まるのレビュー・感想・評価
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荻上直子作品だったんだ〜
まるを描いて、アートにする事。
そんなの誰にでも描けるものでしょと思う事が、違うんだよねと私は思ってる。
曲がりなりにも美大に行った男(と言っても才能のある無しは歴然としてるんだけれど)が描く線は、絵心のない者が描くそれとは違う。
精密に写真のように描く絵を 上手いと感じる人もいるけれど、私は絵にそれを求めるのは趣味じゃない。
まるで写真のよう〜な絵 なら 写真でいいんです。
絵の才能ってほんとに 努力じゃ如何ともし難い。
悟り
タイトルからして仏教の禅に言及した映画だと思いながら観はじめたのだが、まさかその境地=悟り=円相をまんまテーマにもってくるとは、荻上直子なんたる大胆不敵。仏教の開祖ゴータマ・シッダールタでさえ7年間の苦行と2ヵ月間の断食を経た後たどり着いた悟りの境地をこうも簡単に映像化されてしまうと、個人的には嫉妬心さえ覚えるのである。
ジム・ジャームッシュ監督『パターソン』にも、主人公の職業“循環バス運転手”や部屋のカーテン、奥さんが焼くクッキーなどにこの“円相”が用いられているのだが、本作と『パターソン』はほぼ同じテーマをチョイスしているといってもよいだろう。本作の主人公さわだ(堂本剛)が映画冒頭平家物語を暗唱し、『パターソン』にも“双子”がやたらと顔を出すのだが、両者ともおそらくお釈迦様がその下で悟りを開いたと伝えられる“沙羅双樹”をイメージした演出と思われる。
本作の撮影に入る前、荻上自身から堂本剛に熱烈な出演オファーがあったらしい。その“丸顔”が映像的にどうしても必要だったのではないだろうか。著名な現代アーティスト(吉田鋼太郎)のアシスタントとして安い給料でこき使われるさわだは、元々金への執着がなく、有名になって上手い寿司をたらふく食いたいなんて煩悩も持ち合わせてはいない。それは、小汚ないアパートの隣室に住んでいる売れない漫画家(綾野剛)やさわだの作品にペンキをぶっかけるエゴ?・テロリスト(吉岡里帆)とは対照的だ。
円相アーティストとしてバズったものの、前向きなミャンマー人ブッディスト(森崎ウィン)と一緒にコンビニで働き続けるさわだの姿は、運転手と詩人の二刀流を続けるパターソンとやはり同期しているのではないか。エサをやった公園のコイに次の地震を予知してもらっている先生(柄本明)に、人の心にささる“円相の描き方”のヒントを教わったさわだは、近年仏教に傾倒した映画を撮り続ける荻上直子監督の姿とやはり重なるのである。
金や名声のために円相を描け(映画を撮れ)ば、結局自分自身を追い込むことになり、やがて描くこと自体がつまらなくなり気力も失せてくる。バズればバズったで、搾取のせいで2割の蟻(社会の役に立っていない人間)に甘んじさせられていると思い込んでいる連中に真似されたり、標的(◯◯=双眼鏡)にされたりするけれど、そんなことはどうでもいい。ただ無我の境地で描きたい絵を描く(映画を撮る)、それがアーティストとしての“悟りの境地”なのだと、荻上は気づいたのではないだろうか。
たとえ現実は“底辺×高さ÷2=三角形”のヒエラルヒー社会でけっして“円相”ではないにしても、映画の冒頭とラストが同一シーン(飛ぶ鳥に見とれてさわだが自転車でこける)であるように、世の中競争に明け暮れたところで、所詮は元の“はじまり”の地点に立戻るだけなのだから。現代の分裂した世相を過去の歴史に重ねるアナリストが大変多いのだけれど、この世界いな宇宙の“輪廻構造”に気づくことこそ“悟り”への第一歩のような気がするのだが、どうだろう。
少し物足りなさを感じたけれど、良い作品だと思います
芸術における評価の不可解さや滑稽さが描かれていて興味深く鑑賞できました。
けれど、少し物足りなさを感じた。もうちょっとぐっと訴えかけてくるものがほしかったです。小ワザは効いていたけれど、ノックアウトには至らなかった感じ。
とはいうものの、これはなかなかいい作品だと思います。
鑑賞後も反芻できるような味わいがある。
偶然描いたただの「○」がバズり、もてはやされていく……。
映画だから多少大袈裟に表現しているけれど、これはあながちありえない話とはいえない(実際に、吉原治良という画家が描いた「○」は、日本の美術史に残る作品として知られている)。
売れない漫画家が語る「蟻のエピソード」が印象的。役立たずで終わるのではないか、という恐怖に苛まれるのは、クリエーターを志す人間なら誰でも一度は突きあたる問題だろう。そういう表現者の葛藤も織り込まれていて、脚本がよく練られているなと思った。
また、脇役のキャラクター設定が巧みで、それぞれの役者がいい味をだしていた。とくに吉岡里帆がよかった。「お前らは、ブタだ!」と叫ぶシーンは痛快であった。
森崎ウィン演じるモーさんもよかったし、イヤなやつの描き方もうまい。ただ、里帆ちゃんはもうちょっとなんかやらかしてくれるのではと期待していたのだが……。
まあしかし剛くんも歳を重ねてお顔が○くなりましたねぇ。
寿司?饅頭だよ。
見どころは観た方々がそれぞれで決められる
初めて観たとき 2回目観た時 3回目観た時とそれぞれの登場人物に
自然に感情移入して
想い気づかされる内容だと思います
本当の自分探しをしたいときに
みるととても良いと思うし
見終わってから
本当の答えがすぐ見つかる人もいれば
ふわふわして見つからなかった人もいると
いうような不思議なエンディングと
なるのではないでしょうか
いつのまにか
何か必ず心に残ってしまう
映画だということは
間違いないと思います
ぜひ自分探しをして頂きたいです
消費と承認欲求
世界は、『まる』で満ちている。
なんともほっこりするような、ふしぎな味わいの映画でした。前衛画家のブラックなアトリエでこき使われている美大出の男が事故で利き腕を骨折したやけで、左手で描いたただの丸の絵が全世界で評価され、一躍有名人になってしまうお話しです。ただの丸の絵に美術館のお墨付きがついたことから、もっともらしい勝手な解釈や誤解が爆発的に広がり社会的ムーブメントになるのは、いまの社会への強烈なアイロニーです。今まで主人公を見下していた連中が一斉に手のひら返しをするのは滑稽で定石的だけど、彼を異世界に引き入れようとするアートディーラーや画廊の女主人は、メフィストのような不気味さがあります。そんな混沌とした世界の中でも、禅問答のような問いかけに対しても、自分を見失いそうで見失わない主人公のニュートラルな佇まいは、とても魅力的で好感が持てます。自分の才能のなさへの焦燥感に身悶えする隣人や格差への怒りを訴える元同僚も、丸の世界に閉じ込められあがいているアリのようで、監督の荻上直子の登場人物に対する温かい視線がとても心地よかったです。役者では、堂本剛が当て書きのようなハマり具合で、肩の力の抜けた受けの演技がよかったです。隣人役の綾野剛も、不愉快なキャラ一歩手前の絶妙の間合いが上手く、居酒屋のカウンターでの長回しのシーンでの感情の爆発はすごかったです。同僚役の吉岡里帆は、ちょっとダークで妖艶な雰囲気がゾクっとします。ひょっとしたら、マクベス夫人なんかやったらピッタリかも。
クリエイターなら痛く胸に突き刺さる作品
映画全体のテンポとしては非常に鈍重で、堂本剛演じる主人公“さわだ”も役柄なのか病んでいて歯痒さを感じた。
しかし、今の事象を所々に盛り込みながら様々なクリエイターの苦悩をうまく表現し優しくエールをくれる作品であった。
現代アートを事業と捉えているアーティスト(村上隆がモチーフ?)のもとで悩みながらアルバイトをしている若手、売れず世間のせいにして足掻いている売れない漫画家、自分で描いた作品の魅力がわからないままに世間に評価され、描けなくなる作家…自分の描きたいモノと世間が求めるモノとの違いに苦悩するところなど、どれもどこかにクリエイターなら痛く胸に突き刺さるものではないだろうか。
個人的にはエンドロールでアカペラではいってくる堂本剛の歌が良かった。悲しい物語ならば泣いていただろう。また綾野剛など俳優陣はみんな良かった。
油断する事無かれ!
◯
背中を優しくさすってくれる映画
アップダウンのない作品だけど悪くない
気になっててやっと行けました☺️。
中弛みするような雰囲気もありましたが、個人的には面白かったですよ😁。
クスッと笑えるシーンもあり飽きもこなかったから良かったですよ👍。
表題にも書きましたが全体を通して一定の温度な主人公なので映画自体もココっ❗️みたいな盛り上がりはなかった、しかし主人公の沢田の知らない所で何気なく描いたマルが評価されて勝手に有名になっていくが本人はそんな事はうっすら情報は入るものの実感は中々わかないし現実味がすぐには来ない感じ(笑)、そのへんの表現かなシーンが前半にあたるのだろうか?物語は常にゆっくりベースでした。
後半に自覚も湧いたが騒ぐ周りには拒否感的な雰囲気あるし、最初に描いたやつ以外は受け入れてもらえないし(まだマルを描く時の気持ちが乱れていた❓ため)、その辺は上下したかもだけど、ここもゆっくりだからその感じはなかったな(笑)。
でもなんかこの雰囲気は好きだし、眠くもならずに鑑賞できました(笑)。
堂本剛さんが出てたからもあるかもしれませんが😆。
おいでやす小田さんも出演は知ってましたが、思ってたよりシーンが少なくて残念だった💧、絡みは面白かったし、演技も悪くなかったからまた俳優さんとしての小田さんも見て見たいです😁。
エンディングもMovie versionの「街」も良かった😆カッコいい歌声が劇場で聴けて、オリジナルもまた聴きたくなりました(好きな曲だし👍)。
終わった後にメイキング映像も今回はついてて、5分ぐらいでしたが撮影中の表情は監督さんの顔も見れて良かったです。
奇妙な話かもしれない…話 75点
予告からこれは不思議なストーリーだな気になるなぁとやっと観れました!いやー不思議な話!出てくる登場人物クセが強すぎて笑っちゃう!吉岡里帆さん目当てで見たぞ!!ちょっと闇を抱えている役もいいなぁ…でももうちょい見たかったぞ…!
【ストーリー】
堂本剛さん売れない絵描きのアシスタント、ある日交通事故にあってしまう。ふと○(まる)を描き、質屋に売りに行くと…怪しげなディーラーが家に来る…そこから主人公の人生が変わっていく…という話。
【感想】
芸能人と一緒のような気がしますね。売れたら周りが目を変えて寿司奢ってくれや!とか急に馴れ馴れしくなるとか。面白い。人間の欲望が見えてくるところが自分は1番面白いなぁと感じた。
主人公も100万円…200万円…とブツブツ呟く。仕事中なのに…それほど欲が出てきているのだろう。
周りを固める俳優陣も豪華で癖が強くいや面白い!柄本さん(池で鳥にパンをやっている先生)、綾野剛さん(隣に住んでいる迷惑住民漫画家)、森崎ウィンさん(コンビニバイトのミャンマー人)、地味においでやす小田(絡んでくるB組の同級生)、片桐はいりさん(質屋の店長)、小林さん(アートのオーナー、ぴったり役)、吉田さん(パワハラ美術家)とここまでスラスラ出てくるキャラの強さには驚いた!
テンポはゆったりでオチも無いので(オチ求めないで)すっと終わります。
サワダなのかツヨシなのか分からなくなる
テレビで見ていたツヨシくんと
映画の中のサワダのキャラクターが
違和感なさすぎて、
最初はドキュメンタリーのように映った。
芸術への才能が
素のツヨシ君にある(と思っている)ので
劇中のサワダが絵を描くことや、
物語の起点になる
まる(円相)を描くシーンにも
本物かも、と思わせる説得力もあった。
有名になり、
お金も得ていく過程での
周りのざわつきや、
当人の戸惑い、
知り合いが起こす変化など、
生々しいシーンの多くが、
サワダの体験なのか
ツヨシ君の体験と戸惑いなのか
これも良くわからなくなってくる。
今という時代を切り取った
映画だと思います。
皆、何者かに
一角(ひとかど)の人になりたいという欲はある。
ただその過程において、
どういうことがあるのかを
ある意味リアルに見せてくれる。
自分で「俺にはこんな能力がある!」
と叫んだところで、無理筋で、
見出してくれる人、
後押ししてくれる人、
応援してくれるファン、
等がいないと、
実は一角の人にはなれない。
そして大半の人は
一角の人にはなれない。
別にそれが当たり前なのだけれど。
鑑賞後の後味はとてもよかったです。
20%の蟻でも有り
予想していたよりも深く良い映画でした。
そして、監督が是非、堂本剛さんにと望んだのがよく分かります。Kinkiの特にファンというわけではないのだけど、堂本剛の飄々として、でも、物事の核心を捉えた日頃の発言が、この「さわだ」という男にぴったり。演技も自然で、久しぶりの演技の仕事とのことですが、良い役者さんですねー。これを機にもっと演技のお仕事して欲しいです。
さわだは、ひどく真っ当で、純粋で、でも、前面に出て行くこともせず、もしかしたらやる気のない人と思われてしまうかもしれず、それは秋元(吉田鋼太郎)のような人間からは取るに足らない奴、搾取して当然な奴に映るのかもしれない。そして、彼が変わった、秋元のようになったと見られたなら、矢島(吉岡里帆)のように、それを攻撃する人もいる。
意味などなくてもただ存在する、好きなことを名誉とか金とか関係なく(人に迷惑かけずに淡々と)する、それでいいではないかと心に訴えてくる映画でした。
本編後にメイキング映像もあり、役者さんてあんな環境で演じるの大変だな、と再認識。しかし、有名になった沢田が陥る状況って、異常に見えるけれど、アイドルの堂本剛は、実生活で経験済みなんだよなあ。それって凄いことだ。
キャストも堂本剛を筆頭にはまり役で、チンピラっぽい綾野剛、良い人すぎるミャンマー人の同僚モーさん(森崎ウィン)怪しすぎるキュレーターの早乙女太一(ほんとこういう役ハマる)、やり手の美術商(小林聡美)、謎の茶人(柄本明)、そして、古物商(片桐はいり)、全員最高でした。片桐はいりがエンドロールで流れて、え?どこに?って思ったら古物商!この古物商やってる男優さん、誰だっけ、絶対知ってると思ったのに、全然分からなかったよー
有る始まりを有る終わりで消す丸
今の日本の時勢をまるっと収めた荻上直子作品
社会的生物と言われるアリでも働きアリの2割は働かないらしい。よく働くアリが2割、普通が6割。しかし、よく働く2割のアリは短命だそうだ。わたしがはたらいている組織のレベルはまぁよく見積って下の中ぐらいなので、わたしを含めてよく働くアリはほんの一握りで、2割が普通、残りは働かない。それでもなんとかなってしまうから下から抜け出せないのだが、リーダーシップを取ろうとするものがいないばかりか、他の会社のスパイではないかと思うものが孤軍奮闘しているふりをして、上に媚びているアリ様。ミツバチの巣に偵察に来たキイロスズメバチに後継ぎの御曹司君は気が付かない。アリやハチの場合は女王を頂点とする家族社会で人間の会社組織とは異なるので、当てはめること自体がナンセンスともいえる。
芸術家とそれにぶら下がる美術商、画廊オーナーたちなどはもともと異なる種で寄生や共生関係ともいえよう。そうだ、人間の歴史はもともと搾取と寄生の歴史。よくて共生。家族間でもそんなことはいくらでもある。
売れっ子イラストレーターのアシスタントを首になった沢田。部屋に大きな水槽を置いてチョウザメみたいな動かない魚を飼っている。アリが部屋の隅で行列を作っている。列から外れて不織布の上を歩き回る一匹のアリの周りに刷毛で円を描く。アリが元の列に戻れないように通せんぼしていたのかもしれない。
怪しげな骨董屋(片桐はいり)に持ち込むと、店主にマジックを渡されてサインを入れろと。「さわだ」と書いたら、いつの間にか100万の値がつき、国立近代美術館に所蔵されるまでに。覆面アーティストの書いた円相図としてネットで騒ぎになり、バイトのコンビニ店が特定され、ファンが押し寄せる。まぁ、女子高生のひとりやふたりなら歓迎だ。
自分の絵が展示された美術館に行き、円の縁の絵の具に足を捕られ埋没したアリを助けようとして、作品に触るな💢と怒られる沢田。
大家のオバサンも滞った家賃なんかいいから、ずっと居てくれて良いのよ。その代わりに、ここに◯を書いて頂戴と手のひらを返してくる。
漫画家志望のアブナイ隣の住人(綾野剛)にとっては羨ましすぎる事態。隣同志の友達だから寿司奢れよとなる。アシスタントをやめて労働運動に目覚めた吉岡里帆(住宅公団の賃貸物件のコマーシャルにでてる)も駅前で「あたしだって寿司が食べたーい」と叫ぶ。
そういえば、廻らない寿司屋には30年ぐらい行ってないな。行くとしても有楽町角川シネマの上の階のス◯ローとかMOVIXさいたまの向いのがっ◯ん寿司ぐらいだ。
コンビニの先輩店員の役の森崎ウィンがとてもよい。しばらく見ないうちに(蜜蜂と遠雷ぶり)立派な大人になっていた。さすが、仏教国の旧ビルマ、ミャンマー出身。人間が出来てる。バイトをやめると決めた沢田に店の色紙にサインを貰う時もバーコードをスキャンして、自腹で買っていた。エラい❗
それにしてもコンビニも回転寿司もタコ焼きチェーン店も外国人の店員が多くなった。盆栽も茶の湯も外国で大会が開かれるまでになってしまった。
まるという作品に日本の時勢をまるっと収めた荻上直子の作品であった。
大阪城つくったの誰?
宇宙にも団子にも見える「まる」は、優れた作品が多様に解釈できる事を思い出させるが、凡庸な鑑賞者は自分の解釈が唯一無二だと思い込んで他の鑑賞者だけでなく制作者にすらそれを押し付けようとする。また、出資者は往々にして金で創造性まで買い取ったと思い込み、あわよくば自分も名声を得たいと願う。ペットとは言い得て妙だ。
主人公はどうやら名声には無関心で自分の創作意欲が満たされれば良しとする素朴なアーティスト気質の持ち主だが、芸術表現を極めると作品自体が語り始めて作者は匿名となるらしいから、アートの王道を歩んでいるのかも知れない。
…などという事を監督が言いたい訳では無いと思うものの、「表現」というものについて色々考えるきっかけになった。
全125件中、21~40件目を表示













