「淡々と始まって終わる「まる」」まる パジャマさんの映画レビュー(感想・評価)
淡々と始まって終わる「まる」
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時間が出来たので鑑賞しました。
淡々と始まって、淡々と終わる。
ストーリー的にすごく盛り上がるとか感情が強く揺さぶられるとか、そういった類の映画ではなく、見る人にかなり解釈を委ねられているのかなと感じました。それこそ、現代アートのようです。ところどころ、くすっと笑えるところがありました。
不思議要素があるのですが、今一つどういうことか理解できていません…『世にも奇妙な物語』に近いものを感じました。
さわだはローテンションで、頭の中で考えていることと実際に表出される感情の少なさが、演じられている堂本剛さんの雰囲気と相まって不思議な魅力になっていたなと思います。ひさしぶりに見た堂本さんの演技、良かったです。
綾野剛演じる横山がかなりそばにいてほしくないタイプのヤバい人で笑いました。
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トミーさんのコメント
2024年11月4日
そうか! 餞別の◯は右手で描いたんですね、サインを貰わないのも欲をかいてないって事なんでしょうね。
工事現場の柄本先生もそういう事なんでしょうか? 初心に還った?
パジャマさんのコメント
2024年11月4日
アーティストにとっては手は商売道具ですもんね。本人が一番よく描けたと言っていたのも、右手が治ってモーさんに描いた一枚でしたし(ここでモーさんが「さわだ」のサイン入りを強請らないのが良かったです)
寿司を貰って大人しくなる綾野剛、その通りだけど字面が面白くて笑いました。「おつかれおかえりおやすみ」のセリフがとても印象に残りますが、アドリブと聞いて驚きを禁じ得ません…。
トミーさんのコメント
2024年11月3日
さわだは右手を負傷したのが意外とショックだったのかずっと元気が無く、良い◯が描けたのもそのせいなんですかね。
綾野剛は寿司を遣ったらちょっと大人しくなった様で、貰えず暴れ回る吉岡里帆とはエライ違いでしたね。