映画でした。
見る点滴
私事で忙しく何も考えたく無かったのでヘラヘラありえんやろ〜などと鼻で笑いながら見たくなり鑑賞
久しぶりに、こういう胸キュンラブコメを見て脳を休めたかったのだが、結果、なんだか元気になった
本当に全てのカットに可愛いが詰まっていて、頭の中は「可愛い、、」でいっぱいに
漫画原作の実写化作品でよく起こる、なんでやねん、みたいな展開も「極道」という設定が前置きにある為違和感も無く楽しめました
少し、少しだけ、「16歳に手を出す26歳か」という気持ちが頭を過りましたが、あくまでフィクションです
とにかく毎秒トキメキでいっぱいになり、私の枯れた心は満ち足り、疲労で閉じそうになっていた瞼は全開に、失っていた食欲も戻ってきて
鑑賞後大盛りの唐揚げ弁当を食べました。
元気をありがとう。
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