「1953年 台湾、白色テロ・政治的弾圧で投獄された人々の、離島監獄...」流麻溝十五号 woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)
1953年 台湾、白色テロ・政治的弾圧で投獄された人々の、離島監獄...
1953年 台湾、白色テロ・政治的弾圧で投獄された人々の、離島監獄での模様。
言動が微妙だと、思想犯の烙印を押され、とりあえず投獄され。
自分の言葉で何かを言うことが困難だった頃。
離島に居ても、自ら考えることをやめない、芯の強さ。
ここ数十年、じかに接する台湾(観光やら取引先やら)では、
明るくて温和で、自律していて、良い印象ばかりですが
過去のことに触れる場面は、あまり多くなく。日本や各国もそうであるように。
黒い部分も直視した映像にしたところ、それを隠さず公開できるところ、ただ拍手を。
学びと含蓄の多い、すごい映像記録でした。
(一点だけ、作品ではなく劇場に減点を… 隣室からであろう爆音や振動が、本作品の展開と関係のないところで、響きわたってきました。大規模シネコンではありがちですが。
このような音響の不完全さも合わせて、大規模シネコンよりも、ミニシアター向けの作品だとは思います。)
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